麻生太郎氏は学習院大学政治経済学部を卒業したらしいが、おそらく勉強などせずにマンガばっかり読んでいたのだろう。あまりにもトンチンカンな発言が多すぎる。昔から「失言が多い」とよく言われてきたが、多分、無知蒙昧から出た本音を語っているだけと考えた方がつじつまが合う。次の記事を見て欲しい。
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年金の株への投資をまるで手柄のように自慢しているが、やっていることは公金による株の買い支えである。年金基金と日銀で何十兆円も株式市場に投資すれば株価は上がるのは当たり前で、そんなものは見せかけの好況感に過ぎない。いうまでもないことだが、株式投資は現金化しなければ利益は確定しない。麻生さんは「年金は80兆円増えている。」と言っているが、それは単なる絵に描いた餅でしかない。公的資金を株式市場から引き揚げにかかった時点で、日本株は大暴落するのは間違いない。今の日本の株価は、毎年何兆円もの公的資金が流入するという前提で形成されている。アベノミクスの破たんを露呈させないためには、これからも延々と公的資金を株式市場につぎ込み続けねばならないのである。
日本の一人当たりGDPは、バブル崩壊前にはアメリカをも上回っていたのである。それが今や、イギリスやフランスは言うに及ばず韓国にも追い抜かれてしまった。この客観情勢がアベノミクスの中身のお粗末さを如実に物語っている。無理もない、麻生さんのような経済音痴が長い間財務大臣をやっていたのだから。無能な政府首脳と、大掛かりな公的文書改ざんまでやってのける腐敗官僚。これでまともな行政が行われるわけがない。
今回の衆議院議員選挙には心して投票しようではありませんか。