中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
しつける
子供をしつけるということは、むずかしいことです。しつけるというのは、親にとって心地よくすることではありません。なにをどうしつけるべきなのか、これはこれで親としてはよく考えておかなければならないのです。
たとえば、礼儀作法で言えば、ちゃんと人様にあいさつができるようにする、これはやはりしつけておかなければならないことです。人から何か頂戴したり、あるいは何かしていただいたときに、「ありがとうございます。」と子供がいえなければ、親のしつけがだめだと思います。また、電車の中で大声で話すのは迷惑だということ、これももちろん大事なしつけです。つまり、しつけておかなければならないことは、社会で生きていく中で他人に迷惑をかけない、あるいは社会生活を営んでいく中で、他人との関係を円滑に進めていくときに、どうしてもやらなければいけないということをちゃんとしつけるべきなのです。
みなさんは、もうおわかりになっておられると思いますが、今はそういうしつけが極めてできていない世の中になってきています。たとえば、電車に乗る時、ちゃんと降りる人が降りてから乗るのがルールなのに、もう降りる人をかきわけて乗ってくる人。これは学生も大人も、よく見かけます。若い人だけではありませんね。
学校教育からいつのまにか、道徳という時間はなくなってしまいました。しかし、確かにこういうしつけを学校任せにするというのも、ちょっと考えものだと私は思います。で、さらに大事なことは、こういう社会的に必要なことは、早いうちからどんどん教えていかなければならないのです。私の個人的な目標で言えば、小学校の4年生までに、基本的なことはきちんとできなければいけないという考えでした。
ただ子供に教えるにあたって、自分がそういう無作法なことはできません。したがって、自分もまた何が人の迷惑になるのかを考えてみる必要があるのです。通勤電車の中で、これは迷惑だなと思うことはあります。私は家に帰ってきて、子供たちにこういうのを今日見た。あれは迷惑だと話すことにしていました。
すると、子供たちは子供たちでこういうのを見たとか、いろいろと話をしてくれます。子供は子供の感性の中でも感じることはありますから、それをきちんと聞いて、間違っている時は,間違っていると教えてあげなければならないのです。
幼稚園から小学校の低学年にかけては、子供たちにしつけなければならないことは、あいさつとあとかたづけでしょう。とにかくあいさつをきちんとできるようにするというのは、まず大事ですね。これはどの会社でも新入社員教育の第一歩だと思うのです。でも社会人になってまで、やはりあいさつ教育をするというのは、いかにそれだけしつけられていないかを物語る話だと思います。
あとかたづけは、私自身があまり得意ではないので、あまり大きな顔はできないのですが、それでも次に使う人のことを考えて始末することは教えてきました。私がつい忘れると子供たちの攻撃を受けますが、そういう時は素直に親も反省するべきです。わたしもごめんなさいとよく謝りました。
親が子供にあやまるということは、とても大事なことです。自分の子供といえども、それは一人の人格ですから、親が間違ったら、すぐ謝るべきです。ところが、つい、子供だからいいだろうといいかげんにあつかったり、あるいはそれを口答えだといって怒ったりする方がいらっしゃいますが、これは絶対にしてはいけないことです。親が子供に謝れば、子供もすぐに謝る子供になります。
私はよくお母さんたちにお話していたのですが、子供が何かやることの原因の大半は親にあると思っていいのです。よく子供をたたけば、子供も人をたたくようになります。子供に対してひどい口の聞き方をすれば、子供はよそでそういう口の利き方をしていると思って間違いはないのです。
子供はいろいろなことを真似て大きくなります。したがって、近くにいる大人の代表である親の真似は、小さい時は必ずするのです。
こういうことはしてはいけないと子供に注意すると、
「お父さんだってやってた。」
といわれることがあります。これはやはり、親が反省しなければならないのです。子育てやしつけは親がするものです。そして親がまた子供を通して勉強するものなのです。だから子育てはむずかしいし、また大変楽しいものです。
たとえば、礼儀作法で言えば、ちゃんと人様にあいさつができるようにする、これはやはりしつけておかなければならないことです。人から何か頂戴したり、あるいは何かしていただいたときに、「ありがとうございます。」と子供がいえなければ、親のしつけがだめだと思います。また、電車の中で大声で話すのは迷惑だということ、これももちろん大事なしつけです。つまり、しつけておかなければならないことは、社会で生きていく中で他人に迷惑をかけない、あるいは社会生活を営んでいく中で、他人との関係を円滑に進めていくときに、どうしてもやらなければいけないということをちゃんとしつけるべきなのです。
みなさんは、もうおわかりになっておられると思いますが、今はそういうしつけが極めてできていない世の中になってきています。たとえば、電車に乗る時、ちゃんと降りる人が降りてから乗るのがルールなのに、もう降りる人をかきわけて乗ってくる人。これは学生も大人も、よく見かけます。若い人だけではありませんね。
学校教育からいつのまにか、道徳という時間はなくなってしまいました。しかし、確かにこういうしつけを学校任せにするというのも、ちょっと考えものだと私は思います。で、さらに大事なことは、こういう社会的に必要なことは、早いうちからどんどん教えていかなければならないのです。私の個人的な目標で言えば、小学校の4年生までに、基本的なことはきちんとできなければいけないという考えでした。
ただ子供に教えるにあたって、自分がそういう無作法なことはできません。したがって、自分もまた何が人の迷惑になるのかを考えてみる必要があるのです。通勤電車の中で、これは迷惑だなと思うことはあります。私は家に帰ってきて、子供たちにこういうのを今日見た。あれは迷惑だと話すことにしていました。
すると、子供たちは子供たちでこういうのを見たとか、いろいろと話をしてくれます。子供は子供の感性の中でも感じることはありますから、それをきちんと聞いて、間違っている時は,間違っていると教えてあげなければならないのです。
幼稚園から小学校の低学年にかけては、子供たちにしつけなければならないことは、あいさつとあとかたづけでしょう。とにかくあいさつをきちんとできるようにするというのは、まず大事ですね。これはどの会社でも新入社員教育の第一歩だと思うのです。でも社会人になってまで、やはりあいさつ教育をするというのは、いかにそれだけしつけられていないかを物語る話だと思います。
あとかたづけは、私自身があまり得意ではないので、あまり大きな顔はできないのですが、それでも次に使う人のことを考えて始末することは教えてきました。私がつい忘れると子供たちの攻撃を受けますが、そういう時は素直に親も反省するべきです。わたしもごめんなさいとよく謝りました。
親が子供にあやまるということは、とても大事なことです。自分の子供といえども、それは一人の人格ですから、親が間違ったら、すぐ謝るべきです。ところが、つい、子供だからいいだろうといいかげんにあつかったり、あるいはそれを口答えだといって怒ったりする方がいらっしゃいますが、これは絶対にしてはいけないことです。親が子供に謝れば、子供もすぐに謝る子供になります。
私はよくお母さんたちにお話していたのですが、子供が何かやることの原因の大半は親にあると思っていいのです。よく子供をたたけば、子供も人をたたくようになります。子供に対してひどい口の聞き方をすれば、子供はよそでそういう口の利き方をしていると思って間違いはないのです。
子供はいろいろなことを真似て大きくなります。したがって、近くにいる大人の代表である親の真似は、小さい時は必ずするのです。
こういうことはしてはいけないと子供に注意すると、
「お父さんだってやってた。」
といわれることがあります。これはやはり、親が反省しなければならないのです。子育てやしつけは親がするものです。そして親がまた子供を通して勉強するものなのです。だから子育てはむずかしいし、また大変楽しいものです。
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