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残念だった時は、切り替えるしかない

というほど、簡単な話ではありません。

これまでかけた努力、時間を考えれば、切り替えろ、と言ってもそうなかなかできるものではない。

しかし、中学受験、特に東京、神奈川の受験はまったなしで進みます。

高校受験は私立が終わって一息おいてから公立がくる。大学受験もセンターが来て、私立があって、それから国立の二次になる。

そんな余裕がない。立て直す時間は充分ではありません。

ただ、だからこそ、やはり切り替えるしかない。

問題を読み違えたかもしれないし、思いつかなかったかもしれない。

でもそれは全部受け入れて、明日がんばるしかないのです。

終わったことは、変えられない。

でも明日のことは変えられるのです。

どこかで流れを変えましょう。

一旦流れが変われば、勢いを戻すことはできます。

以前、1日の頌栄に落ちた子がいました。

途中結局、1校だけ滑り止めに止まり、最後の最後にもう一度頌栄に挑戦しました。

偏差値からすれば結構差があったでしょう。でも彼女は合格しました。

最後の想いが彼女にすべての力を出させてくれたのでしょう。

この入試は僅差の勝負です。

だからしっかり粘って、ていねいにもう一度、問題を解いてきてほしいと思います。

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成長

この受験で、子どもたちは驚くほど成長した姿を見せます。

中学受験は、ある意味、子どもたちが自分の力で突破しなければならない関門です。

今の瞬間は、だれもが受験生ですが、この後、結果が出ていろいろな経験を積むことになるでしょう。

しかし、その経験は絶対に子どもたちに大きな成長を与えてくれるものです。

親としては、これまで一緒になってがんばってきましたが、ここからは一歩下がって見守る段階に入ります。

といって、まだまだ経験は不足していますから、タイミング、タイミングでアドバイスは必要です。

ただ、自立の時期がこれから始まるのです。

ここまで大きく成長したことを、お父さん、お母さんはぜひ実感してください。

そしてその姿をしっかり見守ってください。

本当にこの受験で子どもたちは、大きく変わります。

だからこそ、積極的にあすを目指す姿勢が身につくように、応援してあげてほしいと思います。





中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子(アンドロイド版)

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