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できないと嘆く前に

中学受験を始めたら、子どものできないところに目がいきます。

しかし小学生ですから、そんなに器用にたちまわれるわけではありません。

ノートだってまだまだだろう。宿題も進まないかもしれない。

できないことを考えたら、

「本当に合格できるのだろうか?」

と思ってしまうかもしれません。

悲観的になりがちです。

だからできることを数えてみた方が良いのです。

日に日に成長のあとがわかります。

ほめようとすれば、子どものできることに目が行くようになります。

「今日、ほめることはなかったか?」

と考えてみれば、

「あ、こんなことができた」

という発見があるでしょう。

しかし、特にお母さんは子どもたちとの距離が近い分、むしろできないことにどうしても目が行きます。

だから必然小言が多くなります。でも子どもたちは大変なことを始めたわけですから、そこはもう少し時間をかけてみてあげないといけない。

新学年になったのだから、まずほめることから始めましょう。


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