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自習室

 大学受験の予備校だと、多くの校舎に自習室が作られています。

 覗いてみると、たまに寝ている生徒もいることはいるが、基本的にみんな勉強している。予備校は浪人と現役が両方いるので、現役の生徒が浪人に遠慮して使いにくいということもあるらしく、現役用の自習室と浪人用の自習室もあります。大学受験の塾の場合は、自習室がないとなかなか生徒が集まらないそうです。

 ところが、高校受験の塾とか中学受験の塾で自習室はあまり見たことがない。特に講習中は教室がフル稼働しているところもあり、なかなか自習室を作ることができない。ので、最近、個別指導の教室に自習室を完備するところが増えてきました。

 個別指導は集合塾に比べると塾にいる時間が短い。1単位が1時間半程度ですから、それだけだともったいない、という感覚がどうしてもあるのでしょうか。したがって、塾の方も自習室を用意して「長くいられるよう」に配慮しているのでしょう。

 大学受験生が自習室を利用するのは、やはり「勉強に集中できる環境」ということが大きいようです。家でやれば良いという生徒もいますが、「家だといろいろあって」というのでわざわざ自習室に来て勉強している。

 ところが小学生の場合はどうも、お母さんに「行ってらっしゃい」と言われて出されるケースが多いらしい。

 どうも、家で勉強しているとお母さんの方が息が詰まってしまう。余計なことを言ってしまうし、ストレスがたまる。それなら個別の自習室でやっててもらった方がまし、ということなのでしょうか。先生が管理してくれていればまだいいが、結局本人の勉強の質が上がっていってないと、何も効果はありません。自習室で何となく時間を過ごして、勉強した気になって帰っていく子は案外多いのです。

 まずは自分でしっかり勉強できるようにしつけて、自習室はそれから、考えた方が良いでしょう。

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速さの問題
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中学受験 算数オンライン塾

8月21日の問題
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がまんてきない子


中学受験をする以上、いろいろなことはがまんしなければなりません。

例えば、この夏休み中でも講習があり、家での勉強があり。友だちとプールに行こう、とか遊園地に行こうとかいうプランは断念しなければならない。

また、勉強時間を確保するために、テレビをがまんしたり、ゲームをがまんしたりしなければならないでしょう。

私はよくゲームの禁止令を出していました。

夏休みに入ったら以降、入試が終わるまでゲームはすべて禁止。

漫画やテレビはさておき、ゲームは一度やりだすと、つい時間を忘れてしまう。だから、きりがないのです。

「志望校に合格したいと思う以上、何かはがまんしなければならない」

ということは良く教えておかないといけないわけですが、しかし、これができない子は少なくありません。

家だと監視の目があるので、友だちのウチに上がりこんでみたり、携帯型だと布団の中に潜り込んでやったり。(結果として目が悪くなったりするわけですが。)

こういう執着はある意味、勉強に活かせればよいのですが、しかし、本人がしたいこと、おもしろいと思うことにしか働かない。

で、こういう子どもたちにはよく『切り替えを早くする』という話をしていました。

「漫画が読みたい、でも宿題をやらないといけない。と思うでしょ? そのとき、漫画は今すぐ読まなくてもどこかにいってしまわない。だから切り替えを速くして、宿題をやり、それから漫画、という順番を立てる。」

「でも、宿題もどこにも行かないじゃない。」

「しかし、宿題はやらないといかんわけでしょう。」

「うん。」

「それが済んでからの方が、漫画を読むのも楽しくないか?」

「早く読んでから、宿題をした方が気分がすっきりして。」

「でも、読んでしまうとまた違うのが読みたいでしょ?」

「ま、そうなんだけど」

「だから、切り替えを速くするんだ。とっととやって、安心して読む。」

「でもねえ、お母さんがまた次の課題を出して来たりするんだよ。だから読めないじゃん?」

「・・・・」

親もがまんしないといけないところはありますね。


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4年生の夏休みに分数と小数の計算を練習しよう
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今日の慶應義塾進学情報

慶應湘南の女子
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「で、いつ終わるの?」

夏休みの課題を出して、新学期の最初の授業の日。

やったノートを見せてもらったり、お母さんの証明書をもらったりしたものですが、しかし、残念ながら締切期限に間に合わない場合があります。

「がんばったんだけど、終わりませんでした。」

そう、言えることは大事だが、しかし、それで終わりにはしません。

「そう、じゃ、いつ終わるの?」

と言うと、だいたい子どもはびっくりする。

つまり、夏休みの課題は夏休みに終わるものであり、夏休みが終わったら、もうしなくてもいい。

いいえ、そんなことはありません。

やらなければいけないことは、やりとげる。これが大事。したがって夏休みの課題は期限が過ぎてもがんばらないといけない。

もう秋も深まるころ、

「ようやく終わりました!」

と持ってくる子がいました。

「えらかったねえ。よくがんばった。」

最後までたどりついて、自分で勉強できたことがすばらしいのです。

だから、夏休みにがんばってもできなかったら、いつ終わるか、もう一度計画を考えてみればいいのです。

一番いけないのは、途中でやめてしまうこと。これだとせっかく途中まで頑張ったのに、やりきらない分、子どもに自信がつかないし、力にもならない。

やらなければいけないことは、しっかりやりとげる。

これは受験勉強で身につくひとつの大事なステップですから、ぜひがんばってください。

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3つのてんびん算
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8月19日の問題
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ある女子校の決断

その女子校は、良妻賢母を育てるという趣旨で100年以上前に創立されました。

しかし、校地は都内とはいえ、環境的に優れたお嬢様学校になる場所ではありませんし、しかもそれほど広くはない。

女性が社会的進出を続けている以上、ただ良妻賢母を育てるでは、下火になるに決まっている。そう考えた学校は、大学受験でそれなりに実績を出し、進学校にしようと考えます。

だからといって、すぐに大学受験の成果が出るわけではありません。偏差値もそれほど高くはなく、しかもおとなしい女子校だと思われている。

そこで医学部志望の女子に狙いを定めた。

理系の教育に力をいれ、理系に強い女子を入学させる。そのために、すべての校舎に冷暖房を配置し、夏でも冬でも快適に教室で勉強できるようにする。理科の実験室は充実する。教員も大学受験に力を入れ、入試日も工夫をこらし、なるべく多くの優秀な受験生が受けられるようにする。

また入試問題も明確に変えました。

これまでどちらかといえば、特徴のない入試問題であったのが、算数や理科の問題を少しずつ難しくしていく。学校が理系に強い、というイメージを徐々に作っていったのです。

それが達成されるまでにはもちろん相当の時間と多くの人の努力があったでしょうが、この学校は女子の受験校として認知されかなり難しい学校になりました。

なぜ、こんなお話をするかといえば、学校が入試問題を変えた、という点です。

これはほかの女子校でもありました。だいたい、女子校は男子に比べて算数や理科の問題を難しくできない。難しくすると女子に敬遠されてしまう、からです。

しかし、それでは学校の特質が出せない。この学校はそこで、大々的に入試問題の解説を始めました。

こういう問題を出す。合格点はこのぐらいにする。ということをどんどん広報していった。

もちろん、それができない子は、この学校を敬遠することになるかもしれません。しかし、逆にそういう分野が得意な子どもたちはそれに目を輝かせる。

そういう分野が得意だったら、「この学校なら合格しやすいかもしれない」と思ってもらえる。

当たり前ですが、それだけで学校の人気は上がりません。その学校も校舎は大々的に改築したし、大学受験のプログラムも新たに作り直したし、大学受験は英語で決まる、と考えて英語教育にも力をいれました。

その結果として、この学校も以前にくらべれば相当難しくなりました。

つまりは入試傾向というのは、学校の意図が明確に表れているのです。

こういう子に来てほしい。こういう問題が得意な子に入学してほしい。

だから入試傾向は研究すべきだし、その傾向に合致するならば、学校の求めている人材である可能性が高くなるわけです。

最近、難関校はさらに学校別傾向を先鋭化しており、その意味でこの後半はしっかり志望校を絞り込んで学校別の対策を考えていってほしいと思います。


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金属の計算問題
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慶應内の志望順位
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算数の本質

例えば6年生が比を解いていく中で

【3】-4=【1】+2

などという式を解いていく場合があるでしょう。

これを大人が見ると、あ、方程式じゃないか、と思いがちなのですが、実はそうではありません。

方程式で考えると、当然、左のー4を右へ、右の【1】を左へと移項することになるわけですが、算数の考え方は



というような線分図を考えたとき、

【3】と【1】の違いである【2】が2+4=6と等しいから【1】=3と解くような考え方なのです。

数学はひとつの考え方から解いていく。移項して、正負の数を考えていくわけですが、小学生はそういうことは知らないから、自分の知っている方法の中で解く。

もちろん、慣れてくれば毎回線分図を描くことはなくなりますが、もとの考え方はそういう工夫なのです。

正方形の面積が196cm2のとき、正方形の1辺の長さを求めなさい。

という問題も、これは数学でいえば二次方程式かもしれない。

しかし、196=2×98=2×2×49=2×2×7×7 と分解できるから1辺の長さは14cmと求めるわけで、その工夫を考えるのが算数だといっていい。

数学を知れば、もっと考える道具が増えるかもしれないが、算数はその道具を限ってその代わり、それをいかに使うか、ということを考えさせようとします。

だから、中学入試の問題を大学生が解くと解けなくなる場合があるわけです。これは大学生ができないからではなく、「そういう考え方に慣れていない」だけのことです。

限られた道具立ての中からどうやって問題を解けばいいか工夫する。図を描いてもいい、表を作ってもいい、あるいはグラフを考えてもいいかもしれない。

全部書き出しちゃう、という手にでて、そのうち規則が見つかる場合だってあるでしょう。

入試は時間が限られるし、合格点はとらなければいけないから、つい道具立てを増やす方向に行きがちですが、しかし、道具を増やせば実は子どもたちがマスターしなければいけないことが増えてしまう分、子どもは算数の本質にたどり着く前にくたびれてしまうということがおきる可能性があるのです。

中学校の先生は、小学生の知っていることだけで解ける問題を作ろう、ということで作問をします。逆にこれを知らないとできない、というようなことはすべて問題に書いてしまわなければいけないという条件が付いています。

だからそこは信頼して、子どもたちの知っていることだけで、どうやって問題を解けばいいか、ということに集中する方が、結局算数はできるようになると私は思います。

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後半戦へ
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中学受験 算数オンライン塾

8月17日の問題
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解答用紙と計算用紙


過去問を解くために解答用紙に解答を書きこむように指示される場合があるでしょう。

で、算数の場合、そうなると答えを書きこむだけになる場合があるので、計算用紙にたての計算を書き連ねて、それで答えが出たところで解答用紙に書きいれる、というやり方をする子どもが多くなります。

この方式は私は、あまり賛成できない。

問題は、その計算用紙を見ていただくとわかると思うのですが、後から見ても何をどうしたのかが、わからない。

こうなると、途中で勘違いしたことに気が付くと、すべてやり直しになってしまう。

式を書いて、出してきたものをメモしていれば、途中式のところで

「ここが違うんだから」

と考えなおしができるのですが、一からやり直すことになるとそれだけ時間をロスすることになります。

だから、子どもたちには計算用紙として紙を渡さない。

「ここに式を書きながら解いていきなさい。」

と言います。

同じ白い紙の使い方ながら、「計算用紙」として渡すと計算だけがごちゃごちゃ並んでしまう。

「解き方を書いていく」

と指示すれば、それなりに論理過程が明白になる。

入試では後者のやり方をしていた子どもの方が正解率が上がります。

今、やり始めたところだからこそ、やり方に十分注意してください。

記述式でなくとも、式を書いていった方がやはり、正確に解き上げることができますから。

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平面図形の問題
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自由研究と労作展
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方程式

5円玉と10円玉があわせて40枚、325円あります。

5円玉は何枚ありますか。

中学1年の数学の問題集にのっています。

5円玉の数をXとすると

5X+10 (40-X)=325

5X+400-10X=400-5X=325 5X=75 より X=15  

と解くわけですが、これを中学1年生はつるかめ算で解いてしまう。

「あのね、これは方程式の問題なの。」

「でも、つるかめ算の方が簡単じゃないですか。」

「その通りだけどね。ここは方程式を勉強してるんだから、方程式で解くの。」

「そんな、面倒な。」

まあ、だいたいこういう会話は必ずといっていいほどおきます。

解き方は本質的には同じであって、もし全部が10円玉だったとしたら10×40=400円 10円を1枚5円玉に置き換えると5円少なくなってくるから

(400-325)÷(10-5)=15枚

と400-5X=325になっているのです。

だから、算数の問題は方程式で解ける。その通り。じゃ、方程式を覚えておいた方が良い。これはそうともいえるし、そうでないともいえるでしょう。

方程式を学ぶためには正と負の数の関係がわかっていないといけない。当然、移項はできなければいけない。式の展開もできないといけない。

で、そこまでそろって方程式を使えるということになるわけですが、算数の問題はそう簡単ではない。

むしろ、方程式で解けないように、問題を作る傾向があります。

中学入試の算数の記述の問題で「方程式を書いて×になるか?」と言われれば、×にはならないでしょう。しかし、方程式を覚えることは、中学入試の算数では回り道になることが多いのです。

解いている本質は同じことをしているが、実際には違う考え方をしている。そして、この違う考え方こそが、算数の本質になってくるので中学校の先生はその本質に根差した問題を作ることになる。

方程式を覚えさせますか?と聞かれれば、指導は一切したことがありません。だから「方程式をやった方が良いですか?」と聞かれれば「必要はありません。」とそう答えます。

ただ、子どもが公文なんかに行って先に方程式をやって、それで解いていたとしてそれを止めもしません。

算数にはその解き方において自由な考え方が必要であり、「こうでなければいけない」という解き方は何もないと私は思っているからですが。

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第44回 前期と後期の勉強は違う
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中学受験 算数オンライン塾

8月15日の問題
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子どもの受験ですから

中学受験は、お父さん、お母さんが子どもたちを手伝いやすい。それは子どもたちが受験に伴ういろいろなデメリットを未然に防ぐことができるので、大変良いことだと思っているのですが。

しかし、最近はお父さん、お母さんの入れ込みすぎ、というのがあるようです。しかも、そのストレスで親の具合が悪くなってくる。

特にお盆休みは、子どもは家にいるし、暑いし、子どもの勉強を見ているとストレスがたまる?ということで、体調がすぐれなくなる方が増えているのだそうです。

いやいや、そこまでは必要ない。

やはり、最後は子どもの受験です。

本人ががんばらないと、結局力はつかないし、本人が勉強して、本人が受験しての結果です。

ご主人の実家の目が厳しい、というご家庭もあるかもしれないが、まあ、そういうのはあまり考えないことにしましょう。

受験の結果は本人が得るもので、親はあくまでサポートするだけです。

あまりそれを深刻に考えてはいけない。

中学受験は確かに一度だけですが、この先まだまだ受験はあるので、自分にプレッシャーをかけるのはやめておいた方が良いでしょう。

それに、そうなると子どもにプレッシャーがかかることにもなるのですから。


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苦しんだ分だけよくわかる
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調味料の問題
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計画通り進まない子


お盆休み、家で勉強することが多いので、当然計画は立てているのですが、その通り進まない子が多いと思います。

実際にはいくつか原因が考えられますが、解決するヒントをいくつか。


1 一緒に勉強を始める

さあ、勉強だ、という時間になってもついテレビを見ていたり、あるいは本を読んでいたりして。

「もう勉強の時間じゃないの?」

と声をかけても、踏ん切りがつかない。こういう子は、いっしょに勉強を始めてあげることでしょう。うるさく言っても反抗期になっていると、さらにめんどくさがる場合がほとんど。

だから一緒に勉強してしまう。始めれば案外進むものです。


2 できることを間にはさむ

できないことが続くと、特に進みが悪くなります。だからあまり「できないこと」を続けないことが大事。算数の難しい問題をやったら、社会の暗記をするとか。

必ず成果が出るものを、間に挟んで、子どもたちのやる気を継続することです。


3 ちょっとしたごほうびを

勉強したら、ごほうびもあってよいのではないでしょうか。

ちょっとしたごほうびは、子どもたちにやる気を与えてくれます。例えば、この問題が終わったら、アイスクリームを食べよう、とか。これが終わったら、ゲームが30分できるとか。

わずかなことですが、それで子どもたちががんばるようになると、それはそれで進歩です。とっかかれない子も、「これが終わったらジュースね」というだけで、がんばることもあるものです。

工夫してあげても良いことではないでしょうか?


4 おわった計画にしるしをつける


計画は大書して、終わったら赤いペンで大きく線を引いていく、というように視覚的に「何が終わったか」をわかるようにしていくと良いでしょう。

線を引くことが快感になってくれば、しめたもの。そして赤い線が増えていくごとに、子どもたちにはさらにやる気が出てきます。


5 計画は修正するもの


計画を立てるときは、このくらいできるだろうと思ったものの、実際にはそんなに進まない。できない問題も多いし、やり直しに時間がかかる場合もあるでしょう。

だったら、計画を見直せば良いのです。「そんな決めたことだから」と思わないでください。無理だと思っていると、もっとやる気はなくなってくるもの。

やる以上、達成することは子どもの自信につながるのですから、修正して「達成できる計画」にすることが大事です。


計画を達成していければ、子どもたちの自信ややる気につながっていきます。お盆休み、ぜひ上手に子どもたちのやる気を引き出してあげてほしいと思います。


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暗記のテキストとともに
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中学受験 算数オンライン塾

8月13日の問題
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秋の模擬試験のスケジュールを考える

9月から6年生は模擬試験が始まります。

大きな模擬試験がいろいろな塾で実施されるので、これは受験して力をつけていきたいところですが、このスケジュールを決めて申し込みをしなければなりません。

最近は、私立の中学校で模擬試験を実施する場合があるので、受験会場を試験前に体験することもできます。ただ、こういう会場は定員があるので、早めに申し込みをしないと会場がいっぱいになってしまいます。

受験する模擬試験を決めたら、必ず申し込みの期日を忘れないようにしてください。

インターネットで申し込みができるようになっているので、それは便利ですがやはりアクセスは集中します。ので、上手に時間帯を選んでください。

それともうひとつ大事なのが志望校判定の学校。

これも事前に入力するところが増えました。

学校コードが決まっていて第一志望から順に入力をして判定を受けます。だから判定を受けたい学校をしっかり考えておかなければいけません。

総合の判定テストのほかに学校別の模擬試験もあるので、受けようと思えばそれこそ毎週試験がある、みたいなスケジュールも可能ではありますが、やはりそれは負担が大きい。

スケジュールと勉強の進み具合を考えながら、月2回程度の模擬試験スケジュールにすると良いでしょう。


参考記事 模擬試験の選び方


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お盆休みに苦手をひとつ克服する
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食塩水の問題
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