ふつうに考えたら、わたしのやっていることは変。
キモくてウザい。
娘一家の引っ越しに連日顔を出して、
「この押し入れには**を入れるように」
「ふだん使わないものは天袋に入れるように」
など、「ああせい」「こうせい」と指図ばっかり。
たとえば、長男一家や次男一家にこんなことをするなど考えられません。
向こうも、わたしの介入は断固拒否するはず。
でも、娘はべつです。
トロくてノロくてグズな娘。
「引っ越し片付け」などという高難度タスクに、うまく対処できるわけがない。
ああ。
わたしに「自由に動いていい3日間」が与えられたらなあ。
(夫と協力して)
ダンボールをすべて開け、
要・不要を分別し、
不要物はクリーンセンターに捨てに行き、
必要物は、出しっぱなしにならないよう収納場所を確保し、
その際、収納・整理グッズを適宜購入し、(ホームセンターやアマゾンで)、
あっという間に片付けを完了するのになあ。
不機嫌な娘とのストレスフルな攻防に加え、
「マメを守らなくては」というおなじみのプレッシャーも、わたしを疲弊させます。
たった1年弱ではあっても、住み慣れた街や家(社宅)を離れるのはマメにとって辛かったのでは?
情緒が不安定になっているのでは?
家の中が雑然として落ち着かないしね。
ほら、何だか表情がさびしそう。
ここから、例によって例のごとくの「猫かわいがり」に一直線です。
意味もなくしょっちゅう抱きしめます。
一日中べったりと遊び、おつかいなどの用事にはすべて連れ歩きます。
「マメちゃん、マメちゃん」「ばあば、ばあば」の蜜月状態です。
ふ〜疲れる...。
そんな過保護気分を打ち消す(打ち消したい)自分もいます。
「マメはそんなやわな子じゃないよ」
「引っ越しごときでいちいちメンタルが低下したりしないよ」
「それに、少しぐらいメンタルが落ちてもいいじゃん」
「そこから立ち直るのも成長なんだから」
とか何とか。
早くこの「引っ越し狂想曲」が終わってくれないかな。
幼稚園選びにつづいて、わたしのメンタルこそ危機的状況です。