幼稚園見学を申し込むとき、電話口ではよけいなことを言わないに限ります。
たとえば「あのー、おとなは何人まで付きそっていいですか?」などと。
当日はとにかく3人で行ってしまいます。
両親のほかに祖母まで来ているのを見て、受け付けの人は「えっ」という顔をしますが、まさか帰ってくれとは言えません。
「すみません、おおぜいで押しかけて」とていねいに挨拶すると、「大丈夫ですよ」と笑顔で受け入れてくれます。
もうひとつ、難聴のことも電話では伝えません。
面倒がられて「門前払い」などされてはたまりません。
(一度目の幼稚園選びのとき、苦い経験があります。)
じっさいにマメを見てもらうところまでは、何としてもたどり着かねば。
当日、まっ先に難聴のことを伝えます。
ハキハキと名前や年齢を伝えるマメのかしこげなようすで、園側はひと安心。
入園を渋られるようなことはまったくありません。
さて、4園を2園にしぼりこんだところまでは前記事でお伝えしました。
その後、B園とD園を細かくくらべた結果、D園に軍配が上がりました。
「これで決まりだね」という感じになり、めでたしめでたし。
パパママはホッと顔を見合わせています。
と・こ・ろ・が。
わたしには「一件落着感」がありません。
ほんとうにD園でいいの?
やっぱりB園の方がいいのでは?
D園の**なところが引っかかるけど大丈夫?
その確認のため、もう一度D園に見学をお願いする?
あげくに、まったく新たなE園という候補を見つけました。
娘たちの家からは少し遠いけれど、ある魅力を持った園です。
(なぜ今まで考えつかなかったんだろう?)
こういったことを娘夫婦にラインで伝えました。
たぶん、ふたりであきれ返ったことと思います。
「お母さんほんとにしつこいんだよ、いい加減にしてほしいよね」などと。
しばらくして婿さんから返信がありました。
*D園が第一希望です
*B園に未練はありません
*E園のことは想定外だったので、見学してもいいかなとは思います
*見学した上でD園かE園に決めます
というわけで、今週中にE園を見学することになりそうです。
何だか疲れ果てました。
「今回の幼稚園選びがマメの人生を左右するかも」的な不安感で、心が休まりません。
大丈夫か、わたし?
メンタルが変になってるのかも。