孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

話せばわかるマメ(2)

2023-12-21 20:34:07 | 2歳半から

わたしは日ごろ、風邪ごときでは医者に行きません。

娘も、売薬でテキトーにしのぐことが多いとか。

 

でも今回は、症状のつらさをかんがみて、帰宅後すぐふたりで耳鼻咽喉科に行きました。

もらった薬を飲んでひと晩寝たところ、翌朝は少し楽になったわたしです。

でも、娘のハァハァはおさまりません。

 

「ベッドで横になってなさい」

ということで、マメの世話はやっぱりわたしの役目。

(今回は夫も大分かつやくしましたが。)

 

さてマメです。

思いがけず、とつぜん「ばあばのおうち」に来られて、うれしさを隠しきれません。

ハイテンションで「ばあばあそぼう」を連発し、手を引っ張ります。

はじめはわたしも遊びの相手をしたのですが、とにかくだるい、だるくてたまらない。

 

そこでマメによくよく言って聞かせました。

*ばあばは病気で、マメと遊ぶ元気がないの

*ソファに横になってマメのこと見てるから、マメはひとりで遊べるよね

 

すると、「ウン」とうなづくマメです。

好きなおもちゃをソファのそばに持ってきて遊んだり、

小さな背中をこちらに向けて、いっしんに集中したり。

 

なあんだ。

マメのこと、見くびっていたわね。

マメはもう「話せばわかる」くらいに成長していたのね。

うれしい驚きでした。

 

今日も、ほぼ快復した娘を送って行くことになって...。

ふだんなら絶対にわたしも同行するところですが、もう無理はしたくない。

「ばあばね、まだ病気が治らないから行かないよ、じいじが送ってくよ」

 

すると、やはり「ウン」と殊勝にうなづいて、「バイバイ、タッチ」と手を出してきます。

ああもういじらしくて、いとしくて...。

 

ちなみに今朝、「今日はすごく具合が良いよ」と娘が言うので、「じゃあ明日でなく今日帰れば」と言ってしまったのです。

娘は明日の金曜日まで泊まるつもりでいたようですが。

自身の体調不良の中でのこの3日間、わたしもとてもつらかったのです。

昼すぎに娘とマメを乗せて夫が出発したあと、しみじみの開放感で風邪も治ったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


話せばわかるマメ(1)

2023-12-21 20:03:48 | 2歳半から

10日ほどまえ、マメが軽い風邪症状を呈しました。

いつものようにすぐ治って元気になりました。

 

ところが4〜5日たって、じいじを除くおとな全員が感染しました。

熱はないけど、

のどが非常に痛く、

からだが非常にだるい。

けっこう強力な症状です。

 

発症から3日たった、おととい火曜日、

「つらいなあ、家でゆっくり休みたいなあ、でも娘もこんな感じだったらサポートしないとね」

と、夫とふたり、頑張って出かけました。

 

娘宅についてすぐに気づきました。

娘がハァハァと肩で息をしていることに。

こ、これはやばい。

 

子どものころから、風邪をこじらせるとよくこんな感じになった娘。

こじれこじれて、肺炎寸前まで行ったこともあります。

 

瞬時に判断するわたし(=統括本部長)です。

「2〜3日うちで過ごそう。すぐ出発するよ」

「うん!」

娘とマメが異口同音です。

 

すぐ婿さんに連絡して了解をとるよう伝え、わたしも並行してラインを送ります。

「これこれこういうわけで、ふたりを連れていきます。いつも甘やかし両親ですみません」と。

婿さんから気持ちのいい返信が来たところで、出発進行!

 

ただ、ハァハァあえぐ娘ほどではないけれど、わたしもかなりの不調(とにかくだるい)です。

往復4時間近いとんぼ返り車旅(運転は夫がしたけれど)と、帰宅してからのマメの世話。

もうつらいのなんのって...!!


8000円の本棚を買ったけど

2023-12-14 16:26:23 | 2歳半から

<マメを本好きな子に育てる>

という至上命題のもと、アマゾンで開架書棚を購入しました。

けっこう高かったです。(8000円くらい。)

ある難聴児ブログのまねっこです。

表紙が見えることで、こどもが手に取りやすいとか。

 

効果のほどはどうだったか。

う〜ん...ビミョーです。

ま、即効は期待していないし、長い目で見ようとは思いますが。

 

それと最近、わたし自身の「絵本読み聞かせ」モチベーションが下降気味です。

先月次男一家が遊びに来たときの、嫁さんのひと言がダメージでした。

「ああ絵本ですかー。

長男(現在中2)の幼児期、毎晩一生懸命読み聞かせたんですけど...。

いまのあの子、まったく本好きではないです」

 

えっそうなの?

ガクッ!

絵本読み聞かせは、必ずしも効果があるわけではないのね?

それじゃあ、いったいどうやって本好きっ子に育てたらいいの?

 

ウン十年まえのわたし自身のことを考えてみました。

わたしの両親は「幼い子どもに毎晩絵本を読み聞かせる」ようなタイプではありません。

でもわたしは、未就学児(4〜5歳?)のころから

「あ〜ん、もうおうちに読む本がないよ〜、買って〜」

と、よくねだっていたそうです。(母親談)

 

この発言からわかることは、

「早い時期から、親に読んでもらうのでなく自分で読んでいた」ということです。

ということは、マメも、文字の習得を急いだほうが良さそうです。(もともとそのつもりでしたが。)

 

できるなら、当時のわたしにインタビューしてみたいです。

「どういうきっかけで本好きになったの?」と。

 

 

 

 


マメの日常

2023-12-07 20:11:46 | 2歳半から

去年の今ごろ、マメを「児童発達支援」的なところに通わせたくて、アチコチ問い合わせをしていました。

1歳半を過ぎたマメに、週1回のろう学校以外の「行くところ」をつくってあげたくて。

けっきょく「児童発達支援」はダメで、ガッカリしたのですが...。

 

1年後のいま、マメには「行くところ」がいくつか見つかっています。

それに加えて、わたしたち祖父母が月・水・金曜日に行くので、マメの毎日はけっこう盛りだくさん。

 

月曜日: ベビーくもん(11:00〜11:30)/ 午後は祖父母と遊ぶ

水曜日: 幼稚園のプレクラス「ひよこルーム」(10:00〜11:00)/ 午後は祖父母と遊ぶ

木曜日: ベビーくもん(11:00〜11:30)

金曜日: ろう学校幼児教室(10:00〜12:30)*片道1時間、祖父母が車で送り迎え

 

祖父母が行かない火曜日と木曜日(午後)は、近くの児童センターに娘が連れて行っているようです。

ここは、児童館制度が充実していない娘の地域で、唯一の独立児童館です。

よく通うので、職員さんにも「マメちゃん」「マメちゃんママ」と、おなじみになっているらしい。

 

ベビーくもんは、「学習成果」のほどはよくわからないけれど、そこは始めからあまり期待していません。

とにかく「行くところ」の確保でしたから。

くもんリュックをしょってウキウキと通っているようなので、まあ良かったです。

 

祖父母との遊びは公園遊びが主です。

昼食のあと、

「さあマメちゃん、公園行こうか」

「ウン!」

ということになり、徒歩10分ほどの公園に向かいます。

抱っこ要求もすっかり影をひそめ、タッタカとよく歩くマメです。

 

大型遊具があり、マメは活発にからだを動かして遊びます。

公園のつぎは近くの大型スーパーに寄るのが定番コース。

店内のおもちゃ売り場、100円ショップ、書店、ペットショップなどをはしごしていると、娘が合流。

フードコートか店内スタバでおやつ。

 

4時ごろ帰宅し、軽く遊んで「ばあばたちそろそろ帰るよ」。

帰すまいと、「ばあばあそぼう」を連発して手を引っぱるマメでしたが、「暗くなるとおばけが車の中に入ってきて、ばあばもじいじもガオーって食べられちゃう」と言うと、最近は納得して(?)手をはなします。

 

2歳7ヶ月のマメ、こんな感じの日常です。


マメ2歳7ヶ月

2023-12-02 12:43:05 | 2歳半から

2歳7ヶ月になったマメ。

言葉の状況を書きます。

 

<おとな(ばあば)の言うことを繰りかえす>

かんたんな用事のやりとりだけでは言葉の発達は促せないと思い、少し長めの文を使うことがあります。

「マメちゃん、今日はお空が青いね、雲がぜんぜんないね」

「お外はすごく寒いから、あったかいオーバー着ていこうね」

「公園で亀さんにパンパンあげてからすべり台しようか」

など、5語文〜7語文。

 

すると、「うん」と返事したあとで、ばあばの発言をそのまま繰りかえすマメです。

これって自分なりに言語習得の自主練(?)をしているのかな、と頼もしいです。

ちなみに、発音も言い方もたどたどしいけれど、単語を抜かすことはありません。

上手に再現できます。

 

<発音がしっかりしてきた>

上記の場面では、今聞いたことをすぐ繰りかえすので、発音はかなりハチャメチャです。

でもふだんの会話では、目に見えて発音が改善してきました。

カ行が苦手なのかなと思っていましたが、

うえん行!」(おとなが行き渋っているとき)

「じいじ、ここだよ」(じいじが運転中道を間違えて、わたしや娘に文句を言われているとき)

など、かなり明瞭な発音です。

 

全体的に

「え〜と、マメちゃん、今なんて言ったの?」

みたいな場面が減ってきました。

 

<自発語のレベルは?>

もちろん、冒頭の「ばあば発言の繰りかえし」レベルには達していません。

(この月齢であれくらい話せる子はけっこういると思いますが。)

要求などは一語で足りるし(「おちゃ」「みかん」「おそと」「だっこ」など)、

そのほかも、まだまだ2語文が主流です(「ばあばあそぼう」「ちっこでた」「おうちかえる」など)。

 

たまに

「あっ、しんごう青だよ、はやくはやく」

「むしきらーい、あっちいって」

など、少し長めの発語もあります。