孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

早い月齢から来る自信

2024-08-10 13:50:56 | 3歳から

先日、7月につづいて約一ヶ月ぶりに、難聴教室のグループ活動につきそいました。

そして、深い感慨を得ました。

 

7月はまだ緊張して表情が固かったマメ。

今回は完全リラックスです。

始まるまでの「予備遊び時間」は、好きなおもちゃでマイペースかつ楽しそうに遊びます。

(この年齢ではまだ、「子ども同士遊ぶ」という状況にはなりません。)

 

授業が始まってもイキイキはつらつのマメ。

前列中央のイスに陣取って、先生の指示や質問に「食い気味」に反応します。

歌や手遊びも、とても積極的。

 

休憩時間のトイレも、前回とちがって、率先して行きます。

(昼間のトイトレは、ここ一ヶ月で完全に終了しました。)

マメのパンツを見て、ママさんのひとりが「まあ!」とおどろいています。

まだまだオムツ装着の子が多いなか、マメは「おねえさんパンツ(トレーニングパンツ)」を通り越して、おとなと同じ布パンツなのですから。

 

ああこれが、と思うわたしです。

これが、早い月齢のメリットなのね。

4月生まれのマメは、誰よりもおねえさん。

いろいろなことが、ほかの子より上手にできます。

 

マメの表情は、自信にあふれて輝いています。

わたしの胸も、うれしさと誇らしさでふくらみます。

 

この日のおやつは「かき氷」でした。

昔ながらの手まわしかき氷器で、先生たちがかき氷を作ってくれます。

子どもたちは好きなシロップをかけて、うれしそうに食べます。

 

「マメちゃん、舌が真っ赤だよ」

先生がマメを抱っこして鏡にうつしてくれます。

 

ああ、何て楽しい!

ムチャクチャ高揚したわたしですが、その後、日が経つにつれて心に不安が生まれて...。

(次記事につづきます)

 

 

 

 

 

 

 


見た目をキープ、マメのため

2024-08-02 12:16:53 | 3歳から

娘はとにかくトロい。

その上グズでのろまときています。

そんな娘が順調に学校生活をおくれるよう、わたしは常に心を砕いていました。

 

気がかりなこと(主としていじめ)があれば、すぐ担任に連絡。

 

小学校時代なら、まずは連絡帳から始めます。

状況を具体的に書き(**くんがこういうことをした)、担任としての対処を求めます。

連絡帳に誠意ある返事が書かれていれば、しばらくようすを見ます。

 

<返事に誠意が感じられない、または、なかなか事態が改善しない> という場合は面談を要求します。

両親そろって出向いて、こちらの「本気度」を伝えます。

それでもらちがあかない時は、校長との面談を要求します。

 

だいたいこの辺で、学校側はこちらの「モンスターペアレントぶり」に辟易し、

<きちんと対処しないと面倒なことになる> と理解します。

 

こういうふうに娘を守ってきたわたしですが、今後、マメのことも同じように守るつもりです。

(娘はトロすぎて、婿さんは気が弱すぎて、わたしのような強気対応をとるのはむずかしそう。)

 

ただ...。

30年まえのわたしは、公立高校教員というキャリアを持ち、見た目も若々しくさっそうとして(!?)いましたが、

いまのわたしは、ただの無職の老人です。

エイジズムにとらわれたひとから見ると、「なんだこのばあさん」です。

 

そこで、老人なりに「見た目」が大事になってくるのです。

さいわいわたしは、背中も腰もぜんぜん曲がっていないし

身のこなしもシャキッとしているし

顔も表情豊かで、それなりの魅力(!?)があります。

 

この先もできる限り「耄碌」「よぼよぼ」「老いぼれ」というイメージを遠ざけ、

じゅうぶんにマメを守れるという「さっそうとしてる感」を保っていきたいです。

 

難聴のマメが学校生活でどんな困難に出会うか、まだ予測はつきませんが、

なんとしても守る、全力で守る。

「頭の良さ」や「強気の弁舌」では、現役世代の若い人たちに負けはしないのだから。