私が“バスフィッシング”にはまっていた頃、毎週の様に通っていた「河口湖」。
ここ最近は、すっかりご無沙汰していますが、今、その河口湖が大変なことになっているようです。
「六角堂」まで歩いて行ける程に減水しているとのことで、例年よりも水位が1m少ないそうです。
ちょっと気になり、行ってみることに…
あららっ… これはかなり減水していますね!
真中に見えるのが、噂の「六角堂」です。
水位計はご覧の通りムキ出し!
もう少し近くに行って撮影しようと、湖に近づいてみると…
これは雉(キジ)の雌でしょうか…?
望遠レンズでは無かったため、そっと近づいてみましたが、アシの中に逃げ込んでしまいました。
私が「河口湖」に通い続けていた1990年代にも、一度このような光景を見たことがありますが、その時は「こんな事は滅多にない!」と、水の引いた湖底の状況を細かく確認し、「ここはこうなっているんだ…」とか、「ここに大きな岩があるのか…」とか、通常水位に戻った時に攻めるべきポイントをチェックしていたことを憶えています。
この日も何人かのバサーが釣りをしていましたが、釣れてるのかなぁ…
※写真中央が「鵜の島」
今回来てみてビックリしたのは、湖の中央にある「鵜の島」までも歩いて行けてしまうのでは…という位の状況だったこと。
減水時にいつも思うことですが、“減水した分、魚達の密度が高まって、いつもよりも釣れるのでは…”
なんて考えたりするのですが、やはり異常な状態は、魚達の食欲も奪ってしまうようで、逆に全然釣れなかったりするんですね…
本当かどうか…富士五湖は地下でつながっているのでは…なんて説を聞いたことがありますが「山中湖」は満水時よりも増水している状態。
また、「本栖湖」や「精進湖」も減水気味だとのことですが、どうして「河口湖」だけが、こんなにヒドイ状況なのでしょうか?
自然というのは、実に不思議なものです。
いぜれにせよ、湖に生息している生き物達のためにも、一日も早く平常時の水位に戻ってほしいものですね!