昨日のこどもウルトラクイズの問題で、次のような問題がありました。
「高崎市の友好都市である中国の承徳市にある世界文化遺産はなんでしょう?」
答えは「避暑山荘」です。実は10年以上前になりますがそこに行った事があります。
旅行会社勤務時代ですが、市の仕事をやらせていただいたことがあります。それが友好都市である承徳市への派遣事業で、当時の市議会議長さんをはじめ区長会長さんや地元の名のある方々ばかりのそうそうたるメンバーでした。自分は営業担当として、打ち合わせから添乗までさせていただきました。
承徳市では学校や役所など公的機関のほか、観光地もまわりその中に避暑山荘がありました。さすが世界遺産ということですごく感動したのを覚えています。中国のイメージ通りの場所といいますか、「西遊記」や「ラストエンペラー」の世界が目の前に広がっていて、思わず「ガンダーラ」や坂本龍一の「ラストエンペラーのテーマ」を口ずさんでました。
行程では承徳市のあと、西安や北京をまわりました。万里の長城もすごくよかったです。添乗員とはいえ初中国だったので、何度も来てる振りして内心ひどくはしゃいでました。
ただ、この旅行、実は添乗員泣かせの旅行でして・・・。まず成田へ向かう途中、東関道でタンクローリーが横転し高速道路が通行止めに・・・。仕方なく一般道を通るわけですがこれが大渋滞。当時はまだ携帯が普及していませんでしたし、当然自分も持っていなかったので、途中公衆電話から電話をかけながら、なんとか飛行機には間に合わせました。というか飛行機を遅らせたのですが・・・。
そして、今度は帰りの日本からの飛行機が遅れ、北京空港で3時間足止めに・・・。お客さんを(しかもそうそうたるメンバー)混雑するロビーに待たせるわけにもいかず、急遽VIPルームを手配。とりあえずそこは快適で、3時間待ちでもなんとか不快な思いをさせずにすみました。高崎着は深夜2時頃でしたが・・・。
自分の経験で1、2を争う大変な旅行でしたが、昨日、問題を聞いて懐かしくなりました。