ハセガワから1/24ランボルギーニミウラ、最近も再販されていますね。エッチングパーツ付きも発売されていますが
あのエッチングのまつげはかなり大変。今回、3Dディテールアップパーツの開発をしているPLUSALFAさんの
ミウラ用ディテールアップセットを組んでみることにします。
3Dパーツでプリントされた繊細な、まつげ、フロントグリル、ボンネットスリット、リヤハニカムグリル、ドアスリット、フェルッチョミウラライセンスプレート
の豪華セットです。
こちら、僕のところでも5920円(税、送料込み)で予約を取って販売する予定です。
製作に必要なコツなどをお知らせします。
こちらがパッケージ。
扱いが繊細なのですが、その効果は驚くほど。細やかなパーツに目を奪われると思います。
まずはボディの下ごしらえ。古いキットですがバリやパーティングラインは少ない方でしょう。
各エッジのパーティングラインをペーパーでさらって、特にこのドアの付け根の部分は小さなバリがあるので
ナイフで削って、ペッパーでならしておきます。
ここもランナーがあるのでハサミとカッターで除去。
前後のグリルには3Dパーツが入るように穴を開けておきます。ドリルで穴を開けた後ハサミで繋ぐように切っていき
100均の爪やすりや鉄ヤスリ、ナイフなどで断面を綺麗にします。
こちらはリヤのグリル。
全面にサポートがついていますが、カッターでパリパリと折るように取り除いていきます。意外に簡単に除去できますが
メガネルーペは必須となります。エッチングソーを使う手もありますが引っかかったりしてパーツを破損しやすいのでカッターがいいかもです。
口の部分はグリルが一段出っ張るように。お尻のハニカムもこのように収まります。無理しないようにボディ側の断面を削ってフィッティングさせます。
これらのパーツは繊細なのでまだ切り出していません。
ホイールやミラーはキッチンハイターに漬けてメッキを落としてサフを吹いておきました。
成型色を生かして塗装しようと思うので、まずボディ裏にグレーサフを透け防止に吹いておきます。
サイドのインテイクは別部品なので蓋をした後パテや瞬着で養生しておきます。
マスクしてサフを吹き傷をならしていきます。
サイドのスリットは切り出して様子を見ておきました。
これ、置いただけですよ。
こちらはサイドシルにシルバーを吹いてマスクを外したところ。オレンジは成型色です。
サイドシルにマスクをして、ブライトオレンジを吹きました。
ホイールもシルバーに吹いて、タミヤのメタルシルバーを軽く吹いて光らせました。
ウィンドウの縁に4アーティストマーカーのシルバーを塗って、ボディ内装にデッキタンを筆塗り。リヤエンブレムを貼ってクリヤーコートしました。
ライトの黒い部分はデカールですが、黒い縁はボディ面よりも一段下のラインから黒くなるようにします。
サイドのインテイクは厚塗りすると曲がりそうなので、軽く白サフを吹いてからボディカラーとクリヤーを重ねて、マスキングして黒サフを吹きました。
ボディにはハイグレード模型用接着剤で固定して、ボディとの色合わせと艶出しを兼ねて、ボディカラーを筆塗りしました。
ウィンドウも貼り付けてあります。
キットのライトを組んでいます。
ボディにあてがってみて
このまつげの切り出しは最高に緊張しました。一部折れてしまい、貼るときにつなげて置くように貼りました。
ライトを先に入れるとまつげが入れづらかったので、ハイグレード模型用接着剤をそれぞれにつけて、ライトを後から入れて
3つのパーツの位置合わせをしながら位置出ししました。ライト自体位置が出しづらいパーツなのでここのあたりはそれぞれの位置関係を出しながらですね。
ミウラSVには本来まつげはつきませんが、まつげ付きの個体もあるようですね。
このセットには有名なまつげ付きのSV、フェルッチョのミウラのライセンスプレートが入っています。
そちらの個体はもうちょっと濃い朱色でホイールとサイドシルは金色になります。
SVまつげ付き、品がありますねー。エッチングを組み立てるよりはずっと楽ですよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます