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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

スポーツカーズモデリング85号特集フォードフェラーリウォーズ

2025-01-29 08:41:56 | 模型

今年最初のスポーツカーズモデリングの発行です。
このところ作り進めていた250GTOやコブラの貴重なキットを掲載しました。


左ページはMFH1/12 250GTOを中心にクライマックスの250GTO!
左ページはクライマックスの427コブラとamt289


MFHはやっと製作することが出来ました。最初に手に入れたのは10年以上前。しかし作る機会もなく手放し、去年もう一度手に入れたものです。

実車をレストアするような製作感覚をお伝えしたく、製作途中の写真も掲載



クライマックスの2台のGTOは憧れでした。どちらもMFH版は昔作っていますが、また違った体験でした。


クライマックスの275を赤いニュル仕様で。そして今や貴重なEXモデルの275GTBショートノーズです。


こちらはモデルカーズでも紹介された神谷さんのレベルのでかい275を改造したモデル。
元々古いレンウォールのキットで1/10.5くらいのスケールだそうです。
車体をスライスして側面と窓面で各4ミリほど嵩上げ!ほぼセミスクラッチモデルですね。



チーさんの2台はヒロベースとサニーベースのフル開閉。そして清水さんのコジマトランスキット組み込みサニーLM。


そしてチーさんの貴重なQモデル246SP。中村さんのモノグラム250Pは太古のキットですが貴重なクライマックスホイールとコジマダンロップで見違えます。


左ページはMGモデルベースの250TdF。似ていない顔を大改造しました。ホイールはフェルナンドさんのFPPモデルの編み込みホイール。


amtの名作289コブラ。この2台は最初のコブラ260 CSX2000にアレンジ。生まれたてのアルミ地肌版は星野さんの作品。
黄色はロードアンドトラックの表紙の頃のもので、現在は青メタになっていますね。


初期モデルカーズで憧れた組み合わせ。289コブラのルマン遠征チーム。イギリスチームに加えて今回アメリカリームを製作


クライマックスの名作、427コブラ。秘蔵のモデラーズFIAパーツなどを投入しコンペティション仕様に仕上げました。


最後はアメリカで有名なコブラCSX3012とモノグラムG.T.350R。
マスタングは吉田製作所さんの3dパーツのタイヤとホイールを使用しています。

今年もよろしくお願いします。
ネットショップはこちら
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個人模型雑誌 スポーツカーズモデリング85号 特集コブラフェラーリウォーズ250GTOに対するシェルビーの戦いフェラーリ250シリーズとコブラのキットを伝説のレジンキットク...

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ヤフオクにも出品中です。

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今年の残りのスポーツカーズモデリング年間予定です。


フランス車
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 今年もよろしくお願いいたします。

3/15の錦糸町すみだ産業会館モデラーズフリマ出店予定です。モデル完成品など販売しますのでお楽しみに。
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1/25amt シェルビーコブラ260 CSX2000

2025-01-24 14:45:40 | 模型

amtの古いキット、1/25コブラを作りましたよ。
あの古いキットに手を入れると、驚きの仕上がりとなります。
実車が現役当時の60年代の金型です。
ボディはほぼいじっていませんが、金型荒れによるフェンダーの凹みの修正に時間を割きました。
ヒンジや内部もキットのままで良い再現がされてます。
小さなエンブレムは昔作ったコブラデカールより
タイヤとホイールはUSCPの3dパーツに交換


ライトリムは昔作ったコブラ用パーツから
ホイール位置はフェンダーに合わせて、ワッシャーを挟んで調整してます。

素晴らしい佇まい
最初のコブラ、CSX2000です。
カラーはパールイエロー

amtはやはり凄い



フェンダーの凹みにタミヤのイージーサンディングを盛ります。

ここの処理に時間を割きました。

初版キットに入ってる初期コブラのステアリング

計測して3dモデリングしました。



こちらのキットは貴重なのでまた今度作りたいです。

イエローをブラシで。
白サフの上に黄色と白を混ぜた色を中塗りしてます。



昔作ったコブラデカールのエンブレムより


シャーシにシルバーを吹いてからマスクして、シャーシに足回りをがっちり接着していきます。

黒サフを吹きます。

エンジンを接着。デフはファレフォで赤く塗ります。



インテリアにはプリントした3d初期ステアリングを

エンジン回り

インパネとドアの内張の取手は、半田線の両端を潰して貼り付けました。

がっちりとボディとシャーシを接着

タイヤとホイールはUSCPのアストン用です。


ワッシャーを挟んでトレッドとタイヤの位置を決めて接着します。

車高は気持ち高めに



インテリアの眺め

ライトリムは3dパーツ

バンパーはバー部分を切り取って使用してます。





最初のコブラは色んな色に塗り替えられ何台もあるかのように思わせていました。

素晴らしいキットだと思います。

これらのコブラやフェラーリを
次号のスポーツカーズモデリングに掲載します。お楽しみに。


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1/25amt シェルビーコブラ289 ルマンクーペ 1963

2025-01-16 13:13:43 | 模型

1/25のamt、何度作ったことか。
これは昔のモデルカーズのコブラ特集で憧れて以来の組み合わせ

1963年のルマン、イギリスのACカーズのグリーンとアメリカチームの白の2台の組み合わせ

この2台、内藤雷太名義の作例を見て衝撃を受けました。

当時ホイールの自作やバキュームのルーフ作成、細かい考証など驚きの作例でした。
造られたHさんとも最近お話しできる方になりました。

こちらのルマンルーフは昔秋葉さんに作ってもらった3Dパーツ。

ホイールやサイドベント、ライトリムや細かなジャッキフック、ダンドラのキャブレターなどの3Dパーツは昔作ったものです。

グリーンのデカールは昔作ったコブラデカールより。今回作った白の方は自作デカールです。

緑は数年前に作りましたが、白の方はキットは揃えていたので、今回やっと形にできました。

ルマンチャレンジの2台、こうして揃えると嬉しいです。



こちらがamtのボディ。
289のキットでこの成形色が曲者でした。
穴を開けてサイドベントを入れます。

少しはみ出してつけて

削っていきます。

寄せ集めパーツなので、トランクはサニーのキットより。筋彫りを追加。

隙間ができるので、カーブを合わせます。

トップを合わせていきます。

グレーサフのループ

シルバーを吹きました。

グランプリホワイトをブラシで吹くと、やはり黄色く染み上がって来ます。

また白を重ねたり。


デカールを自作します。

このラインの幅や色味にもこだわりました。



シャーシにエンジンを取り付け
キャブレターは3dパーツ



インテリアを製作

補機類の取り付け

姿勢の確認
ダンロップホイールは昔作りました。



シャーシとインテリアをボディにがっちりと接着します。

ライトなどの取り付け
リムも3dパーツです。
レンズはバルケッタ製

後ろもパーツの取り付け

識別灯やウィンドウなど

エキパイなども取り付け

2台を揃えることが出来ました。

コブラルマンチームの完成です。


3月のオートモデラーの集いin横浜で展示できればと思います。


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1/24 クライマックス シェルビーコブラ427

2025-01-13 11:53:00 | 模型


前から作りたかったクライマックスの
シェルビーコブラ427
80年代の高品質レジンキットの星
クライマックスの第一作目です。

前から持ってましたが仕上がりイメージが湧かず

ある時このコンペティションイメージが降ってきました。

キットはS/Cのストリート仕様ですが、
モデラーズのパーツなどを使いコンペ仕様に

この伸びやかで張りのある面は
白山さんの造形の賜物

若き白山さんが川口さんに持ち込み
何度もダメ出しを受けながら鍛え上げられた造形です。

これらのことは川口さんからお聞きしましたが
コジマの親父さんの審美眼にかないクライマックスとして80年代にコジマからリリースされることになります。

この長めのお尻のプロポーションがたまりません。

このディテールも

ライトはフジミのミニのものに



タイヤはキットのもので、多分サニーのLMの後輪では。サニーのLMもコジマプロデュースの川口さん原型だったかと。
ホイールはホワイトメタルのものが付属していましたが、リムを友人にアルミで挽いてもらいました。



ライトはフジミのミニに合わせて穴を開けます。キットはメタルの平板にレンズでした。

タイヤは踏ん張った感じに



シャーシ塗り分けをし、タイヤを接着
ボディはサフまで


白サフを塗り、コンペサークルの位置と大きさを検討


クレオスの黒をショット

調色したガーズマンブルー風の青をブラシで


マスクを剥がすと良い感じ

このイメージ
デカールは多すぎず少なすぎず

サイドパイプを合わせてみる。
こちらはモデラーズ製

フジミのミニのライトは丸みがあり良いですね

シートベルトはモデラーズ
一手間加えてシンプソン風に



インパネはモデラーズのFIAのメタルパーツ。
ステアリングはキットのもの。

ペダルが素晴らしい

インテリア映えますね

消火器は3dプリント、ロールバーは前向きのコンペ用で、モデラーズののFIAのもの



こちらのモデラーズのジャッキフック
真鍮パイプとエッチングと六角ボルト!

良い感じ!



お尻もパーツをつけました。


ここまでやって塗装したモデラーズのサイドパイプが見つからず
長すぎて合わなかったクライマックス製のメタルパーツを曲げて合わせると、こちらの方が良さそうです。



ワイパーを組み立てして取り付けて完成

タイヤデカールは自分ではリリースしたコブラデカールより。
細かなスポンサーデカールは手持ちのもの。







思い描いた姿に完成
クライマックスさすが。


5月のGW、吉祥寺ZMC展示会でご覧ください。







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1/12 MFH Ferrari 250GTO 1962

2025-01-09 14:53:00 | 模型


クリスマス前から作っていたヒロの 1/12
大作のフェラーリ 250GTOが完成しました。

あまり見ないストラダーレ仕様にして
吉田秀樹画伯のあのイメージで製作

あらゆるところにGTOらしさがあります。

シャーシはフルディテールですが
ボディを被せると一部しか見えないと言う贅沢さ

プロポーションは完璧
白山さんと川口さんのクライマックス譲りですね

車高やタイヤ、ホイールの大きさのバランスが決まりました。

このヒューズボックスも好き

トランクにはスペアタイヤ

ボディカラーの赤にもこだわりました。
少し朱色が入った赤で少し濁っています。
サフの上からシャインレッドを吹き、タミヤのイタリアンレッドを吹き、その後またシャインレッドで調整しました。

 250GTOらしさが溢れています。



ホイールは一本一本スポークを組んでいきます。

何周かすると出来上がり。
ホイール1本あたり2-3時間はかかりますね。

これは修行でした。タイヤの形状が素晴らしい

ここにモールドの段差

それぞれの内側パーツを接着とネジ留め

ドアは寸足らずなのでプラ板で延長

ここのヒンジが脆くて、ハンダ付けしようとしたら熱でバラバラになり、重たいフードのヒンジは諦めました。

ピストンとコンロッド

リアル!

クランクに組み上げます


シリンダーブロックに組み上げます。

こんな感じにピストンが

カムはここに入ります。

ここにバルブスプリングとカムがあり、

カムカバーをこの後接着するので
中身は見えなくなります。

カムカバーを黒塗装。エンジンブロックはメタルを生かして塗装なしです。

とても重たいエンジンに配線します

エキマニの取り付け



ミッションが付きます。


シャーシに搭載

ブレーキディスクはワイヤーブラシを当てながら回転させて回転痕を付けています、

前輪はステアします。
付属のピンでは組みづらいので
手持ちの時計ネジが活躍。
Amazonでセットで買いました。

デフ周りも組み立て接着

リヤの足回りです。

車高の確認。


ドアヒンジの調整もしておきます。


エンジンの見え方はこんな感じに

このウマが結構脆い感じですね

燃料タンク周りの組み立て


ファイヤウォールの組み立て
裏側は室内色です。

室内色はタミヤのチタンシルバーで塗りました。

シャーシにネジ留め

ラジエター周りはこんな感じに

シャーシ出来上がってきました。

ステアリングはエッチングを半透明の樹脂でサンドイッチ。ファレフォ筆塗りです。
右下のヒューズボックスも配線しました。

シートはガンダムカラーの青の後、リキテックスの筆塗りです。

なんとかパイプフレームを組み上げました。


この状態が美しい


ヒューズボックスの眺め

ドア断面もボディ側も分厚いので、穴を開けてネオジム磁石を埋めました。

エンジンベイの完成

ここまで来て、片田で持ち上げながらのマフラーの取り付け
重たいので大変。細いパイプフレームも何度も外れました。

マフラーエンドは左右割なので苦手なハンダ付け

磨いて整えます。



スペアタイヤのホイールはスポークもホワイトメタル製。10分で組み上がり。良い感じですね。


ボディがやっとグレーサフの色に



ここの穴の中は別パーツなので段差消しを


シャイレッドをグレーサフの上にブラシで吹いてから、タミヤのイタリアンレッドをブラシで。
その後もう少しオレンジ色を足したくなり、シャインレッドも混ぜて軽くオーバーコートして、スーパークリヤー3をブラシで吹きました。



シャーシと

窓落ちの部分を黒くしてからバキュームを合わせ

角を丸く落としボディに合わせて曲げた窓フレームを、接着します。GPクリヤーボンドを使いました。

リヤも角断面なので
やすりで削り込み


ボディに合わせてから

前後の窓の完成です。


ここのファスナーもいい感じ



ここもバキュームを切り出して志賀虫ピンで固定しました。

付属の糊付き革シートは印刷済みを切り出して、表裏を貼り合わせてます。
エッチングと志賀虫ピンで取り付け

ここ、見せ場ですね

なんとベルトはこんな感じ!

なんとか出来ました。
志賀虫ピンの1号を使ってます。

グリル内の馬は無しに

ライトがリアル
レンズは透明レジンなので、裏からエナメルのクリヤーを塗ってます。

ライトフレームも角断面を削り込み


丸くしてボディに合わせます。裏側も球面になるように削ってます。

透明カバーとボディに合わせて曲げたフレームを貼り合わせてから、ボディに接着


なんとか山場を越しました。

リヤ周りも完成

ドアの組み立て

内側はチタンシルバー

感無量

ここまできました。

室内もこのアングルは見納めですね。


インテリア

足回り

フロント

V12コロンボ

ついにネジで上下合体
ボディが5ミリほど開いていて、
力技でネジで合わせてます。
タイヤはトレッドやホイールアーチとの隙間に気をつけてスタンスを作りました。
馬の高さは、足回りに負担がかからないように、タイヤがギリギリ設地するくらいに少し上げてます。



ワイパーの取り付け

タイヤには小さめのダンロップデカールを。
24用の自分でリリースしたGTOデカールのものです。
エアバルブやセンタースピナーの取り付け


エンブレムを付けて完成です!

アップロードの上限100枚の製作記をご覧いただき、お疲れ様でした。
こちらの作品は5月のGW吉祥寺永谷ギャラリー2のZMC展示会でも展示予定です。
お楽しみに!

今年もよろしくお願いします。




















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