数日前、夫と小野市にある浄土寺に出かけました。
小野は神戸の北にある街、車で1時間ほどです。
夕陽に照らし出された仏像が美しく、私たちも何度か訪れています。
陽が西に傾くのを目指して・・・ですので、3時半ごろ家を出ました。
この阿弥陀堂は、鎌倉時代の建物で、御堂と仏像が一体化しているので有名です。

広い板張りのお堂の中央に、5m30㎝の阿弥陀菩薩と、左右に3m70㎝の勢至菩薩、観音菩薩が並んでたっていらっしゃいます。
(お堂内は撮影禁止なので、数年前にこのお寺で購入した写真を使用しました)

三尊の後ろの蔀戸(しとみど)を開くと、夕陽がお堂の床に映え、その光が天井の朱塗りの化粧板に反射すると、光が仏像に降り注ぐのです。

これは御来迎(臨終のときに、菩薩が迎えに来る)を表していると言われています。
この自然の光を利用した演出は、鎌倉時代に作者(重源)が巧みな計算の上に建築されたというのですから、ただただ驚きです。
夕日が雲間に入ると、お堂の中は暗くなり仏像のお顔がはっきり見え、
雲間から出ると、光のせいで、お顔が幻想的に浮かび上がってきます。
この数分ごとの繰り返しを床に座り見上げていました。
最初の頃は、たくさん居たツアー客も気付けば夫と二人だけ。。。
声を限りに鳴くツクツクボウシの声がかえってあたりの静寂さを募らせます。
何も考えず、ただただ見上げるだけ。
なんと贅沢な時の流れだったことでしょう。
今日の絵手紙です。
あやうくピクチャーの中で置き去りにするところでした。
これまでに何度も描いたほたる子さん(常滑の陶芸作家さん)のお地蔵さまです。
小野は神戸の北にある街、車で1時間ほどです。
夕陽に照らし出された仏像が美しく、私たちも何度か訪れています。
陽が西に傾くのを目指して・・・ですので、3時半ごろ家を出ました。
この阿弥陀堂は、鎌倉時代の建物で、御堂と仏像が一体化しているので有名です。

広い板張りのお堂の中央に、5m30㎝の阿弥陀菩薩と、左右に3m70㎝の勢至菩薩、観音菩薩が並んでたっていらっしゃいます。
(お堂内は撮影禁止なので、数年前にこのお寺で購入した写真を使用しました)

三尊の後ろの蔀戸(しとみど)を開くと、夕陽がお堂の床に映え、その光が天井の朱塗りの化粧板に反射すると、光が仏像に降り注ぐのです。

これは御来迎(臨終のときに、菩薩が迎えに来る)を表していると言われています。
この自然の光を利用した演出は、鎌倉時代に作者(重源)が巧みな計算の上に建築されたというのですから、ただただ驚きです。
夕日が雲間に入ると、お堂の中は暗くなり仏像のお顔がはっきり見え、
雲間から出ると、光のせいで、お顔が幻想的に浮かび上がってきます。
この数分ごとの繰り返しを床に座り見上げていました。
最初の頃は、たくさん居たツアー客も気付けば夫と二人だけ。。。
声を限りに鳴くツクツクボウシの声がかえってあたりの静寂さを募らせます。
何も考えず、ただただ見上げるだけ。
なんと贅沢な時の流れだったことでしょう。
今日の絵手紙です。
あやうくピクチャーの中で置き去りにするところでした。
これまでに何度も描いたほたる子さん(常滑の陶芸作家さん)のお地蔵さまです。
