なんということだろう。
こういうことが、あるなんて。
9年前、オーストラリア大陸・内陸砂漠を自転車で縦断した。
もっとも過酷だった区間のひとつ、マーラという小さなオアシスに、日本人大学生の慰霊碑がある。
その慰霊碑の主のご両親と、今日これからお会いすることになった。
「そこは灼熱地獄だった」
スチュアートハイウェイ3080kmオーストラリア大陸縦断チャリの旅 第4週
http://www.yamagoya.jp/mtb/Australia/mtbAU4.htm
http://www.yamagoya.jp/mtb/Australia/mtbAU4.htm
時間を遡ろう。
6時半起床。
昨日からの雨はいったん上がったようだ。
風が強い。
天気予報は午後の下り坂を伝えているが、
しかし走れないことはない天気だった。
まだ薄暗い空を見上げながら、それでも連泊を決めた。
風は北西。南東に向かう僕にとっては追い風となるから快適だが、そんなことは気にしない。
こうして僕はいま、北九州市の小倉にいる。
遅めの朝食を終えてコーヒーを飲みながらくつろいでいると、僕の携帯電話がなったのだ。
突然の電話。
それは前述の、今から9年前のブログに記述した、
オーストラリアで亡くなった大学生の、お姉様からだった。
なんという縁だろう。
僕がきょう小倉に連泊することになったのは、たぶん、このせいだろう。
偶然なんかじゃあ、ない。
やはり、僕は、引き寄せられている。
外はまた、雨が降り出したようだ。
空が涙を流している。
でも不思議と、悲しくはない。
こういうことが、あるなんて。
9年前、オーストラリア大陸・内陸砂漠を自転車で縦断した。
もっとも過酷だった区間のひとつ、マーラという小さなオアシスに、日本人大学生の慰霊碑がある。
その慰霊碑の主のご両親と、今日これからお会いすることになった。
「そこは灼熱地獄だった」
スチュアートハイウェイ3080kmオーストラリア大陸縦断チャリの旅 第4週
http://www.yamagoya.jp/mtb/Australia/mtbAU4.htm
http://www.yamagoya.jp/mtb/Australia/mtbAU4.htm
時間を遡ろう。
6時半起床。
昨日からの雨はいったん上がったようだ。
風が強い。
天気予報は午後の下り坂を伝えているが、
しかし走れないことはない天気だった。
まだ薄暗い空を見上げながら、それでも連泊を決めた。
風は北西。南東に向かう僕にとっては追い風となるから快適だが、そんなことは気にしない。
こうして僕はいま、北九州市の小倉にいる。
遅めの朝食を終えてコーヒーを飲みながらくつろいでいると、僕の携帯電話がなったのだ。
突然の電話。
それは前述の、今から9年前のブログに記述した、
オーストラリアで亡くなった大学生の、お姉様からだった。
なんという縁だろう。
僕がきょう小倉に連泊することになったのは、たぶん、このせいだろう。
偶然なんかじゃあ、ない。
やはり、僕は、引き寄せられている。
外はまた、雨が降り出したようだ。
空が涙を流している。
でも不思議と、悲しくはない。