ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

オーディオコメンタリーその4

2003年01月03日 | 旧指輪日記
今日はオーディオコメンタリーの監督&脚本チームの後半と、デザインチームの前半を見ました。
監督&脚本チームで見ていて、ラストの方、アラゴルンが最後にフロドと言葉を交わしていることについて、「モルドールまでついていきたかったという台詞をフロド本人に聞かせてやりたかった」ということを言っていて、思わず涙が出てしまいました。(何回泣いたら気が済むんだ(汗))
メリー、ピピンとフロドの別れについても、ちゃんと別れさせてやりたかったということで、ここも泣けてしまった・・・(汗)それに、メリーはフロドのことを理解している、というコメントが嬉しかったですね。でも、ピピンについては「メリーはピピンより頭が働く」ということしか言われてなくて・・・(汗)ピピンの純粋にフロドを心配する気持ちもほめてやれよ! とちょっと思ってしまいました・・・
ボロミアの死のシーンも、「我が王」という台詞をショーン・ビーン本人がぜひ残したいと言っていたと聞いて、また涙が・・・(汗)そのままの勢いで、フロドが湖に漕ぎ出すシーンも泣けてしまいましたです(汗)
さて、今回、両チームのコメントに共通して出ていてショックを受けたことが・・・それは小馬のビルは着ぐるみだった!ということでした・・・
もちろん全部じゃないですが(汗)山岳地帯でのロケに馬を連れて行くのは困難なので、そういうシーンでは着ぐるみを使ったそうです。クリバインに見つかるところとか、カラズラスの雪の中とか・・・。それも、前足と後ろ足に一人ずつ人が入る、学芸会のような代物で、WETAのスタッフも渋々作ったとか・・・(汗)でも、見ていて全く気付かなかったので、まあ成功だったのではないでしょうか。
最初はビルは出さない予定だったそうです。で、突然現場に馬がいるのを見て製作のマーク・オーデスキー氏(確か・・・)は「これはなんだ?」と言っていたそうですが、撮影が進むにつれてビルに愛着が湧いたようで、モリアで放されるとき、「ビルはどうなるんだ?」と心配していたとか(笑)そのおかげでアラゴルンの「ちゃんと家に帰るさ」という台詞が入ったそうです(笑)
しかし、果たしてビルは第三部でサムの旦那と無事に再会できるんでしょうか!? なんか忘れ去られてそうな気がする・・・(汗)

コメント
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