ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

指輪ミュージカルのこと

2003年06月01日 | 旧指輪日記
一昨日はミュージカル化のことでちょっと興奮気味でしたが(汗)2日経ってちょっと冷静になって来ました。
まず、踊る小兎亭さんのBBSで元ニュースの記事のURLを教えていだたいたので読んでみたのですが、準備期間18ヶ月とか書いてありました。(私の読み違いでなければ)これって、短すぎはしないですが、大作ミュージカルを作るにはちょっと短い準備期間ではないかなあ、と・・・。PJ映画だって7年か8年の準備期間があったわけだし、後付の映画音楽を作るのにハワード・ショアも1年くらいは準備していたみたいですから。
今までのミュージカルの傑作が生まれた背景を見てみると、やはり作曲&脚本のコンビ、もしくは演出家が「これだ」と見込んだ作品を情熱を持って時間をかけて作っていると思うんですよね。PJ映画だって、監督の熱意であそこまでのレベルの作品が生まれたと思いますし。
今回のミュージカル化のように、プロデューサー主導で進んでいる(と思うんですが)場合、どこまで良いものが生まれるかは、あまり期待できないかも、なんて思い始めています・・・そもそも、この舞台化の話も、「3部作出版50周年を記念して」ということみたいですが、どうも映画人気に便乗した気がしないでもないですし(汗)
ちなみに、この記事によると、キャスティングは2004年初頭だとか。
それから、こちらはFantasy Movies Infoさんからの情報なのですが、クリストファー・トールキン氏が今回のミュージカル化に不快を示しているとか。元記事はこちらです。で、この記事で注目なのは、ミュージカルが3時間のものになると書いてある点です。どういう根拠でこう言っているのかはわかりませんが。3時間で3部作分・・・うーん、やはりかなり厳しいですね。
そんなこんなを踏まえてまた公式サイトのトレイラーを聴いたのですが、最初のフィドルの部分はいいのですが、盛り上がったあたりとか結構チープかも・・・(汗)まあ、ロンドン・フィル演奏の映画のサントラと比べちゃいけないですけどね・・・(汗)
まあ、「指輪」ファンとしても、ミュージカルファンとしても、今後の動向はチェックして行きたいと思います。

コメント
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