ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

TTTサントラで報われない人々と贔屓されてる人々

2003年06月18日 | 旧指輪日記
サントラの話が続きます。FotRの時は話の筋が一つにまとまっていたし、登場人物たちも一緒に出ていたのであまり感じることはなかったんですが、TTTを観ていると、サントラ的に優遇されてる人とそうでない人が分かれるなあ、なんて思います(汗)
報われてない人の代表は、主人公のはずのフロド(汗)前にもちょっと書いたのですが、「ホビット庄のテーマ」も合わなくなってしまって、かと言って変わりに別の音楽がつけられる訳でもなく・・・音楽的にはかなり寂しい扱いになっているように思います(汗)そう言えば、ファラミアも音楽的にはかなり冷遇されてます。イシリアン組はゴクリとサムにいいとこ持ってかれているような・・・
それから、メリピピも結構報われてないなあ、と。メリピピとが出てくるシーン、短いというのもあるんですが、音楽全くなし、という場面が結構多いです(汗)
でも、一番報われてない人はエオメルじゃないかと(汗)。せっかく「ローハンのテーマ」という素晴らしい曲があるにもかかわらず、エオメルが出てくるシーンには全然使われてないんですよねー(汗)出番が少ないのもあると思うのですが、それにしたって次期ローハン国王にこの仕打ちはないんではないでしょうか・・・(汗)
さて、逆に優遇されている人といえば、まずはゴクリでしょう。LotRのサントラ、登場人物ごとのテーマというのは基本的にないのですが、ゴクリにはテーマが2つもあるばかりか、エンディングテーマで歌まで作ってもらっちゃって。実際ハワード・ショアが一番気に入ってるキャラクターはゴクリだそうですから、無理もないというところでしょうか。
出番は少ないながらもガンダルフもかなり優遇されてると思いますね。ガンダルフも個人テーマと思われるメロディーが作られてますし、(TVCMでお馴染みの、ヘルムのひよどり越えの時の曲です)そもそもガンダルフ登場のシーンの音楽って皆いい!
そして忘れてならないのはアルウェンでしょう。登場シーンは評判悪いながらも、EVENSTARとかTHE MISSINGとか歌は二つもあるし、とにかくアルウェンの登場シーンの音楽の美しさはこの映画でも1、2を争うでしょう。
という訳で、サントラだけ聴いていると報われている人とそうでない人の明暗が結構くっきり・・・(汗)ハワード・ショアのせいなのか、PJ監督やフラン・ウォルシュのせいなのかは定かではありませんが(汗)

コメント
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