すっかり感想書く暇がないうちに、シリーズ最終巻まで読んでしまいました・・・
まずは7巻。要約すると、それまで数巻にわたって溝が深まっていたアナキンとオビ=ワンの関係が、アナキンが素直に苦悩を打ち明けたことで解消、という感じ。
なんだ、そんな簡単なことだったのか・・・とちょっと思わないでもないですが(汗)ようやくEP2の設定に近づいて来た感じです。
そうそう、EP2冒頭のオビ=ワンの台詞にあった「ガンタークの巣に落っこちた」というエピソードがでてきて、おお、という感じ。でも、ガンタークってなんか鳥みたいなイメージだったんですが、こんな人間型のモンスターだったんだ・・・なんかやだなあ。
そして8巻。ジェナ・ザン・アーバーを追って犯罪者をかくまう惑星に乗り込んだオビ=ワン、アナキン、シーリ、フェラス。アナキンが一皮剥けてフェラスと結構上手くやれるようになっているのにおお、という感じ。
今まで、アナキンが悪くてフェラスが正しい・・・という図式だったんですが、この巻ではオビ=ワンもフェラスの堅物ぶりにちょっといらだったり、フェラスよりもアナキンの方が友達が多いということもわかったりして、ちょっとアナキンの株が上がった?
でも終盤、堅物すぎると思われていたフェラスの考え方がやはり正しかったのでは・・・というニュアンスを含んで終わるのが、やっぱりなーという感じではありましたが。
9巻の内容をあまりおぼえていなかったりして(汗)
メインの話は、オビ=ワンの友人のアストリとの悲しい決別と、元老院議員の友人のなんとかさん(名前忘れてるし・・・)の死というあたりでしたが、ジェダイ・アプレンティスシリーズ読んでないし、特に感慨はなかったりしました(汗)
パルパティーンがアナキンに接触しだしたのがこのあたり、というのもちょっと面白かったですかね。まあまださわりだけ、という感じでしたが。
そして最終巻の10巻。久々に1巻に出てきたマスター&アプレンティスの4組が揃うのが、懐かしくも終末を予感させて悲しくなります。
最終的にどうなるのかは、スターウォーズ全史でわかっているはずだった・・・のですが、トゥルーが死ぬのかと思ってた・・・その意味ではちょっと衝撃でした。ダラ好きだったのになあ・・・
トゥルーがアナキンから離れてしまう理由は、わからないでもないけどちょっと厳しすぎるような気がしましたが・・・誰にだって過ちはあるし、それが許されないとなると・・・
まあ、友人の死につながってしまったという点では、取り返しの付かない過ちではあるのですが。
それとも、ジェダイだからこそ許されない、のかな。それもまた厳しすぎる気がしますが。
オビ=ワンも、この事実を知ったらアナキンを受け入れられたかどうか。
親友を失い、一人になりつつも、そういう感情を切り捨ててひとつ成長・・・というか強くなった、という結末は、ちょっとあっさりしすぎな気もしましたが。
しかし、この後にEP2でパドメと再会して、ああいう結果になるわけだから、このラストとはちょっとつながらないような気もしますが・・・
そういやグランタ・オメガ死んでましたが、なんかクローンウォーズのコミックスで出てきてたような気がするんだけど・・・?
とまあ、多少のつながらないなーというところはありましたが、子供だったアナキンが自尊心とジェダイとしての節制の間で揺れながら、EP2に登場する自信過剰な若者の姿になるまでの過程として、なかなか上手く描いていたかなーと思いました。
でも、こんなに長々と書く話でもなかった気もしますが・・・(汗)まあ、ファンサービスもあるのかな。
個人的には、ちょっとアナキンに冷たい設定かなーと思ったのですが。ダークサイドに堕ちたのは結局アナキンが悪かったという解釈なんだろうなあ。なんかラスト・オブ・ジェダイの解釈が好きになれなかったもんで・・・
フェラスがもうちょっと好きになれれば、ラスト・オブ・ジェダイシリーズも読むんだけどなあ・・・