ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ダヴォスにもThomas Mann Weg

2009年09月20日 | 旅行
ヴァルトホテルの裏手に遊歩道のようなものがあったので、歩いてみました。
「魔の山」でも、患者たちが朝食のあと散歩する日課があり、このあたりを歩いてたんじゃないかなあと・・・
行ってみたら、またまたThomas-Mann-Wegがありましたよ。
標識によるとこのままシャッツアルプまで歩いて行けたようですが、時間も体力もないので適当に歩いて引き返しました。
しかし、結構山道なんですけど・・・こんなとこ病人が散歩したのかなあ?



この写真どこから撮ったのか不明なんですが・・・(汗)写真の順番から行ってThomas-Mann-Wegの途中から見えた景色だったかなあ?
谷間の町であるダヴォスの様子がよくわかりますね。緑がとてもきれい。
しかしいい天気だったなあ・・・と写真を見て改めて思います。
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月のしずく

2009年09月20日 | ミュージカル・演劇
イッツ・フォーリーズの、浅田次郎の同名小説を原作としたオリジナルミュージカルを観てきました。10年ぶりの再演なんだそうです。
なぜ行くことにしたかというと、最近脚本や演出の方で活躍されている大谷美智浩さんが久々に役者として出演するというのを知ったので。最近ホント舞台でおみかけすることが少なくなったので、貴重な機会だしな・・・と行ってきました。
正直、日本のオリジナルミュージカルというのは苦手でして・・・音楽座も「リトルプリンス」は良かったけど、モノによってはダメだもんなあ。TSミュージカルくらいかなあ、良いと思うのは。(ってあんまり観てないけど・・・)
イッツ・フォーリーズも大分前に見て、苦手だな・・・と思っていたし、浅田次郎作品がまた苦手なもので(「メトロに乗って」のミュージカルを観ただけだけど、あの結末が許せなくてね・・・)、どうしようかと思ったんですが・・・
というわけでほとんど期待せずに行ったのですが、思ったよりも良かったです。
まあ、やっぱり「なんでそこで歌うかな~」というシーンも多かったですし、踊っちゃうシーンはやっぱりどうも違和感を感じずにはいられなかったのですが、意外と歌に入る場面が自然だったところも結構あったので、よくできている方だよなと。
話の筋も、浅田次郎にしてはそんなに受け付けないタイプの話でなかったのでホッとしました(汗)
原作がちゃんとあるから、脚本もしっかりしてましたしね。
音楽も良かったです。編成の小さい弦楽合奏主体のしっとりした音楽で、ちょっと民謡っぽい要素もあって。テープ演奏でしたが、生で今イチ上手くないプレイヤーを雇うよりは、テープで上手い演奏を録音した方が正解だったと思います。身の丈にあった音楽を使うべきですよね・・・
キャストも皆さん歌が上手くて、安心して観てられましたね。
というわけでそんなに悪くなかったのですが、まあ大谷さんが出てなかったら決して観に行くことはなかっただろうな・・・
大谷さんは、予想どおり工場の労働者のおじさんで、まあ見事なハマりっぷりでした。似合いすぎる(笑)
もうちょっと意外性も欲しかったけど・・・いや結構踊ってたのが意外だったかな(笑)
でもやっぱり上手いなあと思いました。ソロの歌も久々に聴けたし。やっぱり東宝の舞台でアンサンブルでちょこっと出てるのを観るよりも、こういうのがいいですね。
しかし、佐山さんのソロが1曲しかなかった・・・勿体無い・・・
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