ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

シャッツアルプ散策

2009年09月27日 | 旅行
ホテルを見終わった後、まだちょっとだけ時間があったので、ホテル裏を散策。山なんで行こうと思えばどこまでも歩いて行けたんですが、時間がないのでちょっとだけ・・・
写真ではよく写ってないんですが、下の草原は一面に花でいっぱいでした!
どこまでも花畑の中を歩いて行きたかったです・・・時間あればシャッツアルプホテルに宿泊してみたいものです。(でもダヴォスの宿はどこも満室のようでしたが)
ホテルのそばの斜面では、ボブスレーのコースが出来ていて、遊べるようになってました。(鉄製のコースを鉄製のボブスレーで滑るもの)
結構そのまんま滑り落ちていく感じで、ブレーキはかけられるのかな? おっかなびっくりゆっくり降りる人もいれば、上手い人はかなりのスピードでサーッと降りていて、面白そうでした。どうしようかなと思ってやらなかったんですけど。
そう言えば「魔の山」で、シャッツアルプサナトリウムは高いところにあって冬になると道が通れなくなるので、遺体をボブスレーで降ろす・・・という話があったなあ、と思いながら、のどかなボブスレーを見物してました。


そうそう、谷の写真の時に書こうと思っていて忘れてたのですが、これも「魔の山」で、ヨーアヒムが到着したばかりのハンス・カストルプにダヴォスから見える山の名前を教える場面で、ハンス・カストルプが「でもそんなに高く見えないね」と言ったら、いやいや僕たち自身がかなり高いところにいるんだよ、とヨーアヒムが話す場面がありましたが、確かにそんかな感じなんですよね。山が近く見えます。

この後、街中を散策しようかと思ったのですが、もしかして予定より1本早い列車に間に合うかも・・・ということで(できればチューリヒまで早く帰って買い物がしたかった)半ば走りながらDavos Platzの駅に行ったら乗れてしまったので、何の感慨もなくダヴォスとさよなら、となりました(汗)
「魔の山」の舞台にまさか行く日が来ようとは思わなかったので、短時間なのが残念でしたが、色々感慨深かったです。
ダヴォスは、観光客ももちろんそこそこいましたが、そんなに混み合ってもいなくて、のんびり快適に過ごすことができましたね。
まあ、帰りの列車はかなり混んでいましたが・・・1等に乗れるパス持ってて良かった、という感じでした。
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ブラッドブラザーズ(ネタバレ)

2009年09月27日 | ミュージカル・演劇
TSUKASAさんが出ると知って行って見ました。というわけでミセス・ジョンストンは当然TSUKASAさん。
ミッキーは、歌が上手いほうがいいかなと思って藤岡正明さんにしてみました。
そしたら、ミッキーは武田真治さんの評判がいいみたいで・・・。実際観てみたら、ミッキー意外と歌わないし(汗)終盤を見てたら、たしかに武田真治さんはハマるだろうな、と思いました。
でも藤岡正明さんも熱演でしたよ。
子供時代かわいかったし・・・(笑)
ミセス・ジョンストンはかなり歌が多くて、一番歌ってたのでは。でも、割と語り手のように綿々と歌う曲が多くて、TSUKASAさんの持ち味は活かされてなかったかなあと思いました。普通に上手いんだけど。
わが子を手放す時の感情のこもった歌なんかはとても良かったので、そういうナンバーがもっとあればなあと思ってしまいました。
そもそも、TSUKASAさんが出るくらいだからロックミュージカルなのかと思ったら、そんなにロックでもないんですね・・・。ややロックテイストもなくはないけど、どちらかというとポップスに近い感じかなあ。でも、普通にミュージカルっぽく歌い上げても違和感はない感じ?
なんでTSUKASAさんがキャスティングされたんだろうなあ。ダブルのもう一人は元四季の金志賢さんでしょ? うーんよくわからんなあ・・・
別にいいんだけど、TSUKASAさんの歌聴いたことない人にあんなもんだと思われると心外だなあと思って・・・。ミミはもちろんだけど、GENERATIONSで歌ってたRoseとか素晴らしかったんだから・・・!
狂言回しのような役で下村さんが出てましたが、彼の場合はもうちょっとロックというかポップスっぽい歌い方の方がいいのになあと思ってしまいました。ものすごく正統派ミュージカルな歌い方で歌い上げてたんで・・・上手いんですけど。
演技もソツがないんですが、なんかとても下村さんらしいというか、なんか四季っぽい気がしてどうにも違和感があってならなかったです・・・
しかし下村さん歌上手くなりましたよね。昔ルミエールで始めて観た時とくらべたら格段に・・・
鈴木亜美さんはどうなんだろうと思ってましたが、特に悪ガキのキレっぷりが見事でよかったです(笑)大人になってからはもうちょっと演技に陰影があればなあ・・・と思ってしまいましたが、標準以上のレベルではありましたよ。
ストーリーですが、なんか一幕が子供時代で終わってしまってあれれ?だったのですが、やっぱり大人になってからの描き方が物足りなかったなあ。
せっかく生き別れの双子の話なんだから、もっと住んでいる階級が違うことに対する葛藤みたいなものを期待してたのに・・・双子だとわかった瞬間にもう終わり、だもんなあ。これは「呪いのとおり」ということなんだろうけど。
終盤のミッキーも、心のバランスを崩してしまうっていうのはズルいよなあ。もっと真っ向から向き合って、「おかしくなってしまったから殺しに行った」のではなく、葛藤の末に・・・という結果だったらなあと思ってしまいました。
狂言回しの存在も、ミセス・ジョンストンもやや語り手的な存在なので、ちょっと余分な気がしないでもなかったですが、MAの狂言回し3人にくらべたらずーっとマシだったのでこれはまあいいです(爆)でも、もうちょっと効果的に使えたような気もするなあ、あの狂言回し。
とまあちょっと物足りない部分もあったんですが、ミュージカルとしては曲もまあまあだし、そこそこ良く出来てたと思います。
先日も日本のオリジナルミュージカルを観たり、アラン・エイクボーンの珍しい音楽劇を観たりしましたが、少なくともこの舞台では「ここで歌っちゃうのか・・・」とか「ここで踊っちゃうのか・・・」とかいう違和感は全く感じなかったので、さすがにミュージカル作りなれてるお国柄だなあとは思いましたが。文句言ってると言っても、それらの舞台に比べたら全然違うレベルでの文句ですからね(汗)
子供時代の悪ガキたちの遊びのシーンとか、なかなか楽しいナンバーでした。
そうそう、水風船が爆発するシーンで、最前列に水がかかるかも・・・ということでビニールが配られてたんですが、実際にはほとんど濡れてなかったようです。
最前列の皆さん、いよいよ・・・というシーンでおっかなびっくりでビニールを持ち上げてたりしたのがちょっと微笑ましかった(笑)
エレンディラで最前列だった時も、結局全然濡れなかったしなあ。万一濡れた時のことを考えて・・・なんでしょうね。日本は丁寧だなあ。欧米なんかだとむしろ濡れたら喜びそうだ(笑)
あと、バンドが5人編成だったんですが、これが東宝とは思えないくらいマトモに上手かったです(爆)サックスとフルート持ち替えの人とか、練習してる段階でもう全然帝○とかのオケの人と音が違うし・・・。
なんか下手な大編成よりも、小編成で上手い人連れて来た方がいいよな・・・と改めて思いました。
ちなみに、サックスとフルートの人はキーボードとかシンセドラムとかウィンドチャイムとか色々掛け持ちしてたんですが、ちょうどよく見える位置だったので、演奏してる様子が面白かったです。ドアチャイムの音をやったと思ったらすぐサックス吹き始めて・・・なんてのはプロだな~と感心しましたよ。

というわけで期待とはちょっと違ったけど、そこそこ面白かったです。
本場で一度見てみたいかな。かなり感じ違うんだろうなあ。
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N.Y.でイベントいろいろ

2009年09月27日 | 指輪物語&トールキン
指輪ネタ書く時にupしようと思っててすっかり忘れてましたが、写真はFotRコンサートなどをやったルツェルンのKKL(複合文化施設らしい)の遠景です。夏の旅行でルツェルンに寄った時に撮ったものです。
25日にFotRコンサートやってたんだよな・・・

さて、FotRコンサートというと、10月9日、10日にN.Y.のRADIO CITYでやるのが盛んに宣伝されてるのですが(やはりマンハッタンで初のLotRコンサートだからかな)、それに合わせて・・・なのかどうか、コンサート関連のイベントを色々やるようです。
10月1日にはPaley Centerというところでハワード・ショア、ビリー・ボイド、ダグ・アダムス(The Music of the Lord of the Rings Filmsの著者)の3人でトークショー?をやるんだそうです。
ショアとビリー・ボイドなんて珍しい組み合わせ、ちょっと見てみたいですねえ。当然The Edge of Nightの裏話?も出るだろうし。(ってどうせその場にいてもほとんど話わかんないけど)
なんでビリー・ボイドが出てくるのかというと、ちょうど彼のバンドBeecakeが北米ツアーでN.Y.に来てるんですね。9日、10日のコンサートも観に行くっぽいですね。
ちなみにこのイベント、こちらからチケットが半額で購入できるらしいです。とダグ・アダムスさんがブログに書いてました。(私はこの記事読んでません・・・(汗))

また、10月3日には大型書店BURNS & NOBLEのLincoln Triangle店でショアとアダムス氏のトークイベントがあるそうです。ジュリアード音楽院のそばの店でやるところが音楽イベントっぽい?(笑)
とまあこれらのイベントですが、微妙な日程だなあ。というのも、もし9日、10日のコンサートに行くつもりだったら、この頃には絶対N.Y.に行けてないので・・・
近い日程だったら、ちょっと合わせて行きたくなったかもしれませんが。
まあ地元の人たちには朗報ですかね。

ところで9日、10日のコンサートに合わせて先行発売されるといわれていたThe Music of the Lord of the Rings Filmsと未使用音源Rarity Archivesですが、発売は間に合わないことになったそうです。まだしばらくかかるようで。
今回のコンサート、行きやすい日程にもかかわらず特に行く予定にしてなかったんですが、The Music of LotR Filmsが買えるのだけが魅力かな、と思ってたんですが、発売間に合わないならやっぱり行かなくて良かったなー。
しかしいつ発売になるのかな。そしてちゃんとamazonで取り扱ってくれるだろうなあ。本だけだと怪しいけど、CDボックスもあるから大丈夫かな?
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