以前ユリイカの指輪物語特集号を読んだ時、「『指輪』以降のファンタジーで読む価値があるのは『ゲド戦記』と『最後のユニコーン』だけだ」みたいなことを書いている人がいて、そんなに素晴らしいものなら読んでみたいなあと思って随分前に買っていたのをようやく読みました(汗)いやースターウォーズとか「世にも不幸なできごと」シリーズのおかげで読むの遅くなったのですが・・・(汗)
amazonのレビューでも好きな方はすごく好き! という作品のようですね。
私は正直そこまでハマりはしなかったのですが・・・何かがじわじわと心に残る物語ではありました。
作者のピーター・S・ビーグルはバクシアニメの指輪物語の脚本にも参加していて、もちろん「指輪物語」はよく知っている人なわけです。
と言ってもトールキンの世界とは全然似ているわけではないのですが、確かに「ゲド戦記」と同じく「指輪物語」の系譜を引いているな・・・と感じるところがありました。
「魔法とは何か」ということ、ユニコーンが人間の目には本当の姿で映らないということ・・・魔法や伝説が消えていく喪失感のようなものが描かれているのかなあと思ったら、終盤ちょっと違う展開になりましたが。
不思議な運命を担いながらも情けない魔法使いシュメンドリック、気が狂っている?蝶、気まぐれな喋る猫、話す骸骨、ガラクタのような鎧を身に着けた老人たちだけの城の兵士、自ら兵士の姿をしている老王・・・
こうして書くと全然その雰囲気を伝えていないのですが、こうした色々な要素が不思議に積み重ねられた、不思議な物語でした。
ちょっと抽象的な部分もあって、わかりづらいところもありましたが・・・イメージしにくいというか。「ゲド」にもそういう部分はありましたが。
でも、実はユニコーンが人間になって、王子を愛するようになって・・・という展開になったのにちょっとがっかりしたりして・・・まあ最後は綺麗でしたが。
この作品、昔アニメ化されたことがあって、その時もクリストファー・リー様が吹き替えで参加していたそうですが、今度実写映画化されるそうで、またまたクリストファー・リー様が出演するそうです!
読みながら、ハガード王かな、だといいな、と思ったんですが、やっぱりそうでした! ちょっと嬉しい。
しかし公式サイトによると、キャストで決まってるのまだリー様だけなのかな。うーん、アマルシア姫は誰がやるのかがとっても気になります。
コンセプト・アートを観ると、衣装とかなんか今イチのような気が・・・(汗)うーん、ファンタジー実写映画は色々出て来てしまって、観るほうも目が肥えてしまっているからなかなか難しいところはあるかもしれませんねえ。
一体いつ公開されるのか、そもそも日本で公開されるのかも謎ですが、観られる日が来たらぜひ見てみたいです。
amazonのレビューでも好きな方はすごく好き! という作品のようですね。
私は正直そこまでハマりはしなかったのですが・・・何かがじわじわと心に残る物語ではありました。
作者のピーター・S・ビーグルはバクシアニメの指輪物語の脚本にも参加していて、もちろん「指輪物語」はよく知っている人なわけです。
と言ってもトールキンの世界とは全然似ているわけではないのですが、確かに「ゲド戦記」と同じく「指輪物語」の系譜を引いているな・・・と感じるところがありました。
「魔法とは何か」ということ、ユニコーンが人間の目には本当の姿で映らないということ・・・魔法や伝説が消えていく喪失感のようなものが描かれているのかなあと思ったら、終盤ちょっと違う展開になりましたが。
不思議な運命を担いながらも情けない魔法使いシュメンドリック、気が狂っている?蝶、気まぐれな喋る猫、話す骸骨、ガラクタのような鎧を身に着けた老人たちだけの城の兵士、自ら兵士の姿をしている老王・・・
こうして書くと全然その雰囲気を伝えていないのですが、こうした色々な要素が不思議に積み重ねられた、不思議な物語でした。
ちょっと抽象的な部分もあって、わかりづらいところもありましたが・・・イメージしにくいというか。「ゲド」にもそういう部分はありましたが。
でも、実はユニコーンが人間になって、王子を愛するようになって・・・という展開になったのにちょっとがっかりしたりして・・・まあ最後は綺麗でしたが。
この作品、昔アニメ化されたことがあって、その時もクリストファー・リー様が吹き替えで参加していたそうですが、今度実写映画化されるそうで、またまたクリストファー・リー様が出演するそうです!
読みながら、ハガード王かな、だといいな、と思ったんですが、やっぱりそうでした! ちょっと嬉しい。
しかし公式サイトによると、キャストで決まってるのまだリー様だけなのかな。うーん、アマルシア姫は誰がやるのかがとっても気になります。
コンセプト・アートを観ると、衣装とかなんか今イチのような気が・・・(汗)うーん、ファンタジー実写映画は色々出て来てしまって、観るほうも目が肥えてしまっているからなかなか難しいところはあるかもしれませんねえ。
一体いつ公開されるのか、そもそも日本で公開されるのかも謎ですが、観られる日が来たらぜひ見てみたいです。
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