ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

RotK SEE上映3回目

2005年03月21日 | 指輪物語&トールキン
昨日は東劇で三回目のSEE上映観てきました。
ポスターの写真、フラッシュを焚くとピントが合うことが判明したので(その代わり光っちゃったりしますけど・・・)、一応全員分撮って来ました(笑)これから毎日少しずつupして行きます。
今日は左端から、エルフの御大お二人(笑)
先々週までは13時の回は売り切れだったのですが、今回はかなり入ってはいたものの売り切れまではなっていませんでした。うーん、人気に翳り? それで4/2以降の上映微妙なのかなあ。
ちなみに「4/2以降の上映は未定ですが延長の可能性もありますのでお楽しみに!」という微妙なことが書いてありましたよ(汗)さてどうなることやら。

3回目になるのですが、毎回違うところが泣き所になるのが不思議なところです。
今回は3回目にしていきなり、ピピンを見送るメリーとアラゴルンで来ました。なぜかここが一番泣けたなあ・・・
いやあ、アラゴルンの優しさになんだかぐっと来てしまいましたね。私の場合、SEEで一番印象良くなったのアラゴルンだったりして。(いやパランティアの場面はおいといて(汗))
アラゴルンとエオウィンの追加シーン、一般的には評判悪いらしいですが、私は好きなんですよね。なんか、エオウィンに対しても、メリーに対するのと同じ優しさを感じるような気がします。恋愛感情ではなく。
そうそう、メリーとエオウィンの追加シーン、今までは「エオウィンがあっさり説得されすぎなのでは」と思っていましたが、今回見ていて、違うかも、と思いました。
エオウィンはメリーの言葉で癒されてしまったわけではなく、ただ、メリーを守るためだけでも頑張ろう、と思ったのではないかと。まあ、エオウィンの表情を見ているとそのあたりは違うかもなあとも思うのですが、ここは脳内変換で(汗)
そう思うと、エオウィンにとってメリーが一緒だったことがとても大きかったのだなあと改めて思います。突撃する前も、馬から放り出された時も終始メリーを心配していたエオウィンとも重なるなあと。なんか、メリーもエオウィンも好きな私としてはどっちも羨ましいぞ、という感じです(笑)
そうそう、追加シーンで、魔王を倒した後にエオウィンがメリーを探している風なのもいいなあ、と思うのですが、「目の前で倒れてたじゃん」という疑問も・・・
はっ、まさかエオウィン、メリーが魔王刺したの見えてなかったりして!? と動揺してしまいました(汗)
それから、死者の道のギムリ、かわいいことはかわいいんですが、やっぱり頭蓋骨の上歩くだけであんなにビビったりしないよギムリ・・・と思ってしまいました。
死者の道の恐怖ってもっとこう・・・ああ、なんであんなになっちゃったんでしょうねえ。(ため息)
そして、今更なんですが、今回はやけに「うぜえよ、サム!」と思ってしまいました・・・(映画サムファンの方ごめんなさい(大汗))
十字路の前あたりの追加シーン、ホントいらない・・・(汗)王の頭に花の冠が、のシーンも、サムに言われるとなんだかがっかりしてしまうのでした。ここは吹き替えで観るのがオススメですよ! 吹き替えだとなぜかフロドの台詞になってますから!(笑)
あ、でも、今回初めてエアレンディルを見る場面ちょっといいかな、と思いました。今まではフロドが安らかに眠っていないのがひっかかってたんですが、うなされながらも少し楽になってるように見えたので。気のせいかなあ?(汗)
鍋を捨てる場面にも、スローモーションのせいか、サムの悲しさがちょっぴり伝わって来たような気がしました。映画のサムは原作よりも果断だから、あの時点では、もう自分自身のことで悲しんだりしない、と決意していたのかも。それで何もかもが終わってから、ようやくロージーのことで泣き出せたのかもなあ、なんてことを思ったりしました。っていきなり映画サム擁護に回ってる?(笑)
そんなこんなで色々考えてしまったのですが、サントラ効果で素直に泣かされてしまった場面もありましたね。鷲が飛んでくるあたりとか、王の帰還以降はわりと素直に感動してみられました。(除アルウェン登場とパパロンド(汗))
ホビットたちがお辞儀される場面なんか、珍しくぐっと来てしまいました。
追加シーンのサントラも3回目(DVDも入れたら4回目ですが)にしてようやく耳に馴染んで来た感じです。メリーとエオウィンの追加シーンのサントラなんて、今回初めて聴いたかも(汗)そのわりにはまた忘れてしまった・・・うーんやっぱりショア・マジック?(笑)
そんなわけで、上映延長がなければあと1回で劇場鑑賞はおしまいなんですが、まだサントラ聴き足りないかも(汗)うーん宇都宮行っちゃうかなあやはり(汗)
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2 コメント

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アスティン・サム (れんばす)
2005-03-24 21:44:44
こんばんは!



少し遅いレスで申し訳ありませんが、RotK SEE鑑賞3回目とはうらやましいです。私はTTTもまだです(涙)。週末は絶対行きますが。

特にTTTのヘルム峡谷の戦いは大画面で見ごたえあるでしょうね。



>「うぜえよ、サム!」

それ、TTT SEEコメンタリーでも言えてますね~ ショーン.Aはヘルム峡谷で城砦が爆破されたのを9.11テロに例えてました。アメリカ人ってこう感じるのかと思いきや、どうも彼独断気味の感想のようで同国人のイライジャは同意してなかったのが面白かった。

映画のサムがうざくなったのは、脚本だけでなく役者の性格も反映されているのでは?と私は思いました。他のホビット役者は本来の地と役柄は違ってるのに対し、ショーン.Aは妻子持ちだけが理由かしら?
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映画のサム・・・ (ぐら)
2005-03-24 23:04:52
まだこれからTTT見られるなんて、逆に羨ましいですね~。もう東京ではTTT大画面で見られないですから・・・楽しんでいらしてください!

ヘルム峡谷も迫力ですが、SEEならではの、木の鬚やメリピピの場面が嬉しかったですね、私は。



映画のサムの性格には確かにショーン・アスティンの性格・・・というか考え方は反映されていると思います。私もそれがあって一時期すごくショーン・アスティンのこと嫌いだったことがあります。

でも、最終的にはやはり監督の意図だなあと、RotKまで全部観た今では思っています。PJの描くサムのイメージが、結局のところ私や、映画のサムに違和感を感じる多くの人が思っていたサムとは違っていたのだと思います。

そうでなければそもそもショーン・アスティンをキャスティングすることはなかったのではないかと思いますし。



ショーン・アスティンがサムをあのように演じたのは、彼にとってはサムの英雄的な面を演じることが素晴らしいと思えたからなのかも、と私には思えました。

ショーン・アスティンについては、先日、かなり複雑な生い立ちだという話を教えていただきました。

そんな不幸な生い立ちで、頑張って認められたい、という幼い頃からの生き方がTTTのコメンタリーのような言動に繋がっているのかも、と以来思うようになりました。

同じような境遇で、ドラッグにおぼれたり、人生を転落してしまう人も多いだろう中で、逆に頑張ったショーンは偉いなあとも思います。まあ、お友達になりたいかどうかは微妙ですが(汗)

でも、TTTコメンタリーでの突っ走っているショーンを優しく見守るようなイライジャとアンディ・サーキスのコメントや、インタビューでのショーンの「真面目すぎる」ところをからかうビリーやドミニクの話を聞くと、仲間たちからはそういう点も受け入れられつつ、愛されているんだなあと感じられたりもします。



でもやっぱり、何も考えずにRotKを見ていると、「サムうざい・・・」と思ってしまうのはもうどうしようもないことなんですが(汗)

映画のサムに寄り添って見ると、いいなあと思うところもなくはないのですが、でもやっぱり原作のサムの方が好きですからね・・・
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