ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

LotRシンフォニーの女声ソリストのこと

2008年06月17日 | 指輪物語&トールキン
先日書いたKaitlyn Luskのサイトの情報から、指輪サイトのLotRシンフォニーの公演リストの女声ソリストが不明だったところを埋めてみました。(あんまり興味ある人もいないと思いますが(笑))
こんなリスト作って何になるのか・・・って自分のためなんですけど。HowardShore.comのリストには指揮者もソリストも載ってないんだもん・・・下手するとオケの名前すら出てない・・・
しかしKaitlynのサイト、共演したオケと指揮者が羅列してあるだけで、いつどこで・・・がないのが惜しい。おかげでパズル作業になってしまうのですが。
Kaitlynのデビューだったらしい2004年9月のアルバカーキを筆頭に、リストが上手く埋まったところもありますが、以前私が得た情報と違ってあれー?なところも・・・
ピッツバーグ交響楽団と一緒にやったって書いてあるけど、私の情報では2回目のピッツバーグは違う人だったんだけど・・・そっちの情報が間違いかなあ?(1回目がシセルだったのはこの目で見てますので(笑))
あと、ゲヴァントハウス管弦楽団とやってると書いてあるけど、これは2007年1月のライプツィヒだよなあ。私の事前情報ではゲヴァントハウス管弦楽団ではなかったんですが・・・公式サイトにも出てなかったし。(ゲヴァントハウスでやるとかいう噂はドイツで立ってましたが・・・)
それに、欧州のソリストはAnn de Renaisさんがやるものと思ってたんで、ホントにKaitlynが? とも思うし・・・まあ書いてあるんだからやったんだろうなあ。
それから、指揮者でScott Dunnって人とやってることになってますが、この人はLotRサントラのコーラスディレクターのテリー・エドワーズのアシスタントで、2006年2月にリヨンでコンサート中にテリー・エドワーズさんが倒れた後、代理で振った人・・・なんですが。
もしかすると、ライプツィヒはScott Dunn氏が振ったのかな? 事前情報ではジョン・マウチェリーと聞いてたけど、確定ではなかったので・・・
あーでも、共演した指揮者にジョン・マウチェリーも入ってるんですが、ライプツィヒがジョン・マウチェリーじゃなかったとすると、やっぱりピッツバーグでKaitlynが歌ってないとジョン・マウチェリーと共演してないことになるので・・・やっぱりピッツバーグはKaitlynだったのかな?
あと、ジャクソンヴィル交響楽団ってとこともやってると書いてあるんですが、これ不明だなあ・・・HowardShore.comのリストにも書いてないし。うーむ。
この他、共演した指揮者の中に聞いたことない人が一人入ってまして(汗)この人、今のところどこにも入らないのでうーむ、です。指揮者もソリストも不明のコンサートはいくつかありますが、オケが共演したオケの中に入ってなかったりして・・・うーむ。

とまあそんなわけで、一人マニアックに悩んだりしてたのですが(笑)せっかくリストが少し埋まったので、LotRシンフォニーの女声ソリストの歴史?などをまとめてみたいと思います。
LotRシンフォニーの初演は2003年11月のニュージーランドでしたが、この頃はまだシセルは登場していなかったんですね。実際に聴いた方によると、この時のソリストは今イチだったとか。(余談ですがこの時は6楽章のアラゴルンのソロ、ヴィゴ本人が歌ったそうで。)
シセルの登場は2004年3月のコロンバスのコンサートからでした。実はRotK SEEのボックスセットのオマケ(汗)のLotRシンフォニーのDVDはこの前の2月のモントリオールのコンサートのものなので、シセルは歌っていません。だからソリスト全く映ってないのかも・・・
シセルというぴったりなソリストを迎えて万全の体制?になったLotRシンフォニー、しばらくはシセルがメインでやっていましたが、あまりにも公演数が多いので、シセルが出られない場合にはいろんな人が代わりに出ていました。
2004年6月のシドニーでは東京でも歌ったgeorgeのヴォーカルKatie Noonanが歌いました。彼女はシドニーと東京でしか歌ってませんが、東京ではシセル以外でいい人・・・ということで、おそらくショアが彼女を推薦したのでは、と思っています。彼女のゴラムの歌、良かったなあ・・・
その後へイリーが2回ほど歌っていますが、なんかレビューではあまり評判良くなかったような・・・(汗)へイリーは自分のアルバムでInto the Westをカバーしてたんじゃなかったかなあ? (確認してないので違ったらすみません)
で、9月にKaitlyn Luskがアルバカーキでデビューした、ということですね。この時まだ15歳だったそうで・・・
この頃、北米ではソプラノとメゾソプラノが二人でソロを担当していたようなのですが・・・。Kaitlynも最初はメゾソプラノの人と一緒だったのかな?
しかし、メゾソプラノの人今ひとつ評判が良くなかったようで(汗)2005年に入ると、北米のソリストはほぼKaitlynが一人で受け持つようになりました。
一方、欧州ではシセルは2005年8月のアテネ、オスロを最後に出演しなくなりますが、同時期からなぜかドイツ方面で頻繁にやるようになったコンサートには、元London VoicesでLotRサントラのレコーディングにも参加していたAnn de Renaisが登場、その後の欧州のソリストはほぼ彼女が勤めるようになりました。
というわけで、現在では北米方面はKaitlyn Lusk、欧州方面はAnn de Renaisという二大体制??で定着している、という感じです。Kaitlynはウィーンやライプツィヒなど欧州にも遠征しているようですが。
というわけで、知っていても何の役にも立たないLotRシンフォニーの女声ソリストの歴史というか変遷・・・でした(笑)
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