ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ホビット予告第二弾

2012年09月25日 | 指輪物語&トールキン
ホビットの予告第二弾が出ましたね!




なんと劇場で公開されるこのバージョンの他、ラストが違う4つのパターンの予告編が公式サイトで観られます。どうもうちのPCだと固まってしまってなかなか観られないんですが。
どのバージョンも本編観たくなってワクワクしてしまいますね。
ただ、最後の部分、ドワーフ編以外は全部サントラがホビット庄のテーマなので、ガンダルフ編、ビルボ編はいいんですけど、スティング編、ゴラム編はちょっと合わないような・・・もうちょっとサントラにも気を配って欲しかったなあ。

第一弾の予告はやや暗い重厚なトーンだった印象でしたが(とにかくドワーフの歌に興奮してましたね(笑))、今回はにぎやかな感じですね。ドワーフ13人がわいわいやってるのが嬉しかったですね。
正直、イケメンドワーフ数名にどうも馴染めないでいたんですが、13人揃ってると意外と違和感ないですね(笑)
なんかこうやって13人でわいわいやってると、「ああ、ドワーフたちだなあ」って嬉しくなってしまいます。私は「ホビット」の、自分勝手なドワーフたちに振り回されるビルボ、という前半のシチュエーションが大好きなので。(その前半から一気に壮大に展開して行く後半もまた好きなんですが、それも前半とのギャップあってこそですからねー)
イケメンドワーフ代表のフィーリとキーリですが、ちゃんと玄関のところでにこにこ笑いながらAt your serviceって言いながら揃ってペコっとお辞儀なんかしてくれると、意外なくらい原作どおりのドワーフって感じがして、ちょっとキュンとしてしまいました(笑)いやかわいいじゃない、と(笑)
トーリンもちょっとカッコよすぎで違和感あったんですが、なんか意外と原作っぽいかも。尊大で偉そうな感じが出てました。私としてはトーリンは頑固爺さんであって欲しかったけど、これはこれでありかも、と思えてきました。
・・・この映画のトーリンも袋小路屋敷の玄関でボンブールにつぶされたりするのかな・・・(汗)(←観たい(笑))
バーリンと頭突きで挨拶なワイルドなドワーリンもいいな~
あと、グローインがギムリとよく似ていてまたキュンとしてしまう・・・(笑)
この予告とはまた別の画像で観ましたが、オインとグローインの兄弟二人揃ったビジュアルが良いですねえ。鬚の編み方がお揃いで。
袋小路屋敷で騒ぐドワーフたち、わらわらと戦ったり走ったりのにぎやかなドワーフたちを観てたら、本当に嬉しくなってしまいました。
というわけで、5つのバージョンの予告ですが、私はやっぱり普通に劇場で使われるドワーフバージョンが一番好きだなあ。
あと、ラダガスト! 思った以上にひなびた?おじいちゃんな感じでしたが、動物かわいがってる感じが出ていて良かったですね。
うさぎそりはちょっと虐待っぽい気がしましたが・・・(汗)あんな小さいウサギに橇引かせるなんて!
ハリネズミをいじってる姿もかわいい~と思いましたが、よく観るとあのハリネズミ苦しんでるのかな・・・
はなれ山の地図がLotRで出てきた時よりも新しかったりとかするのも嬉しいし。なんかエルロンドとゴラムも若返っているらしいですが、指輪を失ったゴラムが老けるのはともかく、エルロンドはかわらなくていいのでは・・・?
そして、マーティン・フリーマンのビルボが見事にビルボそのものですね~!
先に画像で観ちゃってたんですが、置手紙持って(映画だともしかすると旅の契約書かも)走ってくビルボとか、もう原作そのものというか、原作から飛び出したようで、やっぱりキュンとしてしまいました(笑)
原作と違う場面では、ガンダルフのガラドリエルとの会話が良かったですね。なんで小さい人なのか、と問われ、「Maybe it is because I'm afraid, and he gives courage me.」(自分で全部聴き取れたわけではないですけど(汗))って素敵な台詞だなあ。ガンダルフのビルボへの、ホビットへの思いが伝わってきて、これもキュンとしてしまいますね(笑)
サントラは、多分映画オリジナルのでしょうね。8月20日にレコーディング始まったって話なので、もう録ってるでしょうし。(終わったって話は聞かないな・・・1ヶ月くらいじゃ終わらないんだっけ?)
なんかちょっとナルニアっぽいフレーズもあるんだけど・・・(汗)
第一弾のドワーフの歌に比べるとやや地味な感じもしてしまいますが、やっぱりLotRっぽいというかショアさんっぽいというかで、懐かしいような嬉しいような気分になりますね。相変わらずオリジナルのサントラを予告に使うクオリティの高さ(というのかな)がいいですねえ。

で、早速日本語字幕版も出ているんですが・・・



第一弾ほどひどい誤訳はないですが、なんとなく英語で聞いてた興奮をそがれる感じはありますかね・・・
予告なので、短時間で作品を説明しなきゃならないので、意訳が多くなるのはわからないでもないんですけど、色々とニュアンスが失われているのはどうしようもないのかな。
ひとつだけ、ゴラムが「いとしいしとが勝ったら」とか言うのは明らかに誤訳ですよね。ゴラムの台詞どうしても聴き取れないのではっきりと言えないのですが(汗)My Preciousっていうのはいつもの合いの手というか、いとしいしとに呼びかけてるんであって、主語ではないですよね?
At your serviceが「ご別懇に」じゃないのは仕方ないですが、「どうぞよろしく」も結構いいですね。言葉遣いのていねいな感じが出てるかな? その前の「バギンズさん」もいいなあ。
Merry gatharingsが「愉快な連中じゃよ」は、まあいいんですけど、「愉快な集まり」の方がいいのになあ。
奥方の言葉遣いが「なぜ彼なの?」ってのもちょっと・・・口調が砕けすぎですよね・・・
その後の、先に挙げたガンダルフの台詞も、意味は合ってるんだけど、なんとなくニュアンスがなあ。英語で聞いたほうが感動したなあ。Maybeが入るのと入らないのではこんなにニュアンス変わるんだなあと。
トーリンの(あの声トーリンですよね?)ドワーフたちについての「彼らは全て持っている」というのもなんだなあ。あそこはI can ask no more than not(?).というようなことを言ってると思うのですが、「(これだけあれば)これ以上何もいらない」って感じだと思うんですけど・・・
その後のガンダルフの台詞、まあ大まかにはそんな意味でなくもないんですが、これLotRに出てくるWalking Songの一部ですよね。RotK映画でピピンが歌ってたThe Edge of Nightの歌いだしにもあった「Home is behid the world ahead」から来てるんですよね。って私も他所様で訳されているのを見て「あっ」と気がついたんですが(汗)詩そのままではなくて「Home is now behind you, the world is ahead.」って普通の台詞っぽくはなってますが。
元の詩を知ってたらもちろんこういう訳にはならないですよね・・・
まあ原作知らない人にここに気がつけと言っても無理とは思いますが、(知ってても気付かなかった人もここにいるし(汗))せっかく原作のエッセンスを盛り込んで作ってくれてるところを、英語がわからないと伝わらずに終わってしまうのは悲しいなあと思うんですよね・・・
このあたりのことを考えると、やっぱり原作知らない人が訳すのはとても怖いですね。ちゃんとまた田中明子さんの下訳やってくれるでしょうか。(本当は監修してもらいたいところなんだけど)
他の4つのバージョンの字幕版も日本公式サイトに出てます。どうもこれも固まりがちで私はよく観られないんですが(汗)

そんな訳で、新映像にワクワクし、字幕に先行きを心配し・・・という感じになってしまいましたが(汗)字幕に関しては予告だからだった、だといいんですけどねえ。
何にしても、12月の公開に向けて、だんだん盛り上がって来ましたね! 公開まであと3ヶ月切りましたもんね。
・・・そう言えばLotRの時は公開3ヶ月前にはサントラ発売になってたなあ。今回は聴けるの直前なんだろうなあ・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Evita | トップ | ホビットサントラ発売日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

指輪物語&トールキン」カテゴリの最新記事