角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

あの伝説の“漢(おとこ)祭り”映画の続編「300 帝国の進撃」3D

2014-06-24 08:38:36 | 映画

 コレを見ると全身からアドレナリンがわき出るような感じになった、あの伝説の映画「300スリーハンドレット」('07年)の続編「300 帝国の進撃」が遂に公開されました。

 前作は、ザック・スナイダー監督のスタイリッシュな演出もさることながら、何故、100万人もの軍勢にわずか300人の兵で戦わなければならなかったかというテーマ(まさに神風特攻)でもって、観る人の心を揺さぶった傑作した。

 

 そして、本作は物語時間が前作とほぼ同時進行し、登場人物も重複してることから、前作観てない方は一度DVDでチェックしてから本作を鑑賞することをお勧めします。

公式ホームページ↓↓↓
http://wwws.warnerbros.co.jp/300movie2/




 ストーリーはと言えば、まぁ前作同様圧倒的大軍で押し寄せてくる、ペルシア帝国軍に国土を守るギリシャ軍の戦いのお話なんですが、ギリシャは当時統一国家ではなく都市国家群の集合体で、そこがミソなんですね。 

 前作はスパルタ(市?)の戦いがメインだったわけですが、今回はアタナイ市。日本的にはアテネと言ったわかりやすいかもしれません。そう言えば前作主役のスパルタのレオニダス王(ジェラルド・バトラー)「哲学と男色にふける、アタナイですら、ペルシアに屈従しないで戦うそうじゃないか」と言うセリフがありますが、本作まさにソレ。
 
 ただ、今回は陸上と言うよりは海上での両海軍の戦いがメインになっています。で、主役はアタナイ軍を率いるテミストクレス将軍(サリヴァン・ステイプルトン)とペルシア海軍司令官アルテミシア(エヴァ・グリーン)の激闘が描かれています。
 まぁ、このお二人のお色気シーンありの、手や足がもげて血しぶきが空中を飛ぶ(3Dなのでスゴイ)、スローモーションを多用したスタイリッシュ演出(ノーム・ムーロ監督)は今回も健在ですし、鍛え抜かれた男の肉体美も前回同様。まぁ、そういう意味では、家族と一家団らんで観る映画としては不向きかも知れません。それに、後で詳しく述べますが、左翼系頭良い子さん達も観ないことをお勧めします。

 それにしても、今回は何か脚本に一ひねり足りないように思います。前作では、前線で戦うプロフェッショナル兵と後方(国)で繰り広げられる権謀術数の話が巧みに繰り広げられ脚本に厚みがあったんですよね。権謀術数とは、スパルタの評議員(国会議員みたいなもの)達の中にも、大国ペルシアとまともに戦っても勝ち目がないのだから和平に応ずるべきだ、と言う派閥と正々堂々と戦い、祖国の独立と尊厳を守るべきだという派閥の多数派工作が描かれているんですね。で、この中に敵のスパイなんかが交じっていて面白いのなんの。
 

 何れにせよ、「家族のため、祖国のため、そして人間の尊厳を守るために命をかけて戦う“漢(おとこ)”たちの戦いがテーマ」であることにはかわりがありません。

 劇中、あまりの圧倒的な大軍にひるむ自軍に呼びかけ、テミストクレスは兵を鼓舞します。

「我々は敵に膝を屈して奴隷として死ぬのではなく、誇り高く戦場で立ったまま死ぬことを選択したことを後世に証明するのだ!!」 

ま、まさに、まさに武蔵坊弁慶!! いや、我々の大先輩である帝国軍人の言葉そのものではないですか!!

 そういう意味では、戦後延々としたり顔で「勝つ見込みもない愚かな戦争した日本軍」とあの敗戦の責任を全部軍人に押し付けてきた、学者、メディア、いわゆる評論家などの知識人たちは、この映画を見てもさっぱり意味が解らないに違いありません。劇中、彼らのような人間は「卑怯な裏切り者」として描かれるのですが、それが何故かも解らないでしょう。

 しかし、感慨深いのは日本との死闘をくり広げた米国が70年の時を経て、「勝つ見込みのない戦いでも、人間は自らの尊厳をかけて戦わなければならない」という主張を全世界へ発信するのですから皮肉なことです。

 それにしても、未だに我が国では先輩方を
貶めて、自分が賢くなったように振る舞う輩が跳梁跋扈しているのですから嘆かわしいったら、ありゃしない。

 なんの根拠もなく、大騒ぎしてるお隣のいわゆる「ジュウグンイアンプ」問題に対して、したり顔で「補償しろ」なんていうメディアがあるんですから、信じられません。もういったい何時まで、たかられたら気が済むんでしょうか?

 本当に我々の世代で済むとおもってるんですか?お隣の告げ口大統領は「加害者(日本)と被害者(朝鮮)の関係は1,000年たっても変わらない」と公言しています。

 生き残ってっる「自称・ジュウグンイアンプ」54名の子孫が3倍、いや30倍に膨れ上がって我々の子孫に更なる補償と賠償を求めてくるのは想像に難くありません。それこそ、1,000年先まで・・・・・

 彼らにとって、日本はゆすればお金が出てくる便利な「打ち出の小槌」にすぎないのですから。


今年の田植えについていろいろ思ったこと

2014-06-23 09:11:29 | 日記

 今年の春は、苗代完了後に突然うちの父親が入院しました。まぁ命に関わりのあることじゃなかったんですが、要は肺が古傷に侵されて菌を抗生物質で気長にやっつけるというもの。2週間~3週間で、退院との見込みが先生から告げられました。

 さて、これで一番困ったのが「田んぼ」三反歩五反歩ならどうとでもなるのでしょうが、当家でやってる田は五町歩!!

 で、自分の知識不足で、進めれなかったのも事実ですが、我々5月決算役員総会を控えた事務局を預かる身としては、この任務上の大仕事は徹夜を何日しても遂行しなければなりません。
 うちのおやじは、ベットで「退院してからでも、間に合うから田んぼには構うな」と言うものの、川代のご近所&親戚は気が気でありません。
 結局、田打ち田かきなどかなりの部分助けられてしまいました。挙句に何枚か田植えまでしてもらう始末。ありがとう、たっち&義一さん。ゆうちゃんにも子供送迎してもらいました。

 ・・・・・で、26日の総会&金賞報告会終了後、すぐさま田植えにとっつきました。正直、自分の中では村のチャレンジデーなんかは意識の外にあり(ただ運動はしましたよ)、植え残ってる三町歩以上の田植え。自分のイメージでは5日くらいかけてやる予定だったのですが、うちの分家で米作りの専門家たっちがいうには「手ぬるい」とのこと。1日に1.5町歩のペースで植え一気に始末するという計画。

 そこで、たっちに機械に乗ってもらい、自分がひたすら苗箱をハウスから田に配り並べる作業。
 これは↓↓↓当家の最大の田んぼ、1.5町歩。

で、この日自分が配った苗箱550枚。まぁここの田を植え終わるとピークを越えます。

 しかし、こうやって植え終わってみると、戸来岳が見えて実に美しいです。しかし、来年再来年と、この田を維持していくにはどうしたらいいのかという現実の問題に直面しています。

 また、小生のご近所を見まわしても、後継者のいない家などのことを考えると春に田んぼに水が一斉に入る美しい風景が廃れていくんじゃないべかと不安になるんですね。

戸来岳アップ

しかし、この日本の原風景はこの先どうなっていくのでしょうか。


うちの牧場のヤギたち。

2014-06-21 13:56:42 | 新郷村

今日は土曜日。ネタがないのでうちのヤギたちを紹介。

うちのヤギたちは、このように人間慣れしていて、人が近づいてもビクともしません。

さて、今日はうちの畜舎責任者オックンが休みで、その助手でえつおさんが、動物たちの面倒を見ています。

小生:「おーい、えつおさん、ヤギは?」
えつおさん:「あっち、草伸びてるから、あっちに放した」
と、遊具場の方を指さしています。

うちの牧場のヤギたちは、放しておけばそこいらじゅうの草を食べてくれるので、まさに草刈り機いらず。
このように親子単位で牧場内を移動します。何故か決して遠くには行きません。しかも夕方になれば勝手に畜舎に戻ってくるんですね。

GPヤギ

ちなみに、一番小さいのが今年の春(二月)に生まれた、三二一(ミニイ)」
ゴールデンウィークに名前公募して、八戸市のお子さんが命名したのが採用されたんですが、字がまだ幼くて、漢字の三二一なのか、片仮名のミニーなのかが判然とせず、間をとってこの名前になりました。


キリストの子孫、えつおさんのいうことちゃんと聞いて、草食えよ 三二一。


35年を経て全く色あせない「ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版」

2014-06-20 11:05:59 | 映画

 さて、ちょっと前になるんですが、TOHOおいらせ「ルパン三世 カリオストロの城」デジタルリマスター版が2週間ほど上映されました。もうセリフも暗記するほど何度も見慣れたこの作品を、スクリーンで観るとはいえ、見飽きるんじゃ無いかという不安があったのですが・・・・観る前は。

映画館でもらった公開当時の復刻版チラシ表面(B4) 

公式予告編はコチラ↓↓↓
「ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版」予告編

 言わずと知れた、日本が世界に誇る天才アニメーター、宮崎駿が手掛けた劇場1作目の伝説的映画です。
宮崎ファンならずとも、おそらくテレビのロードショーで2回、3回とご覧になった方も多いことでしょう。

 そういう小生も水野晴郎先生がバリバリのストライプスーツで解説していた「水曜ロードショー」でこの作品を観て度肝を抜かれたものでした。当時まだ小学生だったと思います。

 あの、パタパタとスピーディーに走る登場人物の爽快さ。お馴染みの登場人物と、ヨーロッパ小国王家をめぐる巧みな脚本で、この90分のアニメーションを老若男女全ての人が感動できる見事な人間物語へと昇華させています。
 
 まさに宮崎節全開の大連続活劇で、「天空の城ラピュタ」と共に小生の好きな宮崎アニメの双璧をなす作品です。
誤解を恐れずに言えば、小生は後の「ナウシカ」「もののけ姫」などの理屈臭い(と自分には思える)作品よりは、こちらの方を断然支持するものです。断っておきますが、あくまで、個人的な主観ですよ。

 さて、このデジタルリマスター版ですが、この大スクリーンと見事なデジタル音響で、予想より遥かに深く感動的に鑑賞できました。
 特に、冒頭パンクした車を次元が修理しルパンがヨーロッパの大草原に広がる大空を眺めながら「平和だねぇ~」しけモクしているシーン。そしてカリオストロ城に鐘が鳴り響くシーンなど、今まで気にもとめなかった何気ないシーンで、圧倒的な臨場感を味わうことができます。
 もちろん、ルパンがクラリスを救い出すため城中内外で孤軍奮闘する爽快なシーン、暗殺部隊“影”達との死闘シーンなど迫力満点です。

 しかし改めて観て、この物語をいっそう深く且つ胸を打つ人間ドラマにしているのは、もう一人の主役というべき銭形警部だと小生思うんですよね。
 銭形警部のテレビ中継を利用し全世界へ向け伯爵の「ニセ札づくり」を暴露シーンの可笑しさと、してやったりの爽快さはどうでしょう!!。ルパンの言うところのこの「昭和一桁生まれ」のマジメ中年オヤジは、巨悪を打つために、とりあえずはルパン一味らと共同戦線をはり、カリオストロ伯爵のニセ札作りの告発。そして、巨悪を成敗した後はちゃんとルパン一味を追うプロフェッショナリズムをみせます。自分の出世など全く考えない、まさに昭和時代の日本のオヤジを絵に描いたようなこの人物造形に溜飲をさげ、宮崎演出に改めて感心させられました。今から、35年前の作品ですよ!!


映画館でもらった復刻版チラシ裏面(B4)

 何時かまた、上映してくださいTOHOさん。


もう1ヵ月たつんですが 「和食の祭典 in 八戸」 へ行ってきました

2014-06-19 09:56:10 | グルメ

 今から、一カ月前にもなるのですが(更新さぼっていたため今頃書きます)、全国各地から一流料理人が八戸に集結して“本物の和食”をふるまう「和食の祭典」きざん八戸で開催されました。

 今、先進国を中心に全世界で“ニセ和食”の店が乱立し、和食文化のレジティマシィー(正統性)が危機に瀕している中でこのようなイベントが地元八戸で開催されるなんて、こりゃエライことです。
 ちなみに、誰が“ニセ和食”を広めてるかって?・・・・・決まってるでしょう、日本を大っきらいなクセに、なんでも日本文化をパクりたがるお隣さんです。小生、L.Aなんかでそれ系の居酒屋多数目撃しホントいやな気分になったものです。

 さて、この会は二部構成で、昼の部は懐石弁当3,500円。夜の部はコース料理で15,000円!!。本当は夜に行きたかったんですが、平日だったことと、ちょっと予算的に・・・・懐具合の関係で厳しかったです。

 で、きざん八戸のAシェフが準備しといてくれた、チケットを受付の係に渡すと、下のような引換券を渡されるました。

 

 弁当メニューはこんな感じ。

 そして、ズラリと並んだ料理人の各コマから、AかBのどちらかを選んで料理を四角い弁当皿に並べていくと、6種類+デザートの懐石弁当が完成するワケ。うちのカミさんがB,自分がAの料理を注文して行ったのですが、2種類くらい無くなっちゃった料理があり重複した皿出てしまいました。

 A弁当:小生

 B弁当:カミさん

 まぁ、この本物中の本物和食に、小生ごときが論評してもおこがましいので、各皿については解説しませんが、ただただ美味の連続に「酒無し!!」で食べることのこの苦痛の連続!!しかも、目の前で日本酒コップ売りしてるじゃありませんか!! しかし、そんなもん頼もうものなら激怒するカミさん目に見えてます。ここは耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶしかありません。

まぁ、しかしこの昼食後に会場内を大爆笑の渦に巻き込んだのがこの人。東京の名割烹「つきぢ田村」田村隆氏。
「NHK・今日の料理」なんかでも面白いトークするオジさんなんですが、和食会を代表する名料理人なんです。
けれども、実際本当に会場内は、その軽妙なトークに沸き、小生なんかは料理じゃなくても、コレ(話術)で飯が食えるんじゃないかと思いました。

そして、何が嬉しかったって、この「ヨーグルトのムース」うちのヨーグルトが主原料なんですね。
ありがとう、Aシェフさん。 持つべきものは料理人の友人です。

ちなみのちなみに、夜の部のメニューが、これ。参加割烹料理店もご確認ください。

しかし、協賛のドリンク類見ると・・・・・・・

地元の「八仙・八鶴」はじめ、越後の「久保田」や、佐賀の「鍋島」「天山」「東一」・・・・・・・このの名酒の数々!!
やっぱり、夜行けば良かった。