えー24日(土曜)は日本酒を楽しむ会。
(何時にホテルに帰ったか覚えていない・・・・)
※詳しいレビューは後日
で、翌日は「ものづくり学校」で川代の未来を語る会。
総勢57名の老若男女の住民と20名以上のスタッフで開催。
※くわしいレビューは後日
二日続けての飲みで詳しいレビューは後でやりたいと思います。
ちょっと今晩はへづないっす。
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話は変わってISISの件。
しかし、ついに邦人の犠牲者出てしまいましたね。
でも、今晩の日テレ「Mr.サンデー」では専門家のコメンテイターの皆さんは、国でもない「イスラム国」というワードはよろしくないと解説する方が複数いました。
まともなコメンテイターがいて心強い。
その中の一人は・・・
「海外の報道機関はISIS(アイシス)で統一されており、“国”というワードはもちろん“イスラム”というワードも慎重に避けている」
と解説していました。
やっぱね。
だから、日本のメデイアもやめましょうよ「イスラム国」って言い方。
またまた、やってくれます「政界の狂犬病」じゃなくて「ノラ犬(自分で言ってる)」こと山本太郎。
さて、中東歴訪で安倍首相は、ISISの迫害により大量に発生した、シリア・ヨルダン国境沿いの難民たちへの2億ドルの援助を表明しました。難民の人たちは食料はおろか水さえもろくすっぽ無いといいますから、酷い有様なのは容易に想像がつきます。
一刻も早く日本の支援で幼いお子さんたちの命が助かればと思いきや・・・・それに待ったをかけた国会議員が!!
小沢センセ率いる・・・・
「自分たちの生活が第一」 じゃなくて・・・
「国民の生活が第一と山本太郎と愉快な仲間たち」でしたっけ? 長すぎて思い出せません。
さて、その愉快な仲間たちの親分、山本太郎代議士がこんなこといいはるんですなぁ。
「難民たちへの支援を中止して、その金をテロリストへ渡して、日本人2名を買え」
詳しくは↓↓↓「夕刊フジ」の記事ご覧ください。
夕刊フジ2015年1月22日
「山本太郎氏、仰天のツイート「2億ドルの支援を中止して下さい」」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150122/plt1501221532002-n1.htm
さすがというか、なんというかこの党の人たちは無敵です!!
んでも、こんな大それたこと、小沢センセの許可ちゃんととったんだべか?
意外と小沢センセもこうだったりして
ま、まさかね・・・・
恐らく太郎の独断でしょう、いやそのお仲間たちも。
「太郎と愉快な仲間たち」。
この漫画、ホントにあります。
「珍遊記 ~太郎とゆかいな仲間たち~」
興味ある人はamazonでチェック↓↓
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さて、72時間のタイムリミットも過ぎて、この事件どうなるのでしょうか?
まぁ、政府はテロリストにビタ一文払わない方針だといいますから、最悪のことは覚悟しなければなりません。
冷たいかもしれませんが、250億円と言う法外な要求はともかく、その10分の1、いやその100分の1だって払っちまえば、またどこかで日本人の拉致事件起こることは想像にかたくありません。
それでなくても、シリア・イラク周辺では、ISISを取引先とした西側諸国(欧米日)人の拉致ビジネスが横行してると言いますからなおさらです。
彼らは「金じゃない大義だ」といくら主張したって、やってることは所詮「人身売買ビジネス」ですよね。
もう、腹たつったらありゃしません。 やっぱ、「デューク・東郷ことGOLGO13は居ないんだよなぁ」って痛感します。
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さて、この事件に関して専門家の二人の意見を紹介。今日は人のふんどし借りて・・・
まずは一人目、危機管理の専門家、独立総合研究所社長の青山繁晴氏の主張。
「ぼやきくっくり」さんが'15年1月21日関西テレビ「ニュースアンカー」で青山さんがこの件で主張したことを全て字起こししてますから、是非お読みください。めちゃくちゃ面白いっす。
↓↓↓ 「ニュースDEズバリ」より
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1672.html
で、冒頭実に重要なことから指摘してます。
「 (安倍首相の)中東訪問について、こうやって、イスラム国、テロリストを刺激したから、この事件になったんだということが、マスメディアでも、ネット上でも言われていますけれども、それは実は違います。
去年の11月から、このイスラム国は、何かのきっかけを待って、つまり去年の11月の段階で2人の日本人を、身柄を取っていたので、機会を窺っていたんです。
で、それが今回の安倍総理の中東訪問が刺激して、新たにこういう事件になったんだと言えば、その主張はですね、実は、テロリストの、作り上げてきたストーリーに乗る話なんですよ。 」
・・・・と、安倍首相の中東歴訪とは全く関係なくISISの日本人拉致事件が計画・実行されていたことを解説。
で、その後日本とわれわれ国民のとるべき道を解説しています。実に解りやすい。
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続いて二人目、東京大学 池内恵(いけうちさとし)准教授の素晴らしい分析。
ちなみに専門はイスラム政治思想、アラブ研究の第一人者ですな。
↓↓↓「イスラーム国による日本人人質殺害予告について:メディアの皆さま方へ」
http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-258.html
池内先生は専門家らしく実に鋭い分析のオンパレードですが、上記青山さんと重複しかつ重要だと思いますので、抜粋します。
「「イスラーム国」側の宣伝に無意識に乗り、「安倍政権批判」という政治目的のために、あたかも日本が政策変更を行っているかのように論じ、それが故にテロを誘発したと主張して、結果的にテロを正当化する議論が日本側に出てくるならば、少なくともそれがテロの暴力を政治目的に利用した議論だということは周知されなければならない。
「特定の勢力の気分を害する政策をやればテロが起こるからやめろ」という議論が成り立つなら、民主政治も主権国家も成り立たない。ただ剥き出しの暴力を行使するものの意が通る社会になる。今回の件で、「イスラーム国を刺激した」ことを非難する論調を提示する者が出てきた場合、そのような暴力が勝つ社会にしたいのですかと問いたい。」
テロリストたちのを刺激することはしないで、事なかれ主義で日本が国際社会のかをかじ取りしていくことの愚かさが良く解るでしょう。
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で、で、今回の真打登場!! 上記2名の意見を踏まえて読んでみてください。
ちなみに、真打といっても逆の意味でスゴイ人の意見。
ホントにレバノン駐日大使だったらしく、クビになったみたい。
自称専門家と言ってるのですが、上記2名の専門家と分析力比べてみてください。
↓↓↓「安倍首相を震え上がらせたイスラム国の声明文の衝撃」
http://blogos.com/article/103910/
こんなシリアスな事件で笑っちゃいけないんでしょうが、こんなバ○かがかつて外交官だったってと驚かずにはいられません。
彼に言わせれば、「ISIS(イスラム国)」が結成されたのも、邦人二人が誘拐されたのも全て安倍政権の失策によると言わんばかりなのですが・・・・
文中から↓↓↓
「情報力を持ち、情報戦を戦い抜く能力を備えた、手強い政治集団でもあるということだ。」
・・・・と、テロリストたちを持ちあげ(テロリストじゃなく政治集団って言ってるんですよ!!)、
「あの声明文は安倍失政を許した日本国民に対しても匕首を突きつけている。
お前らは安倍を許すのか、安倍と一緒になってテロと戦うつもりか、と。」
・・・・とまさに、安倍憎しのためにテロリストと共闘体制に入っている感じのする文章です。
で、結局・・・
「メディアに登場するあらゆる専門家の解説は役に立たない。
誰も分からない。」
つーか、これで自称専門家っすよ。
とほほでしょ。
アカデミー賞受賞の演技派路線を貫くと思われていたリーアム・ニーセンは、今やスタローンやシュワちゃんも真っ青な最強アクションスターへ変貌し、もうすっかり板についた感があります。
中でもこのリュック・ベンソン一家とタッグを組んだ「96時間」シリーズは彼の一番の当り役にして、事実めちゃくちゃ面白い。
と、いうわけでその完結編にあたる3作目が公開とあっていそいそと観てきました。
公式HP↓↓↓
http://www.foxmovies.jp/96hours/
せっかく2作目あたりから復縁しそうになっていた元ヨメが序盤いきなり、リーアム親父の家で殺害されます。で、嫌疑は彼にかかるのですが、うまく警察の追跡をかわし、リーアム親父は警察に追われつつ、真犯人を追うという展開に。
まさにヒッチコックの「北北西へ進路をとれ」のケイリー・グラント状態。「北北西―」は怪しい美女が犯人捜しをサポートしますが、本作では愛する娘がサポート。娘が味方
前2作は家族を拉致(Taken)したテロ組織を、CIA秘儀を駆使して皆殺しするお話しでしたが、今回はその真犯人そのものが解りません。
なので、シリーズ中ちょっと異色の作品に仕上がっています。監督は2作目のメガトン監督でさらにパワーアップしたド派手なアクションシーン満載なのですが、特徴である悪の「瞬殺」快感度は下がっています。まぁその分スリル感はアップしてるのですが、なんだかフツーのアクション映画になっちゃった感はあります。
また、ベンソンの脚本上も前2作はヨーロッパ(1話パリ、2話イスタンブール)を舞台に、孤独ながらリアルなスパイテクニックを駆使して、必殺仕事人みたいに一人また一人と悪をやっつけていく面白さがありましたが、今回はミステリー要素が加わったフーダニット(真犯人はだれか?)もの。
しかも、異国情緒たっぷりに米国人一人で奮闘という構図が、ホームのLAで元CIAのお仲間たちがサポートするから、ミッションインポッシブルみたい。
まぁ、面白いには違いないんですが、このシリーズじゃぁ無くても・・・・って感じですかね。
ただ特筆すべきは、この映画はシリーズ3作目ながら、前2作を観ていなくても全く問題なし!! わざわざ前2作をチェックしなくても、クリアにストーリーは理解できます。
まぁ、なんのかんのと言ったって、ただただひたすら楽しめることは請け合いです。
是非劇場へ!!
TOHOおいらせ フォーラム八戸 どっちでもやってます、今なら。
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で、もう一本。 「ゴーンガール」
公式HP↓↓↓
http://www.foxmovies-jp.com/gone-girl/
で、もう終わりそうな「ゴーンガール」。
実は昨年中に観ていたのですが、更新さぼっていたので、さらっと紹介。
こちらも、妻殺しの嫌疑をかけられた男の重厚なミステリー、どちらかと言えばサスペンスでしょうか。
米国の田舎(ミズーリ州)暮らしている、ダン(ベン・アフレック)は妹のバーで一杯ひっかけて家に帰ると、妻エイミー(ロザムンド・バイク)がいなくなっているワケ。で、なんだか争った形跡あります。
日本の失踪者を探すTV番組(テレビ公開捜査)みたいなのを利用して、視聴者に情報を求めていく夫ダンですが、メディアから逆に「妻殺し」の嫌疑をかけられ、あれよあれよと言う間に全米注目の悪者に仕立て上げられていくんですねぇ。
これが、この夫婦の二人の出会いからの軌跡(妻視点)がフラッシュバックで挿入されて、あの「ロス疑惑」っぽいミステリーの謎はますます深まっていくのですが・・・・・
・・・・・これねぇ、途中まで「真相はどーなんだべぇ?」って観客は興味シンシンで観ているのですが、後半いきなり真相が明かされます。ヒッチコックの「めまい」みたいにね(おっと、これ以上言えねぇ、言えねぇ)。
で、物語はミステリーから一気にサスペンスへ急変!!
ここいらへんから、異常な夫婦の話だと人ごとみたいに見ている観客もしまいに、自分ら夫婦も・・・・・ってなっていくわけ(だから、これ以上これ以上言えねぇ、言えねぇ)。
派手なアクションこそ全く無いにもかかわらず、見ごたえたっぷりな秀逸なミステリー大作です。
まさに、現代アメリカの世相(いや日本も)を映したような見事な脚本と重厚なデヴィッド・フィンチャ―監督の演出が楽しめる一本です。
これも、見逃したらもったいないっす。
是非劇場へ!! フォーラム八戸だけかも。
さて、巷ではISIS(いわゆるイスラム国)の日本人人質身代金要求問題で大騒ぎですが、本日はこれ(多少関連していて最後にはつながるはず)。
大晦日のサザンオールスターズの年越しライブにおいて、ボーカルの桑田さんが、天皇陛下から受勲された紫綬褒章をポケットから出して、「ハイ、5千円から!!」と会場でオークションにかけた問題。
まぁ、本人はシャレでやったんだと思いますが、当然批判の嵐。
「こんなことするなら、叙勲拒否すればよかった」
「陛下だけじゃなく、他の叙勲者たちに対しても失礼だ」 等々。
フツーにごもっともな意見。 世の中、やって良いことと、悪いことがあります。
我々より大先輩の分別盛りのイイ親父やることじゃぁありません。
これ、インターネットで騒ぎになったと言われてますが、年配の人ほど怒った方多かったのではないでしょうか?
事実、70歳超えるうちのおふくろもめちゃくちゃ怒ってましたからね。(ただ、ネットは使えない)
・・・で、桑田さん本人も「非常識でした」と謝罪。 おふざけが過ぎましたということでこれで終息のハズ。
しかし、しかしねぇ、これを変に曲解して詭弁弄する輩が出るんですよねぇ。
それが、この記事。
前半は普通にこの問題の事実を解説してるんですが・・・・
後半、急変しヘンテコな主張を展開。↓↓拡大
「一般の人たちが(ネットで)個人の表現の自由に圧力をかける側に回るようにようになった」(原文まま傍線小生)
と主張。で、藤田さんと言う人(誰?)の言葉を借り
「大アーティストのサザンが圧力に屈したような印象を与えたことは、表現活動に影響を与えるとの懸念を持っている」
(原文まま傍線小生)
・・・んだって。
えー?
あの、「紫綬褒章をオークションにかける悪ふざけ」って、桑田さんの表現活動だったんですか?
それが、サザンの観客に訴えたいパフォーマンスだとしたら、なんという悪趣味な表現活動でしょうか。
違うでしょう!! 彼らの表現活動の本質は、あの数々のすばらしい「歌」にこそあるはずです。
しかも、最後に別の音楽ライター(誰か名を明かさない)の言葉を借り、
「桑田さんには、平和や政治的なことを歌うトーンを下げてほしくない」(原文まま)
と、論を結んでいます。
????? だから・・・・・誰か桑田さんの歌に、抗議した人いましたっけ?
繰り返しますが、彼は「大人げない悪ふざけをして、(抗議をうけて)その非常識を詫びた」んでしょう。
決して、彼のパフォーマンスの真髄である「歌」そのもの対する、批判やまたそれに対する謝罪じゃありません。
誰が書いたか知りませんが、完全な「論のすり替え」であり、こういうのを「詭弁」と言うんです。
多少、現代文読解する能力のある方なら、すぐ見破れると思いますが、執筆者が物事の本質を曲解し、自分の都合の良いように論をすり替えして、自らの主張を展開するのは、まさに「朝日新聞」の「(原発)吉田所長調書」誤報道と根っこが同じと言えましょう。
(吉田所長をかばうようなふりをして、故人に大変な無礼をはたらいた)
自らの詭弁を正当化するために、サザンの桑田さんをかばうようなふりをして、大変な無礼をはたらいているところまで、そっくりです。
おそらく、「既存メデイア(表現者)へのネトウヨの圧力」という論点を展開したいがために、表現者を「自分」たちから「サザン」へすり替えし、抗議の対象を「悪ふざけ」から「歌」へすり替えし、詭弁(下手くそな詭弁をね)を展開したのだと思います。
しかし、まず今回の問題は冒頭でも書きましたが、抗議者であるインターネット利用者より小生の母みたいに年配の方々の憤りの方が強かったはずで、メディアに従事する者は、当然そこの「声なき声」へ思いがいかなければ、報道者失格と言えましょう。
また、記事の中にある「表現の自由」とは、そもそも一体どこまで、許されるのでしょうか?
小生は、あの例の襲撃を受けた「フランス紙」のイスラム教の「風刺画」が、ユーモアの一線を越えて破廉恥かつ悪趣味だと思いますし、当然イスラム教徒なら、怒って当然でしょう。(だからと言ってテロが良いって訳じゃないですよ)見よ!! この破廉恥な風刺画を
こんなのもあります。 宗教を、信仰の対象の神を冒涜する行為は「表現の自由」として許されるのでしょうか?
また、同紙が我が国の福島の原発問題を茶化した余りに酷い風刺画を発表し、日本政府が抗議したところ「ユーモアが解らない」と突っぱねた件を、この執筆者らはどう思うのでしょうか?
↓↓放射能汚染により腕や足が三本ある力士。リポーター「福島のおかげで相撲がオリンピック競技になった」と言っている。 なんという破廉恥かつ悪趣味でしょうか!! これがユーモア?
あのサザンの記事書いた人はこのフランス紙をみて、憤りを感じないのでしょうか?
これも「表現の自由だから、大いに結構」とでもいうのでしょうか?
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さて、最後に受験生の諸君に小生の愛読書を紹介します。
それがコレ。 中公新書
野崎昭弘 先生 著
「詭弁論理学」
これは、本当に面白い。
あの「男はつらいよ」の寅さんが詭弁論理の権威であることが良く解ります。
勉強の合間に是非一読を。
紹介した記事書いた人も良く読んだ方が良いと思いますよ。