淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

今でも君は歌うだろうか

2011-04-09 21:05:48 | 棚の上の本

夜は一緒に散歩しよ   黒 史郎

 

第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞受賞ばってん

何のことはないホラー小説やったとです。

母を亡くした幼いひとり娘の千秋に悪霊が憑いてしまうお話です。

千秋のまわりの人たちも悪霊の犠牲になり住んでいる町の住民にも次々と・・・。

お馴染の悪霊物語で恐怖を煽りたいとじゃろばってん

この悪霊は、あまりにも我がまま過ぎるばい!

この位の事で悪霊になるな!!と怒鳴り倒したかったです。

 

フラミンゴの家    伊藤 たかみ

 

6年前、別れた妻は入院中だった。ある日、元妻「祥子」から別れて一度も会っていない小学6年生になる娘の晶を、しばらくの間面倒見てくれと頼まれた正人。

大阪から数時間の田舎町のホームに降りた晶。久しぶりに会う娘と父は・・・・。

 

父と娘の言葉はギクシャクしとってもどこか温かい大阪弁、優しさと人情味あふれる響きを持つまわりの大人たちの言葉がオイは好きやったとです。

 

そいにしても最近映画化されとる

有川 浩の「阪急電車」も万城目 学の「プリンセス・トヨトミ」も

やっぱ大阪弁です。

 

そこで最後にまとめさせてもらうなら上記のホラー小説「夜は一緒に散歩しよ」も

いっそ大阪弁に書き直したらグッと良くなってヒョッとしたら映画化されるかも

知れんとオイは思うとです。