悪意の手記 中村 文則
2週間で10冊読まんといかんのが理由では無いとばってん
むちゃくちゃ早読みしとります。
この本はページ数も少なく薄くて軽い本(目方が)でした。
ばってん本は重たく暗い本でした。
本に求めたらイカンとじゃろばってん
およそ生きるためには何の役にも立たん本でした。
昼の公園で孫と一緒に遊びながらベンチで開く本では無いです。
まぁ 人間の善と悪 生と死とが書かれているとばってん
14歳の時、大病を患った少年が奇跡的に助かり退院してから世間に違和感ば感じて
自殺しようとするとばってんその場所に偶然いた友人ば殺してしまう・・・・・。
それから少年は大人になっても、いつまでも過去ばかりば振り返り
ブツブツと人間の屑になりたいとか等を(なっとるとばってん)手記に書いているとです。
あんまいグダグダ言うけん、最後には少年に哀れみば感じ気の毒にと思わせようとする
作者の意図も分からん事は無いとばってん
悪い事ばしたら、こげんなるとよ、だけんイカンとよと言うメッセージとして
受け止めときます。
以上