月と太陽 瀬名 秀明
図書館には新刊コーナーなるものがあって
表紙の絵でつい借りてしまった本です。
いい本とかつまらん本とか、読む人が勝手に評価してしまうとですが
この本はオイが今まで読んだ本の中には無かった不思議な本だと思ったとです。
理系の畳み掛ける問いかけが次の言葉では文学に変わり あまりにも訳が分からんで
頭が痛くなった頃に、また甘い誘惑でページをめくらせるしたたかさ・・・・・。
理系の学士様が書いたSF純文学とでも言うとらよかとでしょうか
よう分からんばってん例えるならば
津軽平野の雪景色で歌う加山雄三の「♪お嫁においで」
エベレストの頂上で夫婦喧嘩している二人
大江健三郎を楽屋で読んでいたミックジャガー
長崎チャンポンを、美味そうに食べる千利休・・・・・・・・・・・のような・・・・
すんません、やっぱオイの頭では例えが出てこんとです。
話の中身は短編集です。
パイロット学校の教官と生徒の練習やら、タイムスリップしたのかどうか分からんで終わる話に
オイオイ何じゃそりゃ!と突っ込んどったら、日食ば何十年も追い続ける人たちやら
月と太陽の重なりのように身体の一部がくっついていた一卵性双生児の兄弟がひとつになる日とは・・・・
二人が一人になると言う事は・・・・・・・・・・・・・・・・あぁよう分からん
まぁ、表紙にだまされた本でしたと言うたら言葉に語弊があるばってん
オイが勝手に「道尾 秀介」っぽいイメージで借りたとがイカンやったとです(笑)
すんません
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