淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

2016-10-19 18:02:47 | 棚の上の本

内容(「BOOK」データベースより)

物がさっぱり売れない享保期に、摂津の津門村に学者の子として生を受けた幸。
父から「商は詐なり」と教えられて育ったはずが、享保の大飢饉や家族との別離を経て
齢九つで大坂天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公へ出されることになる。
慣れない商家で「一生、鍋の底を磨いて過ごす」女衆でありながら、番頭・治兵衛に才を認められ
徐々に商いに心を惹かれていく。
果たして、商いは詐なのか。あるいは、ひとが生涯を賭けて歩むべき道か

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あきない世傳の1作目ばやっと読み終えました。
そいでもやっぱし2作目から読んでオイは正解やったです。
なんでかと言うと2作目の内容が分かっておるけん
心に余裕?と、ここの部分はじっくりと読まんといかんなぁとか思って
色んな意味でオイにはとても有難かったです(笑)。
それに1作目は何となく不完全燃焼的なの終わり方やけん
これなら次作が待ち遠しいのは当然ですばい。
まぁほんとは順番通りが一番よかとじゃろばってん(^^)/。

有川さん自身がこれまでの作品の中で最高傑作ですと帯に書いてあったとです。

う~~~~~ん
最高なのかどうか分からんばってん
オイには他の作品にも忘れられんよか本があるけん
作者が最高と言われても「あぁそうなんですか」としか返事が出来んとです。
ばってん、よかお話やったです。

休暇で沖縄に住む「おかあさん」と息子の「リョウ」が島内を観光で過ごす3日間の物語です。
泣かされる事は分かっておりました。
最後も良かったです。
かりゆし58の♪「アンマー」に着想して書かれたそうです。
「アンマー」とは沖縄でお母さんの事です。