長浦さんの三冊目で新作です。
お話は
一流商社マンの若手エースとして会社から期待されとる独身男性「清春」と
凄腕女性刑事としてバリバリ活躍しとる敦子の二人はお互い面識は無かとばってん
ある日、見知らぬ娘「玲美」から脅されたとです。
「あんたたち二人は昔、人殺しばしたろうが
とぼけても、あたしは全部知っておるとよ。
証拠も持っておるとよ。
だけんが、ばらされたくなかったらあたしの言う事ばききんしゃい!
簡単なことたい
あたしが小さか頃あたしの母親ば殺した犯人と
その事件の日から行方が分からんごとなったあたしの姉ちゃんば
探してくれる事たい!」
誰も知らんやった過去ば暴かされた「清春」と「玲美」は
仕方無かけん「玲美」の命令に従ったとばってん
事件ば追う二人の前に何者かが襲い掛かってくるとです・・・
どげんしても事件の真相ば隠したか何者かの目的は一体何じゃ?
行方不明の姉ちゃんは果たして生きているのか・・・・・?
前作の「リバルボー・リリー」「赤刃」のようなアクションシーンは
ラスト近くに出てきたばってん
今まではとは少し違う現代版と言う感じやったです。
「清春」と「玲美」コンビの続編ば期待したかです。