原田マハさんの本で今年ば終りました。
読み始めた時から泣かされてしもうて
感動しましたとか簡単に感想の言葉ば言えんような気持ちになったとです。
お話は
阪神淡路大震災で両親ば亡くした小3年の長男と妹2人の3人兄妹ば
震災の現場から助けてくれたのはゼロ先生と呼ばれる心療内科のお医者さんやったとです。
その時ゼロ先生も奥さんば震災で亡くしていたとです。
やがてゼロ先生は幼い子供たち3人ば養子として育てていく事ば決めるとです。
両親ば失った悲しみと震災孤児として特別に扱われる日々に悩み苦しんだりもするとばってん
周りの人たちに支えられながら幼い兄妹たちは成長して行く物語やったとです・・・。
1995年1月17日の震災の日から25年経ったとです。
「父がいて母がいて そして私がいる それは本当は奇跡なのかもしれない」
当事者の気持ちにはなりきらんばってん
この言葉ば 噛み締めながら今年最後の本の感想と致します。
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