このミステリーがすごい!大賞作家さん3人の短編集です。
①喜多喜久「リケジョ探偵の謎解きラボ」
密室で突然死した大学教授の死因には 理系作家やけん成程ばってん
オイにはウ~~ン少し無理がある気のしたとです"(-""-)"。
②中山七里「ポセイドンの罰」
4人の社員と航行中のクルーザーの中で誰からも殺したいと恨まれていた馬鹿垂れ社長が本当に殺されたとです。
犯人は4人しかおりません・・・・・・・
社長の悪行と社員との関係が明らかになると、これなら殺されても仕方が無かたいと強く伝わるとばってん
最後に犯人が分かったら ありゃりゃ そげん事やったとねで終わります・・・・。
③降田天「冬、来たる」
戦後、父親が連れ帰ってきた三歳の見知らぬ少年は三人姉妹の弟として育てられたいたとばってん
ある日突然、行方不明になったとです。
歳月が過ぎ少年の記憶も薄れていた頃、三姉妹の母親の葬儀の日に成人した少年が訪れて来たとです・・・。
以上 それぞれに楽しめる作品でした。
内容は幼児誘拐の「八月の蝉」と同じごたるもんです。
14歳になった玲奈と母親との逃亡の日々が玲奈の健気な目線で書かれております。
よか人ばっかり登場しておるとばってんこの母親はオイは許せん。
そいから気になったとは群馬県出身の作家さんが
「何が悲しくて人は、こんな町に住むのだろう。」と群馬県ば書いとるばってん
オイはそいが作者の樋口氏の郷土愛ば表面に出しきれん一種の照れだと思うとです。
何も無かと言いながらホントは作者はガバイ群馬ば愛しとると思うとです。
オイにはその気持ちがよう分かる気がするとです。
人口が7万チョットで県内3番目の人口のオイの町。
ガソリンスタンドの洗車場入口には「牛お断りの」札がぶら下がってあるオイの住んどる町・・・・。
好いとるけん 楽しかです。
追記 樋口氏の他の作品ば読みたかです。
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