昨夜、読み終え感動したとです。
早朝もう一度ラストば読み直したとです
そんでも、やっぱ泣かされてしもうたとです。
実はこの本ば選んだとは返済期間がいつもより長い時に
原田マハさんの出来るだけ分厚い本と言う理由だけで選んだとです"(-""-)"。
ばってん驚いたとです。
ページば開いた瞬間いきなりオイのお馴染みの陶器の里が登場してきたからとです。
お話は
昨年7月、九州北部豪雨で被害に遭った東峰村の小石原焼の兄弟窯でもある
日田の小鹿田焼の村に世界的陶芸家バーナード・リーチ先生がイギリスからやって来たとです。
1か月間滞在するリーチ先生のお世話係になったのは小石原から修行に来ていた
高市(こういち)やったとです。
ある日、高市にリーチ先生が訊くとです
「君のお父さんの名前はオキ・カメノスケではありませんか?」
「どうして知っちよるとですか・・・?」
驚く高市は、リーチ先生からまだ少年だった亡き父親の亀乃助が
リーチ先生と共に歩んだ陶芸の道ば小鹿田の村で知る事になるとです。
歴史に基づいて描かれた明治から昭和までの
国境ば越えたリーチ先生と亀乃助との物語でした。
よか本でした。
ちなみに小石原で11月23日から25日までの3日間
秋の民陶むら祭りが行われます。
深秋の山里、よかところです。
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