波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

貧乏神神社

2007-02-10 00:01:25 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
前回の日記では、我が家の節分の模様をお伝えしたのですけど、節分といえば豆まきや厄払いを連想しますよね。 さらにその二つのキーワードから、私はあるものを思い出しました。そのあるものとは………



そうです 今回の日記のタイトルにもなっている貧乏神神社のことです。………う~む、赤字で「貧乏神…」の語句を書いてみると我ながらシャレになりません。 その貧乏神神社は長野県飯田市に本当にあって、人の中に潜んでいる貧乏神を追い払い、金運を招くという効能があることで知られています。白黒茶々一家は昨年の秋にそちらに行ってきました。
それに先立って私は親きょうだいに、嫁さんはたつぴの小学校のお母さん方にそれぞれその話題を振ってみたのですけど、誰一人と知っている人はいませんでした。 両者とも「え~、そんな神社あるの?」と言われてしまったのです。それでも私はくじけずに「なんなら、みんなのぶんもまとめて貧乏神を追い払ってやろうか?」と反撃したのですけど、「ウチはそんな神社に頼るほど貧乏じゃない」とこかれてしまいました。 あ~、貧乏神神社を信用してないな。 とは言いつつも、私も一度でいいからそのようなセリフを言ってみたいです。

そして九月中旬に、我が家は長野県方面の家族旅行の行程のなかに組み込まれていた貧乏神神社へと向かいました。 その神社は中央道飯田インターチェンジから車で15分ほど山側に行ったところに本当にありました。 とは言っても、そこは古くからの由緒ある神社といった趣は全くなく、どこかの建設会社の資材置き場の一角に掘っ立て小屋のように建てられていました。さらに、御神体と思われるものは木彫り(チェーンソーアート?)の神様像だったのです。
「これは怪しい………」
しかし、大型バスが止まっていて大勢の観光客が来ていたり、お礼周りのお札が大量に貼られているので相当なご利益があるのでしょう。私も今回は信じることにします。
さて、次にその神社の参拝方法をお伝えします。まず入り口付近に据え置かれているカンカン(貯金箱?)に参拝料の百円を入れ、サポーターのついた棒を持って御神柱と思われる丸太の前に立ちます。そして、宮司さん(?)と他のギャラリーの掛け声に合わせて「貧乏神、出てけ~、出てけ~、出てけ~!」と三回ほど柱を小突いてからそれにもう三回ほど蹴りを加えます。そして、仕上げに一握りの豆をもう一つの御神体にぶつけて参拝は終了します。



まず私が先頭打席に立ち、懇親の力を込めて自分の身に潜んでいるであろう貧乏神を追い払いました。 次の打順はたつぴとなりました。彼はやる前から気合が入っています。これは期待できそうです
「貧乏神、出てけ~、出てけ~出てけ~、でてけ~、………」
おいおい、三回ほどで充分なのに、何回やるつもりなのか それか、ウチは三回では間に合わないぐらい貧乏なのか? とにかくたつぴの貧乏退散劇は私が静止するまで続きました。 「さあ、あと残るはお母さんだけだ、思い切り貧乏神を追い払ってくれ あ、あれ………」ところが、ここにきて嫁さんは恥ずかしがって参拝を拒否、いや、逃走してしまったではありませんかっ 我が家の貧乏神を少しでも残したらいけないというのに………

とにかく、このようにして白黒茶々家は貧乏神に退去申し入れをしました。あとはその効果を信じて待つだけです。もし貧乏神神社のご利益があって、大金持ちになったら皆さんにもご報告します。 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする