波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

茶臼山からの雪だより

2016-01-09 00:40:52 | お出かけ
こんばんは、波ですワン。
お正月明けの最初のネタということで………



いちおう冬っぽい格好をしてみたのですけど、今回の年末年始は暖かくて、犬が喜んで庭を駆け回るような雪は降っていないなの。 そのような状況の中で、お父さんは今季初滑りをしに雪山に行っているのですけど、そちらのほうは雪はあるのでしょうか?お父さん、そちらの様子はどうなのなの?


はい、白黒茶々 in 茶臼山です。
正月休みの最終日となる今月の4日のこと。私はスキーをするために愛知県と長野県の境にある茶臼山高原に向かいました。 自宅から車で2時間半ほどで手軽に行けるので、毎年初滑りはココと決めているのですよ。



ただし今回は暖冬ということもあって、新聞の積雪情報では△の一部滑走可となっていました。 このような状況の中なので、中・上級者コースが閉鎖されていても、私は構いませんよ。 とかなんとか言っているうちに、私の乗っている車は茶臼山の登山道に差し掛かりました。
例年だったら雪が積もっていて、横滑りをしないように慎重にいく道は………



その日は雪の「ゆ」の字もありませんでした。 これなら、年末に大慌てで滑り止めのスタッドレスタイヤに履き替える必要はありませんでしたよ。



さらに、いつもは混んでいてなかなか止められない駐車場もその日はガラ空きで、スキー場のセンターハウスのすぐ近くのいい場所を確保することができました。 雪が少ないのに加えて、この日が休みではない人もいるので、こうなったのでしょうか?これは、新年から幸先いいです。
そうしたら、早くスキーウエアに着替えて、滑れる体勢にしなければ 私は喜び勇んで初滑りの支度をしました。スキー板も抱えて、いざ行かん!としたまさにその時、目の前に現れた老人が「せっかく気合い入れて準備したのに……… リフトが動いてないで、しょうがないねぇ」と、言ってきたのです。 「まさか………」確認に行った私の目の前には………



「そ、そんな………」
あまりにも残酷な告知がされていました。 「営業終了」って、今季はまだ一度も動いていないのでは?



その代わり、ゲレンデの麓のベルコン(ベルトコンベアー方式のリフト)だけが稼働していました。 そのリフトがカバーする範囲は、お子様用のソリゲレンデと、申し訳程度のゆるやかなコースのみ。確かに「一部滑走可」にウソ偽りはないのですけど、私の想像とはかなり違っていました。 せっかく初滑りに期待を込めてここまで来たのに、その程度で満足できるのか?今から車で1時間半ほどのところにある他のスキー場に行けば、そちらのほうがまだ滑れるかも知れませんよ。う~む………



さんざん悩んだ末に、私はベルコン(乗り放題の1日券が500円)に乗ることにしました。 リフトの全長は100m、高低差10mってトコでしょうか?その最頂点でも、これくらいの高さなのですよ。 茶臼山から皆さんに雪便りをお届けしたかったのに、これだけでは申し訳ないです。それでも、そのコースを何回か滑っているうちに、あることを思い付きました。

そうだ スキー板をかついで、行けるところまでゲレンデを登ってみよう。その頃の私には、まだ勢いがあったように思えます。



ハア、ハア………
多少は覚悟していたのですけど、足首を動かせないスキー靴での登りは、けっこうキツいです。



ハア、ハア、ハア………
暑い 雪山なのになんでこんなに暑いんだ その日の最高気温は18℃。3月中旬から4月上旬くらいの陽気だったそうです。



ハア、ハア、ハア、ハア………
その先で私が見た光景は………



ゲレンデの途中までは、スノーマシンでなんとか頑張って人工雪を降らせたと思われるのですけど、地肌が思いっ切り出ていました。 このような状況では、リフトを動かすのは難しいですね。さすがの私も、これには納得しました。



スキー場の名称は茶臼山高原ですけど、ゲレンデがあるのはその向かい側にある萩太郎山なのですよ。雄大な茶臼山を仰ぎながら、私は先ほど汗かきベソかき登ってきたコースを気持ちよく滑っていきました。



その日はスキー場のある豊根村のご当地キャラクターことポンタも来ていました。 そのポンタ君は、子供の来場者に小物を配っていたのですけど、その数があまりにも少なくて、もて余している様子でした。
そのあと、私は気が済むまでベルコンコースを滑りまくってから、帰路に就きました。



しかし、まっすぐ帰るのもナンなので、その途中にある日帰り入浴施設の、とうえい温泉花まつりの湯に立ち寄ることにしましょう。 こちらには昨年のようなアヒル風呂はなかったのですけど、「療養温泉」を謳うだけあって、身体が温まるだけではなく、疲れも取れました。

今回のスキーは暖冬のおかげで不完全燃焼でしたけど、ある意味心に残るものとなりました。そのぶん、次のスキーへの期待が大きくなりました。 ちなみに、次回は今月末あたりにA高原を訪れるつもりです。そのときにはどうか全面滑走可となっていて、程よく疲れた状態で帰宅できますように~


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コメント (4)
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