波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

展覧会の受賞の行方(スピッツクラブ展覧会その3)

2018-06-02 01:31:32 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私と波はスピッツクラブ展覧会がおこなわれている横浜そごう鐘の広場に来ています。 いや、正確に言うと午後の部が始まるまでのインターバルで………



その間に腹ごしらえをしようと、横浜そごうの向かいにある横浜ベイクォーターマック(白黒茶々地方や関東圏は、マクドナルドのことをこう呼びます)で、チキチー(チキンチーズバーガー)のセットをいただきました。 水路の向こうの横浜そごうを眺めながら食べていたのですけど、この頃から雨粒が落ちてきていました。 時系列通りにいくと、これから午後の部が始まるところなのですけど、前の日記の最後に出てきた謎かけ(?)を説明するためにも、今回の日記は午前の部の個体審査の場面から入らせていただきます。



実は私は前回のスピクラ展に続いて今回も、保護犬や去勢・避妊済み犬を対象としたユニコーン部門に、を出陳したのですよ。 以前にも触れた通り、彼女は純血種の日本スピッツで間違いないと思われます。彼女の母犬のゆめちゃんは、ブリーダーが飼育放棄して殺処分寸前のところを救い出され、その時にはすでに妊娠していて……… いわゆる保護犬2世なので、血統書はなくて出陳犬名簿の情報はスカスカとなっています。そんな彼女でも、快く受け入れてくださったスピッツクラブは懐が深く、とても感謝しています。



出陳するワンコは受付を済ませたあとに、部門別の個体審査に挑みます。スタッフに歩き方を見てもらったあとは、台の上に乗せ、話をしながら体つきなどを観察してもらいます。 そのあとは………



出陳犬全員を対象とした、スペシャルショー(ステキで賞)の審査に入ります。 ということで、オスとメスに分かれ、見学組の方たちにお気に入りのワンコを投票してもらうことに。前回のスピクラ展のときは、私は波がステキで賞に輝くことを妄想して一人で勝手に幸せになっていたのですけど、今回は多少は冷静に構えることができました。 しかし、波に視線を送ったり投票したりする気配をほとんど感じませんでした。それよりも、彼女がこの時点で「疲れたなの」とか言って、すぐに伏せたり、背中を向けたりしてしまったのがいけませんでした。 私が必死になって修正しても、ダメでした。 そして、お昼のインターバルを経て、ステキで賞の発表があり、その賞を獲得したのは………



サファイアちゃん毛糸ちゃん王子君アンリー君空君さくらちゃんの、オスとメスの各3頭ずつでした。今回、波は獲得する自信がなく、その代わりみんなしてイケワンだったので、納得の結果でした。皆さん、おめでとうございます。



引き続いて、認定式がおこなわれました。まずグランドチャンピオンラピスちゃん



次のチャンピオンには、ルビィ君



マリヴェールちゃん



サファイア君



小夏ちゃんがその対象となりました。



さらに、プラチナドッグはNinaちゃん、



グランドプラチナドッグにはラピちゃんが認定されました。皆さん、おめでとうございます。立派ですよ。



それから、ラピスちゃん瑠璃君爽ちゃんの3頭が、参考犬のG・CHに認定されました。こちらも、素晴らしいですね。



さらに、シニア犬の比較審査がおこなわれました。 今回、その部門にエントリーしたのは、SKIP君小雪ちゃんレオン君の3頭。こちらのくまちゃんは、やよっちさんとレオン君の行方が気になる様子でした。私が初めてレオン君と逢ったときはまだ3歳になる前だったのに、そんな彼が10歳を超えたシニア犬になるなんて。また、SKIP君と小雪ちゃんは出逢ったときの若いイメージのままなのに……… 月日が経つのは早いものです。



その寿賞は、シニア部門に出陳した全犬が受賞しました。皆さん、おめでとうございます。



そのあとに、ユニコーン部門の審査がありました。ここで、波の出番となります。この部門には飛び入り参加も含めて、14頭ほどエントリーしていて、今回のスピクラ展では最も競合していました。あまりに多すぎて、横一列に並ぼうとしたら、会場の中央部からはみ出てしまい、ナナメに並んで対処するほどでした。
その場面では、私と波は見られるほうの立場だったので、鶴翼の陣(?)の隊型は撮ることはできなかったのですけど、見学組のシロダヌキさんがズームして記録してくださいました。 しかし、ここでも波は「疲れたなの」を連発し、スキあらば寝ようとしていました。



私たちの出番のあとは、MBS賞犬の表彰があり、トコちゃんちむちゃんがその対象となりました。お二方とも、おめでとうございます。



そして、展覧会のほうは佳境に入っていき、一般部門のオスとメスの審査と相成りました。その結果………



金賞となるEMS空君が、EFSにはサファイアちゃんが輝きました ともにおめでとうございます。 それに引き続いて、特別賞の3スピの名前が読み上げられることに。その映えある賞を手(前足?)にしたのは………



バロン君くまちゃんさんちゃんでした。皆さん、おめでとうございます。 これにて全スケジュールが終わったと思いきや………



スタッフが、危うくゴールデンパピー賞を忘れるところでした。期せずして、今回のスピクラ展の大トリとなったその賞に輝いたのは……… 影虎さん家のリアンちゃんでした。 まだ小さいのに堂々としていて、撮影にもしっかりと応じ、しかも笑顔もステキときたもんだ これは、将来が楽しみですね。



このようにして、日本スピッツクラブの第33回春期展覧会は無事に幕を閉じました。スタッフの皆さん、一緒に参加した皆さん、あとそれらの様子を見守ってくださった見学組の皆さんも、お疲れ様でした。



私が箔と一緒にシニア部門に出てから、もう1年にもなるのですね。 今回、彼は出陳はおろか見学することも叶わなかったのですけど、私が会場で行き逢ったほとんどの方が箔のことを話題にしてくださいました。彼がその場にいないのは悲しいのですけど……… いや、彼は亡くなったあとも存在感があって、多くの方々に大切に思っていただけて、とても嬉しかったです。 おかげで、一緒に来たような気分に……… いや、箔はあの日、スピクラ展の会場にいました。
一方の波ちゃは、今回はダメなところが目立ち、またしても無冠でした。



それでも、それからしばらくして私のもとに、スピッツクラブからこのような素敵な賞状が届きました。 これは、記念になりますね。それに改めて考えてみたら、波と一緒に参加したことは、いい思い出となりましたし。
スピクラ展は、次の秋季展をもってその歴史を終えることになっています。私は箔や波とともに見学組から入り、そこではたくさんのお仲間と交流したり、人もワンコも育てていただきました。 なので、次回はよほどのことがない限り、波と一緒に行って、見届けるようにします。以前からスピクラのことが気になっている方はもちろんのこと、かなりご無沙汰している方もぜひ、秋のスピクラ展にお越しくださいませ。



おまけ………
スピクラ展があった5月13日は母の日でもあり、私は箔母さんへのおみやげとして、横浜そごうでこのようなMorozoffの時季限定のベイクドチーズケーキを買っていきました。 今回は帰りの列車の中に置き忘れたりしないで無事に届けられたので、どうかご心配なく。おかげで、このような……… とはいっても、目隠ししているのですけど、笑顔を見ることができました。


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コメント (4)
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