こんばんは、白黒茶々です。
夏といえば夏休みが思い浮かびますけど、私たち大人にとっての夏休みに当たるお盆休みが迫ってくると、心が躍りますよね。 今年は春頃にはコロナが治まってきて、それによる行動制限もなかったので、私は3年ぶりに列車によるお城めぐりの旅の計画を立てました。
今回は近畿地方の4つの名城に立ち寄り………
最後の目的地は、和歌山市の和歌山城にしました。 豊臣秀吉が弟の秀長に築かせ、江戸時代には御三家のうちの紀州徳川家の居城にもなりました。また、姫路城、松山城とともに日本三大平山城にも数えられています。
私がそのお城を訪れるのは、25年ぶりとなります。
その士気を高めるために、ペーパークラフトの和歌山城のキットを組み立てたりもしました。
さらに、その市内のホテルを予約したり、和歌山ラーメンの美味しいお店をチェックしたりしたのですけど………
夏に入りかけた頃からコロナの第7波がやって来てしまいました。 感染者の数は驚異的に増えていき、さすがの私もゾッとしました。
そのような状況だったので「コロナがそこそこ落ち着いたら」ということで立てた計画は取りやめ、ホテルもキャンセルすることに。
その代わりに、密集を避けられそうな東濃こと岐阜県東部の山城を車でめぐる旅の計画を急遽立てることにしました。 こちらは波と狛も連れていくことができて、あまり時間に縛られないので、自由度は増します。
ただし、ムダなくソツなく巡りたいので、綿密に行程表を作りました。
私のお盆休みは8月13日からの4日間。
後半はのんびりと過ごしたいので、そのうちの前半の2日をお城旅に割り当てることにしました。
ところが、13日は台風の影響で雨が降ることに。 そうしたらやむを得ません。計画を1日ズラすことにしました。
ただし、スケジュールに入れている博物館や日帰り温泉が月曜日が定休日なので、立ち寄る順番を変えなければならなくなりました。
なのでせっかく立てた計画は、連休初日の時間を使って最初から書き換えました。
満を持して今回のお城旅に出ることになったのですけど、2日目はなんとか曇りでもちそうなのに、初日は午後から雨が降るという予報に。 そういえば、昨年も車での旅を計画したのですけど、お盆休み中はずっと雨だったので中止にしたような。
とはいっても、ここまできて取りやめるのはイヤなので、多少行けないところがあっても構いません
ということで、練り直した計画を強行することにしました。
8月14日の朝、私たちは新城市の道の駅もっくる新城に来ていました。 開店のちょっと前なのですけど、すでに私と同じ目的と思われるお客が10人ほど並んでいました。
その目的とは……… TKGM(卵かけ御飯モーニング)にございます
昨秋の鳳来寺山の紅葉狩りの時にも紹介しましたけど、こちらでは550円でTKGMが食べ放題なのですよ
しかも、トッピングが充実しているので、いろいろなアレンジを楽しむことができます。
さらに、ホットとアイスが選べるコーヒーバーも付いているときたもんだ
………ということで、まずはお店の見本のレシピに則って、和風にしてみました 卵は温玉で、ネギ、かいわれ、牛蒡の素揚げ、のり、ごま(入れ忘れたっ
)をトッピングしてきました。
それらに土佐醤油をかけてぐちゃぐちゃに混ぜてから、いっただきま~す
美味しい!
全てのトッピングが和を構成していて、さらに素揚げの牛蒡がいいアクセントとなっています。 それらを平らげたら………
2杯目を盛ってきました 今度は中華風にございます。
温玉にメンマ、キクラゲ、唐辛子天かす、ラー油(これも入れ忘れた
)を合わせ、甘味噌でまとめたら、中華風となります。
またしてもそれらをぐちゃぐちゃに混ぜて口にかき込んだら………
好吃(ハオチー)!
ラー油が抜けていて甘口となってしまったのですけど、メンマとキクラゲの食感がいい感じです。 それに、温玉と甘味噌の相性もいいですね
ここまできたら………
3杯目もいきますよ こちらもお店のお勧めのレシピに乗って、イタリア風のカルボナーラにしました。
温玉、粉チーズ、マヨネーズ、揚げ玉、にんにく胡麻、塩にのりをまぶしました。
それらをぐちゃぐちゃに混ぜたら、カルボナーラっぽくなりましたよ
そいつを口に運んでいったら………
BUONO(ボーノ)!
カルボナーラの御飯バージョンってトコですけど、これも大いにアリですよ
なんか、前回訪れた時にも私は「ハオチー 」とか「ボーノ
」とか叫んだような気がするのですけど。
とにかく、トッピングによって全くの別モノになって、いずれも美味しかったので、TKGラー(?)の身としてはやめられません。
これで終わりと思いきや、つい欲張ってもう1杯盛ってきてしまいました。 さすがに小盛りにしましたけど、どうしてもツナ御飯をやってみたくなったので。
そいつにのりをまぶし、土佐醤油をかけたら、新たな和風TKGとなりました。
さらにマヨネーズを加えたら、ツナマヨむすび風になりますね。
あと、カレー味の鶏そぼろや漬物もあるので、次に来たらオリジナルのTKGMを作ってみたいですね。 お腹も心も満たされた……… というか、がっつりいき過ぎてしまいました。
これは、これから行く山城を歩きまくって、燃焼させなければなりません。
いや、その前に………
波と狛を道の駅のドッグランに連れてきたのですけど、開くまでに30分以上もありますね。 入場無料で監視する人はいないのですけど、ここは私たちの良心に任せられているので。
なので、入口の前のワンコ用トイレだけ使わせてもらってから、私たちはその道の駅をあとにしました。
とはいっても、目的地までまっすぐ行くのもナンなので………
設楽町の清崎駅の跡を見ていくことにしました。 こちらには54年前まで豊橋鉄道の田口線という鉄道が通っていたのですよ。
駅の痕跡は何もないのですけど………
近くの道の駅したらには、田口線を走っていた本物の車両が展示されているのですよ
さらに、その内部も無料で開放されているのですよ 木製の内装はレトロ感ありありで、田口線に関する展示も一見の価値があります。
これは、鉄道好きにはたまらない
………と思います。
そこからさらに峠を越えていき、30分ほどで………
私たちは設楽町西納庫岡田洞というところに行き着きました。 こちらには、かつて設楽町立名倉小学校清水分校があったのですよ。
清水分校は昭和39年(1964年)に閉校したのですけど、校門がそのまま残っていて………
校舎は朽ちかけながらも、なんとか原形を保っていました。 ただし、これは私が1年半ほど前にスキーのついでに寄った時の姿で………
今回訪れたら、このようになっていました。 夏場で草木が勢いづいているのはやむを得ないのですけど、さらに崩壊が進んでいるように思えます。
それよりも、工事の置き場に使っているのでしょうか?四角い箱やクレーン車が邪……… いや、自己主張していますよ。
廃校を見終えた私たちはさらに山道の国道を走っていき………
40分程で、今回の旅で最初のお城となる岩村城……… の駐車場にたどり着きました。 こちらのお城は山上と麓に築かれていて、本来なら麓の居館跡から登山道を歩いていくところを、ズルして山上に程近い出丸跡の駐車場まで車で来てしまいました。
ま、まあ、初めて連れてきた波と狛にあまりムリをさせたくなかったということで。
それはさておき、私たちの前には本丸の西側の壮大な石垣が聳えています。 逸る気持ちが抑えられませんね。
お城の案内板にはQRコードも添付されていて、そいつをスマホカメラで読み取ると………
音声による岩村城の解説と一緒に、お城の復元CGを見ることもできるのですよ ………と、ここまで盛り上がったところで申し訳ないのですけど、今回は前フリでスペースを取り過ぎたおかげで長くなってしまったので、このあたりで一旦仕切らせていただきます。
いや、今回は長い旅行記の序章にあたるので、それもアリかと。
とにかく、皆さまは次回以降の話にもお付き合いくださいませ。
TKGMを食べる際には原点回帰の意味からも、御飯+卵+醤油の1杯は絶対に欠かしてはいけない!という熱狂的TKGラーの方は、こちらに投票してやってください。