こんばんは、白黒茶々です。
11月も中旬に入ると、秋が深まって紅葉が見頃となります。 そうなると、紅葉を見てから本格的な冬を迎えるようにしたい
と、私は毎年思っています。
そのような流れで、今年も紅葉狩りの計画を立てたのですけど、13日の日曜日は雨で中止に。
それならば、翌週の20日に行くことにしましょう
そういえば、一昨年は岐阜市の金華山を、昨年は新城市の鳳来寺山を、いずれも紅葉を見ながら登りましたね。
そうしたら、今年は豊田市の香嵐渓に行きたいのですけど、そこは一筋縄ではいかないところなのですよ。
香嵐渓は、豊田市の西の山間部の旧足助町にあります。 東海地方随一の紅葉の名所で、見頃の時季には大勢の見物客で賑わうというか、混雑します。
私は過去に何回か行ったことがあるのですけど、駐車場に入れなかったり、渋滞で近付けなかったりしたこともあって、行きたいと思ってはいてもどうしても躊躇してしまいます。
そういうこともあって、最後に訪れてからン十年も経ってしまいました。
そこで今回は、その紅葉が旬となる時季の混雑を避ける作戦を立てて、挑むことにしました。 その作戦とは……… 前日の夜に家を出発して、香嵐渓により近い道の駅で車中泊。
翌日のまだ混む前の早朝に、目的地に入り込むというのです
西の名古屋方面からの道が混みやすいので、東の山道から攻めていき、さらに最初から香嵐渓からちょっと離れた臨時駐車場を狙えば、難なくいけるでしょう。
せっかく朝早くからそちら方面に行くので……… 私は立ち寄るところを追加していき、盛りだくさんの行程表を作成しました。
もちろん、波と狛にも付き合ってもらいますよ
ところが、20日は全国的に雨の予報に。 その日が近付いても、その予報は覆りませんでした。
私はスケジュール的にはその日しか紅葉狩りに行けないので、せめて午前中、いや、10時ぐらいまででいいので、曇りの状態を保っていてください。
………という私の願いも虚しく、その日は未明から雨が降ることに。 こうなったら、久しぶりに全天候型(?)の旧本坂トンネルに行くしかないのでしょうか……… と嘆いていたのですけど、前日の土曜日になって天気予報に変化がありました。
20日の曇りの比率が増えて、少なくとも午前中はもちそうになったのです
これなら、香嵐渓に行けますよ
そしていよいよその計画を実行する土曜日の夜になりました。 支度に手こずって、予定の目安の時間から1時間ほど遅れてしまいましたけど、無事に夜経ちして山道の国道に入っていくことができました。
道の駅もっくる新城を経て、深夜の1時頃に道の駅したらに行き着きました。
ただし、こちらもトイレ休憩の中継地で、車中泊をする道の駅はもっと先にあるのですよ。
さらに山道の国道を走っていったら、突然野生の鹿に横切られてヒヤッとしたことも。 私の車の運転レポートには、急ブレーキをかけたその地点が記録されていました。
そして2時ちょっと前になって、豊田市の旧稲武町にある道の駅どんぐりの里いなぶに到着しました。 翌朝は早くから準備をしなければならないので、睡眠時間は3時間ぐらいしか確保できません。
ということで、速攻で寝ます
期待を込めていた翌朝は、明るくなる前から雨が降っていました。 天気予報がさらに覆ってしまったのでしょうか?
と、嘆いていても仕方がないので………
屋根があるところで波と狛にご飯を食べさせてから、私もモーニングを……… といきたいところなのですけど、今回は手っ取り早く持ってきたパンなどを食べてヨシとしました。 雨が降る中ですけど、ここまで来たら引き返すワケにはいきません。
私は気が重いまま、香嵐渓に向かうことにしました。
すると、だんだんと雨足が弱まっていき、しまいには雨が上がったではありませんか その沿道にある紅葉も赤く色付いていて、私のテンションは上がっていきました。
そして、最初から目的地より離れた駐車場を狙っていたこともあって、余裕で車を止めることができました。
さらにそこから15分ほど歩いていったら………
私たちの目の前には、このような風景が広がっていました ついに香嵐渓にたどり着きましたよ。
しかもン十年ぶりに。ずっと行きたいと思っていながらも、心の距離もあってなかなか近付けなかった香嵐渓。
そこが赤く綺麗に色付いていますよ。
私は思わず泣きそうになったのですけど、その足元でなんと狛が○んこをし出したではありませんか
「うわわわっ、ちゃっと片付けるで、(通行人の方は)どうか踏まないで
」おかげで、先程の感情が一気に吹き飛んでしまいました。
それはさておき、今からその香嵐渓を散策しますよ
こちらは矢作川の支流の巴川がつくる渓谷です。 その川沿いに、もみじの木が4000本も植えられていて、秋になるとそれらは彩りを添えてくれます。
入口の駐車場は満車となっていたのですけど、見物客はまだまばらでした。 おかげで、所々で立ち止まって写真を撮ったり、ゆっくりと散策することができました。
私たちは、香嵐渓のシンボルともいうべき待月橋に差し掛かりました。 朱色の欄干と紅葉との対比がいい感じですね。
せっかくなので、その待月橋の上でも写真を撮りましょう。 この頃にはけっこう見物客が増えてきました。
橋の上から見える紅葉も、綺麗でした。
波狛と紅葉の写真は何枚でも撮りたくなるのですけど、彼女らの足がだんだんと泥で汚れてきました。
人が集まる広場では、猿回しの実演がありました。 お猿のモン吉君(仮名)が竹馬に乗ったままハードルを飛び越える、魅せ場の瞬間を撮ろう
………と思ったのですけど、ちょっと早かったですね。
そのあと、私たちは香嵐渓の西の出口(入口)ともいうべき一ノ谷に行き着きました。 巴川に沿ってぐるっと廻ってきたので、車を止めてきたところはここから近いです。
さらに私たちは足助の穴場的な名所に寄っていったのですけど、その場所と様子については次回の日記で公表します。
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