しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

関東欲張り旅行(4)浦安で貝を焼く

2012-04-22 23:58:46 | 集い

  2012年4月7日(土)

Img_0346 黄昏迫るサントリーホールをあとにして、地下鉄を乗り継ぎ東西線の浦安へ向かいます。駅ではK池氏がにこやかに出迎えてくれました。氏と東京で会うのは、震災を挟んで1年4カ月ぶりの再会です。それ故、いつも以上に今回の再会を嬉しく感じます。再会を祝す為、そのまま居酒屋になだれこみます。今回は浦安駅高架下にある<貝鮮料理うらやす>に入ります。大きな生簀に多くの魚が放たれています。私はてっきり浦安近辺でとれた魚介類が出てくるとばかり思っていましたが同じ千葉県でも南の富津市から直送されたものの様です。とりあえず活貝焼きセットを頼むと、大き目のガス焜炉が運ばれ、自分たちでアサリやホタテやサザエを焼く事に。焼いている間にそれぞれの近況等を語り合います。震災の話題など、必ずしも楽しい話題ばかりではありませんでしたが、氏の感じている事等を聞きながら、淡々と貝を焼いていきます。

K池氏から、「最近、ブログ更新してないね」との指摘がきました。私は正直に「実際、負担に感じているし、やめようか思っている」と答えました。それを聞いて、ダメとは言わずに「正直、楽しみにしてたんだけど・・・・」と呟きます。私としては、こんな言われ方をされたら、やめづらい・・・。

「ただ、現在の日記形式では、自分としても限界が来ていると思っているので、続けるにしてもスタイルを変えて行こうと思う。」と自分の考えを伝えました。それについてK池氏からもいくつかの提案(だいぶお酒が入っていたので本人は忘れているかも)を頂きました。*

今夜はだいぶ飲んでしまいました。ふらつきながらK池氏のマンションに向かいます。明日の朝は早いのに、果たして起きられるのでしょうか・・・・。

*近いうちに当ブログのスタイルを変えようと計画しています。


関東欲張り旅行(3)サントリーホール初見参

2012-04-22 23:58:04 | 音楽

  2012年4月7日(土)

Img_0343飛行機と桜と機関車を愛でた次に愛でるのは音楽です。赤坂はアークヒルズにやって来ました。ここサントリーホールは、初見参となります。大阪のザ・シンフォニーホールの大型版を予想していましたが、見事に裏切られました。建設された時代が少し新しく、かつバブル全盛期だった為か、凝っています。外見は上部を庭園にしている為ホールには見えません。屋上に植えられた満開の桜が都会の風景に色どりを与えています。ホール内部はザ・シンフォニーホール同様、舞台後方にも客席があるヴィンヤImg_0338 ード型コンサートホールですが大阪よりも広々としている印象があります。私の席は二階のステージに対して九時の方向。ほぼ指揮者の真横を見下ろすポジションです。

本日のコンサートは<日本フィルハーモニー交響楽団第639回定期演奏会 >で指揮は、ピエタリ・インキネン 。曲目は、シベリウス:付随音楽「死(クオレマ)」 、マーラー:交響曲第5番の2曲。 1曲目のシベリウスのクオレマは本日演奏の4曲中<悲しきワルツ>以外は聴いた事無く、私には甘美すぎ、(前夜の睡眠1時間がこたえたのか)つい、うとうと・・・。聴衆の拍手でハタと我に返ります。ここで寝てしまえば何のために来たのかわかりません。休憩時間を利用してドリンクコーナーに走りこみ熱いコーヒーを啜ります。続いてホール内を観て回ります。舞台上は先ほどの小編成からマーラーの大曲に備え大編成に楽器を増強しつつあります。先ほど無かったハープやドラが運び込まれていますが、その場所は残念な事に私の席からはほぼ真下に当たる為、完全な死角になっています。<こんな時に限ってものすごい美人の奏者がハープを弾いたりして・・・。そうだったら悔しい・・・>と勝手な妄想を抱いたりしているうちに、時間となりました。私の席からは、ひょっとしたら美しいかもしれないハープ奏者は見えない代わりにイケメン顔の指揮者の顔は非常によく見えます。指揮者の顔を観るにはこの席はこの上なく良い場所です。その指揮者が指揮台に立ちしばしの沈黙の後、トランペットのファンファーレが唐突に始まります。ここで外れればすべてが台無しになります。観客と演者双方緊張を強いられるシーンです。演者の顔を真っ赤にした渾身のトランペット独唱が終わると、指揮者が指揮棒を上げてオーケストラ全体がマシンの様に唸り始めます。すばらしい滑り出しになりました。マーラーのシンフォニーらしく最初から見せ場の連続で、打楽器も管楽器も大活躍で聴いていても、観ていても飽きません。第四楽章アダージョはハープの調べに聴き惚れてしまいます。近くに居るはずの演者の姿が見えないのがこの上なく残念です。 最終楽章はオーケストラ全体が一丸となってフィナーレになだれ込みます。そして、割れんばかりの拍手が会場を包み込みコンサートは終わりました。東京のお客さんはクールだと思っていましたが、皆さん熱い反応でした。いつまでも拍手が鳴りやまない。来てよかったと心から思います。心も十二分にあったまり、少し寒い夕暮れの通りに出ます。


関東欲張り旅行(2)田端でお花見+機関車ウオッチDEランチ

2012-04-22 12:57:48 | 鉄道イベント

  2012年4月7日(土)

Img_0334 田端駅北口から案内の地図を見ながら田端運転所に向かいます。これから『田端運転所けん引機関車撮影会の旅』というびゅうの旅行商品のイベントに参加します。私の参加するのは、本日最終の<カシオペアコース>。都区内パス1日券+カシオペアスペシャル弁当+記念品付の参加者限定撮影会です。このイベントの参加費用6,400円也・・・。少々高い・・・。いや、結構高い!けど今までの経験からこういったチャンスは逃せば後悔する可能性大。と言う事で思い切って申込しました。早い時間帯に開催される<北斗星コース>は弁当のランクが落ちる為3,900円とリーズナブルですが、飛行機の時間の都合で<カシオペアコース>にせざるおえません。運Img_0142転所に出入りする機関車の甲高い警笛が聴こえてくると、会場入り口に到着。高価格帯のイベントのせいか参加者は大人のみ。静かに開場を待ちます。予定より少し早めに係員に案内され開場に入ります。建物の影で事前に開場の状況が分らなかったので、視界が開けて居並ぶ機関車の横並びを認めた瞬間、心の中で<キター!>と叫んでしまいます。長岡車両センター所属のEF64 1053,田端運転所所属のEF65 1105,EF510-515,EF510-509,EF81 95の5機の機関車がヘッドマークも誇らしげに<さあ、ご自由に撮影してくださいな>と言っている様な顔をギャラリーに向けています。もうその瞬間から私は歳甲斐も無く、カメラ小僧と化していました。アドレナリンが大量に分泌されているのを自覚してしまいます。

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Img_0317Img_0327_2こういったイベントに付きものの、非常識な行動をする人も無く、参加者は静かにそして自由に思い思いの写真を撮り続けています。参加者すべてに(おそらく)幸福な時間が流れていきます。やがて撮影タイムが終了。受付で弁当と記念品を受け取り解散となります。

Img_0329 会場を一歩出ると、線路沿いの桜並木は満開です。来るときはあまり意識しませんでしたが(イベントに気を取られて・・・。恥ずかしい)あらためて見渡すと実に美しい・・・。南方向には東京スカイツリーが頭を出しています。そして目の前の運転所の留置線には少し汚れてはいますがたく Img_0330さんの機関車が出庫を待っています。(私にとって)これ以上豪華なシチュエーションはありません。先ほど受け取ったお弁当をここでひろげます。私の普段の食生活からしたら少々高いランチではありますが、カシオペア車内で実際に販売している「カシオペアスペシャル弁当」をいただきます。実 際、北海道の海の幸をメインにした食材のレベルは高く、内容もボリュームも予想以上でした。食べても食べてもイクラが減っていかないのに恐怖しました・・・・。

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関東欲張り旅行(1)なぜか成田へ

2012-04-22 12:56:42 | 飛行機

  Img_0003 2012年4月7日(土)

←早朝の伊丹空港。今一番機が出発して行きます。JALは鶴丸マークが一番しっくりきます。

 午前3時に家を出て、明石海峡大橋を渡り神戸市営地下鉄総合運動公園駅前の駐車場に車を置いて、始発の地下鉄で三宮に。そこからリムジンバスで伊丹空港に着いたのが7時前。今回貯まったマイレージの有効期限が来る事から、急遽飛行機を使い旅に出る事にしました。とりあえずスケジュールの都合で関東方面に出かけます。搭乗機の行き先は成田!外国に行くのではありません。<毎回、羽田では芸がない・・・>という訳でもないのですが・・・。第一の理由はImg_00972010年7月に開業したスカイアクセスに乗りたいから。第二の理由は、成田空港で関空では見れないエアーラインの飛行機を見たいから。8:20発3002便(B777)は成田行きと言うだけあって乗客の4/1ぐらいが外国の方。プチ国際線気分です。快晴の太平洋沿いの上空を飛行し、九十九里浜を周りこんで 成田に着陸します。実際の飛行時間は1時間を切っています。空港ターミナルの隣接地が反対派の畑で未だ買収出来ていない姿を見て<ここは成田なんだ>と認識します。飛行機をおりてまずは南展望デッキに向かImg_0113 Img_0114 います。が、目の前には飛行機がひしめきあっているものの、そのほとんどがJAL・・・・。がっくりします。事前に時間と場所を調べておくべきでした。北展望デッキにも行きましたが、見渡せるスポットにはこれと言った飛行機はいません。勝手に期待していた自Img_0115 Img_0116 分が悪いのでしょうが・・・。とは言え、羽田や伊丹とは違う国際空港の雰囲気を楽しみます。

Img_0117一通りターミナルを散策した後、スカイアクセスへの初乗りと新スカイライナー初乗車を果たすため京成地下駅へ。特急券・乗車券合わせて2600円は財布に厳しいですが、何事も経験です。ホームに滑り込んできたSFチックな新AE型電車を前にすると、思わず<見せてもらおうか!山本寛斎デザインの実力とやらを>とシャア少佐の様に口ずさんでしまいます。

電車は新規開業区間に入ると、在来線では最高速である時速Img_0119 160㌔で沼と畑しか見えない千葉県北部を快走します。このスピード感にしびれます!が、そう思った直後には、印旛日本医大駅を通過。時速160㌔を出せるのは新線区間のわずか10㌔ほどです。既存の路線に入ると最高速度130km/hで、途中駅で先行電車を抜きながら都心に向かいます。車窓風景も10年前来た時に比べ都市化している様に感じます。

30分ほどの乗車なので内装は機能的でスタイリッシュな感覚です。荷物置き場も充実しており、空港アクセス列車としてはデザインと機能性のバランスが取れている印象でした。高砂を通過し京成本線に入ると、さしものスカイライナーも別の電車の様に鈍足になります。とは言え遅いおかげでスカイツリーが良く見えます。天に挑む巨大なタワーの姿にしばし見とれていると日暮里駅です。ここからJRに乗り換えて次の目的地、田端に向かいます。