2013年5月5日(日)こどもの日
モノレール+JR線で上野駅まで戻ります。公園口から下車して国立西洋<wbr></wbr>美術館に向かいます。現在公開中のラファエロ展を見ていきます。今回の展覧会の目玉である大公の聖母とよばれる有名な≪聖母子≫は初来日です。この機会を逃せば次は何年先になるか分りませんし、次は無いかもしれません。大公の聖母は、想像していたより小さなものです。しかし500年前に描かれた画とは思えない鮮やかな色彩に目を奪われます。宗教画にありがちな威圧感は無く、温かで優しいマリアとイエスの優しい眼差しに、心の緊張が解れほっとした気がしました。
展覧会を観終えたのは4時30分を過ぎた頃でした。5月の日は長く暮れるまでにはまだ時間があります。昨日、つくばエクスプレスに乗り損ねた事で私の私鉄完乗までのスケジュールに狂いが生じました。ここは別の未乗車私鉄を乗る事で少しでも野望?に近づく事にします。
上野駅から京浜東北線、東海道線、横浜線を乗り継ぎ中山駅へ。上野から、ここまで1時間半掛かりましたが、まだかろう じて陽は沈んでいません。ここから地下に降り横浜市営地下鉄グリーンラインに乗車します。2008年3月開業の新しい地下鉄路線で13.1kmありますが、中間部2.4kmが地上を走ります。私の完 乗ルールでは<地上区間は陽が出ているうちに乗車する事>としいます。全線地下区間ならば日没でもOKですが、グリーンラインの地上区間走行時にもし車窓が闇に包まれていたならば、再挑戦せねばいけません。幸い、川和町駅付近、南北センター間の地上付近は日没寸前でした。あと10分遅ければ夜のニュータウンの車窓風景を泣きながら見ていた事でしょう。終点である地下の日吉駅から地上に出ると、もう陽も暮れ、自分がどこに居るのかさえ良くわからない状態に。案内板を頼りに東横線に乗り換えます。電車は、ほんの数ヶ月前に地下に潜った新線を通り地下深い渋谷駅に到着しました。これから、地上に上がりJRに乗り換え高崎を目指します。
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