5月30日(日)
翌朝、K池氏と一緒に五反野から久喜まで東武伊勢崎線で北上します。 相変わらずの曇り空。おまけに蒸し暑い。これからが思いやられます。久喜でJRに乗り換え、ひと駅北上します。趣味の保守車両を撮影するK池氏と東鷲宮で別れ、一人撮影地まで歩き始めます。線路に並行している国道をひたすら北上します。時間的には目的地到達に十分なところまで来ました。実は、撮影地ガイドをプリントしたものを自宅に忘れてきたため、撮影地の詳細な位置がわかりません。それらしき、進入路があるたびに、線路のほうに近づいて、そのたびに間違いに気がつきます。何度目かのトライで、それらしきポイントが見えてきました。遠くからでも三脚が立ち並んでいるのが、確認できます。間違いありません。通称<ワシグリ>!東北ブルトレ屈指の有名撮影地です。少しでも早く到着しようと、小走りに速度を速めた次の瞬間、希望が絶望に変わります・・・・・。目の前を戦隊ヒーローが搭乗する様な派手な塗装のEF81に牽かれた<カシオペア>が客車列車とは思えない高速で通過していきます。通過時間と撮影ポイントを見誤ったつけは大きなものとなりました。事前準備の大事さを疎かにした罰です・・・・。とは言え、すぐに続行の北斗星が通過します。気を取り直してすでに待機している同業者の後ろに立たせてもらいます。時間通りやってきた<北斗星>を牽引して近づいてくる機関車は、意外にも先ほど撮りそこなったカシオペア塗色のEF81でした。三脚を使わなかったので水平線が傾いています。どんよりした天気とカシオペアに間に合わなかったショックで気が抜けていたのでしょう・・・・。当地で185系やスペー
シアを撮影してから、トボトボともと来た道を引き返します。歩くには少し遠いなと、今更ながら思います。梅雨時期でもあり蒸し暑さは相当なもの。全身汗だくになります。と、東鷲宮駅近くに天然温泉発見!最初、工場だと思ったな巨大な温泉タンクが、唯のスーパー銭湯とは違う事を主張しています。それを見ると汗を流してさっぱりしたいと思い、迷わず暖簾をくぐります。その名は<百観音温泉>!お湯の湧出量(1,000?/分~4,800?/分、資料により5倍の隔たりがあるが、関東平野内に湧く温泉では破格の量のようです)は、自噴!57.3度で高温泉!ナトリウム塩化物強塩泉で色は薄い褐色です。住宅地の中に源泉かけ流し温泉が出現した形です。1998年に掘り当てた新しい温泉です。広い露天風呂に身体を沈めて、昨日・今日の反省を行います。が、途中からそんなことどうでもよくなりました・・・。だって気持ちいいんだもの・・・・。あまりの気持ちよさに長湯してしまいました。おかげで、東鷲宮駅から本来乗車すべき湘南新宿ラインの直通電車に乗り遅れます。ひとつ歯車が狂えば、そのあとは、さらなる不具合の連続です。以後は乗り換え、乗り換えの連続で、目的地の久里浜にたどり着いたのが14:30を過ぎていました。ここから京急ファインテック久里浜事業所までダッシュします。京急ファミリー鉄道フェスタ2010を見るためです。途中まで走って気がつきました。無料シャトルバスに乗ればよかったと・・・・。とは言え今更引き返せません。せっかく温泉で汗を流したのに、朝以上に汗だくになり15:00ちょうどに正門に到着。開催時間はあと1時間ありますが、この種のイベントは、経験として閉会30分前には撤収準備にかかる事が多いので、全速力で会場を周る必要があります。
撮影コーナーでは引退間近の旧1000形を始め、京急を代表する車両が横並びに展示されています。西日本に住む私にとっては、馴染のない車両達ですが、スピードの京急には憧れをもっていました。
鉄道工場の華(と自分は思っています)トラバーサーもしっかり見てきました。都営地下鉄の電車の整備もやってたんですね。サプライズです。
保存車両 京浜電気鉄道51号形電車も大切にされていました。
この後、鉄道Goodsの販売ブースを見て回りましたが、さすが首都圏だけあって規模がでかい。(というか、参加会社が多い!大手は関西はもとより西鉄まで出店しています。その上、関東圏の中小私鉄やバス会社も参加しており、ちょっとした小学校の校庭程ある敷地を囲むように並んでいるテントの数に圧倒されました。残念なことに(お財布的には助かりました)私が来た頃には、出展者の皆さんは撤収作業に入っており、珍しいGoodsをGET出来ませんでした。こういうイベントは、早めに来るべきです・・・・・。結局、旅の最後も反省することとなりました。
帰りはシャトルバスで久里浜まで戻ります。最後は、汗だくにならずにすみました。
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