しなやかな作品

11月も今日でおしまい、夕方からの介護の仕事、
チャリンコに乗り、手袋をしっかりはめて職場へ急ぐ。
明るい表情のＭさんがそこにいた、何故か嬉しそう…？、
12月から、朝の早番から開放されるから？…なんて！、
明日から私が毎日対応する事になった。
冬は大変だから、
私に任せて、皆さんゆっくりお出掛け下さい。

Dvořák
ドヴォルザーク1841年-1904年は、チェコの作曲家。
ブラームスに才能を見いだされ、
スラヴ舞曲集で人気作曲家となった。
ベドルジハ・スメタナとともにボヘミア楽派と呼ばれる。
代表作に、
交響曲第8番、交響曲第9番『新世界より』、チェロ協奏曲、
『アメリカ』の愛称で知られる弦楽四重奏曲第12番などがある。

「セレナード ホ長調 作品22」(1875年)を聴く、
"第1楽章"　モデラート
"第2楽章"　メヌエット
"第3楽章"　スケルツォ
"第4楽章"　ラルゲット
"第5楽章"　アレグロ・ヴィヴァーチェ
10日あまりで作曲されている。
2年前に結婚した妻との安定した生活が保障され、
幸福な時期の作品であることから、
穏やかで愛情に満ちた、しなやかな作品となっている。

タマネギについて

気温の確認を忘れましたが、間違いなく氷点下だったでしょう、
田んぼの水たまりは、全て結氷していました…。
これからはこんな朝が毎日続くのかと思いながら、
チャリのハンドルを握り、介護の仕事に向った。

Ｈさん宅の石油ストーブ上にあり危険な状態にある、
パネルヒーターの電源を切る、ネコを屋外へ…

雪が降ると、更に大変なことになる、
降雪量の少ない年であって欲しいと願う…。

先日収穫して、
日に当てておいた野沢菜を洗い漬け込むとのことで、
朝から妻が張り切っている…

暖かな日差しが、
お菜を洗い漬け終わる頃には、曇天の冬空に変っていた。

庭には、
密かに咲く菊の花…


菊の優しい黄色と、
もみじの葉色との優しいコラボ…。


野菜の作付け計画を進めている、
タマネギについて、
・ユリ科。
・球の肥大に日長時間や温度が関係する。
・球色は白、黄、赤がある。
　赤は、甘味系で生食用、貯蔵性は悪い。
・臭いはアリシニンでビタミンＢ1の吸収効果あり、殺菌力もある。
・ビタミンA・Ｃ、鉄分を含み、血液の浄化や高血圧に有効である。
・６月中から下旬収穫、吊り玉で貯蔵出来る。
・播種は８月下旬、苗植付けは平均１２℃程度の１０月下旬。
　大苗だととうが立ち、分球する。
　発芽適温は18～20℃が良好、5～6日で発芽。
　定植時の苗は25ｃｍ（茎の白い部分が短く葉が太いものが良苗）。
　条間25ｃｍ、株間12ｃｍ、植付け深さは4ｃｍ、
　覆った土は凍み上がり防止の為、足で踏みつけておく。
　茎の倒伏期は６月中旬、80％の倒伏で収穫、晴天日に実施のこと。
　10球結束で二束を振り分け軒下に吊るす。
　収穫から40～５０日で自然休眠から覚め、１ケ月程度で萌芽する、
　1℃以下の低温貯蔵かりんごと共に置くことで萌芽防止できる。
　追肥は２月中から4月中、2回に分けて行う。

野沢菜の漬け込みが終了していた、
後片付けを手伝い、初冬のイベントが一つ完了した…
お正月には家族全員が集まり、この漬け物をいただくことが楽しみ。

ネギについて

介護の仕事で正味２時間３０分、
昼食介助など、午後３時まで外出して家に戻る。

農作業計画を楽しみながら作成中…、
ネギについて、
・ユリ科。
・原産地は中国西部からシベリア。
・根深ネギ（白ネギ、太ネギ）・葉ネギ（細ネギ、青ネギ）などがある。
・葉鞘部に土寄せ軟白化する。
・硫化アリルを含みビタミンＢ１と結合し消化促進効果あり。
・「松本一本」(加賀系)は秋まき、露地で越冬、翌春定植、
　８月植替え、１１月収穫。
・「吉蔵」(黒柄系)は春まき、５月中定植、９月中から１１月収穫.
　（一本ネギで分けつしない）
・乾燥に強い、過湿に弱く酸素不足で腐敗、酸性土を嫌う、
　一ヶ月前に深耕して苦土石灰と堆肥を入れ、遅い効果を狙うこと。
・畝は南北方向が良い、株元に敷き藁、溝の西側に植付け、
　定植40日で１回目の土寄せ、2回目は葉身分岐の下３ｃｍまで土寄せ、
　４回目は、収穫40日前に葉身分岐上5cmまで土寄せする。

＜栽培のポイント＞
日照りにネギの不作なし、ネギ作りは排水対策につきる。
ネギの根は地表面に向って伸び、濃い肥料と雑草を嫌う。

知らない事ばかり、
既に種蒔きをしてあり、芽が出ているが…発芽率が低いので、
春には、苗を購入して植え付けることになりそうだ。
「松本一本ネギ」(加賀系)にこだわり育てたいと思っている…。

大自然を感じ取る

空気は冷たいが、
日差しがありのどかな気候…、野沢菜の収穫に出掛けた。

気温は８℃、農作業をしていると次第に汗ばんできた、
しかし収穫作業に慣れ、没頭していると、
疲れと共に知らないうちに下半身がかなり冷え込んでいた、
防寒対策が中途半端である為、無理は禁物だ。
１０kgぐらいの収穫で、引き上げることにした、
午後３時前だった。
畑に隣接する防風林の木々は、すっかり葉を落とし、


その奥までずうっと見通せるようになった、


落葉は色あせて寂しいが、
西日が奥まで差し込み、
明るい感じにその表情を変えていた。


何処までも澄んだ青い空、
疲れているだろうこの肺を大きく膨らませ、
胸一杯に空気を吸い込む…


柔らかに流れる山の稜線を見ながら、
疲れているだろう、この目を休める…


農作業だけが目的ではないから、
この地に来て、この空気に包まれながら、
この大自然を感じ取ることが私の楽しみなのだ、
体が動かなくなるその時まで…。


お隣は、ご主人が一人で収穫後の畑仕事をしていた。
汗だくになって、堆肥をすき込んでいた…、
この時期に行う事が良いとのことだった。

美味しい野菜を作りたい

夕方から深夜にかけて、介護の仕事が入っている。

その前に、
自宅の冷蔵庫に出荷出来ず保管されていた、
ブルーベリー冷凍品の出荷日がやって来た、
この時期に出荷出来るなんて、有難いことです…
諦めていたところに、朗報が舞い込んだ。
さっそく計量して１kg単位にまとめ、出荷に向った。

帰宅すると、簡単に昼食を済ませ…
即席のコーヒーを飲みながら、
チャイコフスキー６番、ブラームス１番をセット、
農業の知識を頭に入れる為、
借りて来た本を読んだ、
"発酵肥料の作り方・使い方"、
次シーズンは、
手探りでより美味しい野菜を作りたい。

長谷川穂積の世界タイトルマッチをＴＶ観戦して、
深夜の介護に向った。