羽生選手が、「上月(こうづき)スポーツ大賞」 なるものを、受賞しました。
以下、その授賞式の様子と、大賞受賞者として選手たちの代表挨拶をした、羽生選手の動画です。↓
羽生選手は、主に8分頃から表彰され、その後、代表挨拶へと移ります。
最後まで聞いていると、なかなか感動的な挨拶です。
羽生選手の、今日に至るまでの思いと、昨年度の心境、そしてそこに至るまでの過程において、このスポーツ賞がどのような役割を果たしてきたのかが解ります。
東日本大震災特別枠、というのもあったそうです。
私は中でも、羽生選手が最後に語ってくれる、次の言葉に注目してみました。
「昨シーズンを通して、選手に必要なことは、向上心、素直な心、そして、感謝の心であることを、改めて痛感しました。
スポーツはとても残酷だと思います。一番努力した者が、必ず一番の結果を出せるものではありません。
しかし、努力しなければ、結果は決して残すことは出来ません。
私たちは、最高の結果を出すために、感謝の心を持ち続け、今後も、日々精進していきたいと思います。 」
(羽生結弦選手の言葉) 注: 管理人が抜粋
非常に重い言葉だな・・・と思いました。 羽生選手の言葉と声に、色々な実感がこもっています。
私はよく思うのですけれども、自分が10代の頃に、羽生選手が、あるいは羽生選手みたいな人がいてくれたら、そうしたら、すごく励みになっただろうな、と、よくそう思います。
10代ではない今でも、十分考えさせられ、大いに励みになっていますし、今こうして同時代に生きていられて良かったと思いますけれども。(笑)
似たような言葉を聞くことがあっても、重みと実感が、羽生選手から発せられると違う気がするのです。
誰よりも、実行してみせてくれているからでしょうね。
ところで、羽生選手が、ロッテのチョコレート「ガーナ」のCMに出るそうです。
以前から、チョコをチョコチョコ食べていると言っていた羽生選手。
高橋選手がよく着ていそうな赤黒の格好で登場し、CMの中では別の赤いコスチュームで滑ってくれています。
「悲愴」のコスチュームの上を真っ赤にしたような感じにも見えますが・・・
以下、動画。
・・・登場の仕方に、私は思わず笑ってしまいました。
羽生選手、当分、あちらこちらでこのポーズをさせられ続けるのでしょうか…? 陸上で、ただのポーズとして見ると、ちょっと笑えてくるんですよね…(笑)
後半の質問への受け答えが、うーん、非常に上手い答え方をしたな~という印象です。
次のものはまた、少し違った場面が編集されています。
57秒から、CMの全体像が映されています。
チョコレートのCMに出られたのが嬉しいのか、美人さんに囲まれて嬉しいのか、珍しく顔がゆるんでおります…(笑)
CM撮影と会見にも、慣れていないのがよく解りますね。 やはり羽生選手は、氷上の生物ですね。(笑)
こういうのを見ると、羽生選手は「スター」「俳優」等ではなくて、やはり「フィギュアスケーター」なのだな、と思います。
リンク上で見せてくれる比類なき自信は、長年の訓練による積み重ねの結果なのでしょう。
滑っている時に一瞬だけ、町田選手かと錯覚する瞬間があったのですが、なぜでしょうか…? 衣装のせい?髪型のせい?
そういえば、町田選手の情報は最近、流れてきません。沈黙の徹底ぶりに、逆に町田選手の今シーズンへの本気度を感じます。
小塚選手も、何かを突き抜けた印象で、最近、非常に表現面が素晴らしくなってきたように思います。
羽生選手、「去年までのシーズンが偶然じゃなく、実力だったと思っていただけるように頑張っていきたい」とコメントされてます。
偶然じゃありません、もちろん。
チョコレートと聞くと、私はソチ五輪以来、どうしても町田選手の「逆バレンタイン」発言を思い出してしまいます。(笑)
羽生選手が言ったらどうなるかを想像してみようとしたのですが、吹き出しちゃってダメ、想像できませんでした。(笑) 似合う気がしませんね。
やはりあれは、「本気モードの町田選手」だったからこそ言えたのでしょうね。
昨シーズンの、今年の2月14日には、羽生選手は「パリの散歩道」で圧巻の演技を見せて金メダルへ王手をかけてくれましたけど、今年もまた違った形で、ファンへ事実上のバレンタイン・プレゼントとなるようなものを、チョコッとだけでもいいから、見せてくれるといいですね。
前代未聞のレベルでの挑戦を続けている羽生選手、ぜひとも頑張って下さい!!
・・・最後に一つだけ。
羽生選手には、今後、自分の意思に反して誰かに何か変なことを「強要されそうに」なったら、相手が男だろうと女だろうと、たとえ年上だろうと遠慮せずに、ぜひともその場で突然、「地上での高速スピン練習」を開始されることをおススメしたいですね。
それでも相手が跳ね飛ばされずに、しつこいようだったら、ぜひとも地上での4回転を・・・それも、トーループでもなくサルコウでもループでもルッツでもなく、「4回転キック!」なる新技を見事に決めて頂いて、そのまま、脱兎のごとく逃げ出して頂きたいです・・・!!
それもどうしても難しいようだったら、パリの散歩道の、へ型変形ランジポーズで、這うようにして横に退散!!
追いかけてこられたら、ソチシーズンのロミオとジュリエットのラストポーズを出口で決めて、下を向いたまま忍者のごとく後ろ足で退散!!
もちろん、羽生選手は、ただ地上練習していただけですよ。
どんなに怪しくても、一般人には不可能でも、羽生選手なら絶対に出来ますから、どうかお願いします!!(完全に懇願モード)
・・・笑っている場合でも、スベっている場合でもない、先週フィギュアスケートファン全体に相当な打撃を与え、全国のセクハラ・パワハラ被害経験をもつ方々の怒りの炎に油を注ぐ形の言動をされた、日本スケート連盟会長及び副会長に絡んだ、この非常に深刻で腹の立つ問題については、別の機会に触れてみたいと思っています。
日本スケート連盟が今後、どのように対処なさるおつもりなのか、あるいは関係各機関がどのように判断なさるのか、注視していきたいと思います。