羽生選手の新CMロッテの「ガーナ」の動画と、そのメイキング動画が、ロッテのHPで公開されております。
こちら →http://www.lotte.co.jp/products/brand/ghana/cm_sept2014/cm_2014sep02.html
以下、ロッテのHPより、羽生選手のCM動画です
15秒版
30秒版
15秒版は、スケートをしているいつもの羽生選手中心です。
30秒版は、演技のシーンが長くなっているところが良いです。
でも、でも・・・ いつも全力投球で、練習でも本当に倒れそうなところから、気力で何度も立ち上がる羽生選手の様子だったり、試合でも苦しいところから逆転していく凄い気迫を何度も見せられて、その様子を見慣れてしまっている羽生ファンにとっては、この、冒頭で、氷の上に寝ている羽生選手は・・・
どう見ても ただの 「倒れそうな演技」 「寝ている演技」 にしかみえません。(笑) ごめんなさいー!
「自分に負けたくない」っていう台詞からは、何を表したいのかはよくわかるし、映像も、色々な付随効果を狙ってのアングルなのだろうとはよくわかるのですが、「はい、横になってー!」「はい、息を荒くしてー!」「ハイ、カット!」っていう声が横から聞こえてきそうですね・・・(笑)
いやいや、羽生選手が本気になったら、声も表情も、絶対にこんなもんじゃないでしょ!これはぜんぜんバテてないでしょ!って思わず言いたくなってしまい、笑ってしまう・・・ そんな映像です。
うーん、羽生選手にしては、甘いな・・・甘い甘い・・・って、あ、チョコだから、「甘~い♪」感じにする、むしろそれが狙いだったのか。
本当の練習シーンの映像を撮ってくれたほうが、自然で、羽生選手らしかったのではないかと思ったのですが・・・
そうか、それだと、甘くならないのか!
羽生選手の演技はいつも凄いけど、やはり本質的にはアスリートで、氷上でのあれはやはり、内側から自然と滲み出ているものだったり、抑えがたい情熱として湧き上がってきているものなんだろうな・・・と、そんな風に改めて思います。
羽生選手の氷上での演技は、いわゆる自己陶酔ナルシスト系の表現じゃない。
天才的な完全没頭型です。
だから、見つめているものが、「自分」じゃない―――そんな演技だと、私には思えます。
気にしていないから、テレがない。 怖いくらい、何の躊躇もない。
そこが抜きん出て素晴らしいし、だから紛れもなく本物だと思うし、見ていて非常に感動するんですけど。
CMでは、逆にテレも入り、ちょっと戸惑って硬くなっている感じの羽生選手が見られるのが、貴重といえば貴重ですね。
でも、羽生選手が、「自分で見るのが恥ずかしい」とコメントした気持ちが、よくわかる気がします。(笑)
CMでは特に、演技に集中しているときの表情と、カットー!の後に、羽生選手がホッと脱力した時の表情を使った、「一番最後の笑顔」が、一番自然で、素敵です。
私には、あれが一番、「甘く」見えます。(笑)
こちらは、メイキング映像↓
あっさりと、終わりだといわれてしまい、拍子抜けする羽生選手。 まだまだやる気だったようです。(笑)
普段の練習は、繰り返し何度も何度もやっているでしょうから、物足りなかったかも?
このあと数回やらせたら、また違った映像になっていたのかも。
ついでに、チョコレートタイムも、終わってしまいました!
インタビュー映像
このCMの狙いはどうやら、チョコの「なめらかさ」を羽生選手とスケートで表現したかったようです。
今期の目標で羽生選手は、ぜんぜん「甘く」ないことを言っています。(笑)
羽生選手の演技中映像を使うなら、ビター・チョコのほうが似合うかも?!
個人的には、金メダリストになってもなお、努力を惜しず、「挑戦を続ける」羽生選手をCMに使うような企業には、
ぜひとも、自社商品・・・その商品開発、味の追求においても「超一流」を目指して「挑戦し続けて」頂きたいと思います!!(笑)
ところで、チョコはチョコでも、羽生選手は(チョコクッキーの分類になる)、「コアラのマーチ」を食べるのでしょうか・・・?
・・・別に深い意味はないです。
なんとなく・・・ クマさんつながりイメージで、食べていそうな気がしたもので…。
羽生ファンの皆様におかれましては、羽生選手のせいで、ついうっかりチョコを食べすぎて、
「花になる」・・・どころか、気がついたら体型が 「プーさんになる」 なんてことがないように、十分にご注意下さい…!!
プーさんに似るのは、なんとか、「安定した笑顔」の部分だけに、留めておきたいものですね。(笑)
最後に、振付師の宮本賢二さんが、羽生選手のジャンプのすごさを解説して下さっている映像をどうぞ。↓
羽生選手のことを、いつも明るくて、ムードメーカーだとも仰っています。
CM内で出てくる、「みんなのエールに、最高の演技で応えたい!」っていう言葉。
ぜひ実現して下さい!
羽生選手がご自分でも納得できて、「最高の笑顔に」なれる、そんな演技を、今シーズンも楽しみにお待ちしております!!