P&Gのキャンペーンの宣伝会見で、プルシェンコさんが語られた、残りの映像部分が出てきました!
治療・リハビリ中への羽生選手へのメッセージとして語られた言葉の全体像が、これでほぼわかりましたので、
改めて載せておきます。
そして、前回の動画では出てこなかった部分で、特に重要かなと思われた部分を、一部書き出してみました。
(※ このページは、こちらのページの続きというか、補足として書いてあります。)
「羽生選手が声だけで出演した」と書かれた記事は見ましたけど、一体どういうことだったのかが、この映像動画でやっとわかりました。(笑)
動画23分から、羽生選手の出したクイズ、です。
これ、羽生選手の声を、事前録音したのでしょうか? (笑)
「クイズを事前にお預かりしている」と司会が語っていますから、きっと録音されてあったのでしょうね…!
さて、上に出てきたプルシェンコさんの発言で、前回の動画や、記事では出ていなかった内容や、前後がよくわからなかった部分で、特に重要だと思われたものを書き出してみます。
例の、4回転(ルッツ、他)のことについてのところです。
ルッツは必ずしも必要ない、と言い、他の要素のことに言及しつつも、その後、動画21分50秒あたりでさらに羽生選手の心情を考えつつ、このことを語っています。
(以下、通訳さんの日本語です。)
「ただ、4回転は彼は必ず、やってのけると思います。彼はそれを出来るし、彼は多分、それをしないではいられないでしょうから。
そして、エースですけれども、沢山出してくれると思います。」
沢山出す、というのは、複数種類の4回転ジャンプのことでしょうね。
動画 33分ごろから
「私が言いたいことは、 結弦君は、本当に冷静になって、頭脳明晰でパフォーマンスをしてほしいということ。そして何よりも重要なのは、怪我を治してほしいということ、そして健康第一ということを改めて強調したいと思います。
そして結弦君のいつもの明晰な、冷静な頭脳であれば、いつもの彼のプラス思考を発揮するということに尽きると思います。来たる五輪が、ベストの競技会となることを願っています。それから、彼に言いたいことはまだあります。
闘うのは、相手ではない。 闘うのは、他の選手ではない。 …(以下略)」
37分30秒から、4回転ルッツが今回必要あるかと問われれば、自分はそれについては疑問だ、との話。
41分10秒から、羽生選手へ、
「羽生選手は既に偉大なアスリートとして、ギネスに名前が載っているということ。前回の五輪で優勝したわけですし、世界選手権も何回もチャンピョンになっているので、全ては君の手の中にあるのだよということを伝えたいと思います。
つい先日もモスクワでグランプリの大会があったわけですけれども、日本からの応援だけで、5千人の人が応援に来たということです。
もちろん、羽生選手のファンは、日本だけではなくて、全世界にいるわけであって、ファンの皆さんは有り難いけれども、これは重圧にもなるということ。
『 君は勝たなければならない 』という重圧にもなるわけであって、彼はとても簡単ではない状況にいるわけです。
そこで、彼に何を、メッセージとして伝えるかというと、しばらくの間、閉ざされた、一種の自分を閉ざした状態にしたらどうですか、ということです。
友人、マスコミの皆さんから、ちょっと距離を置く。あるいは、他の色々な邪魔なものから距離を置いて、自分を一種、閉ざした状態にするということも必要かと思います。
と言いますのは、これから、彼が怪我が回復すれば、それだけでインタビューに答えて下さいということで様々な取材が殺到すると思うのですけれども、重要なのは、自分自身であり続けること。
そしてとにかく、最高潮のピークの状態でオリンピックに臨んで下さい、ということを伝えたいと思います。」
質問: 怪我をされた時の印象は?
「羽生選手が怪我をした瞬間を、実際に映像で見ることが出来ました。
4回転ルッツをして、そして酷い着地、本当に恐ろしい、怖い着地をしてしまったということで、もしあれが自分だったら、自分は壊れてしまったのではないかと思いました。 もちろん、ああいう映像は、誰にもプラスの感情はもたらさない情報です。」
…どんな状況でどんな風に怪我したのかは、伝わりましたけどね。普通の選手だったら、もっと大変なことになっているような気がしましたので、プルシェンコさんもショックだったのでしょうね。
48分35秒頃から~
「さっきの質問に補足をしたいと思いますが、今私たち、ここで結弦君について語っていますけれども、あたかも全てが彼にとって良くないと、まるで彼を見送るか埋葬するかのような暗い気持ちになっていがちですけれども、それは完全に間違っている、と。
100日しか残っていないというマイナス思考になるのは良くないと思います。
私たちは、彼はすべてうまくいくと思っているのですから、それを公にしないといけない。
私自身のこれまでの体験を語りますと、五輪に3回出場し、全ての、2006年、2010年、2014年の五輪の時も、五輪直前に手術をしました。
にも関わらず、私はちゃんと五輪で演技をした。
特にソチ五輪では五輪の9か月前に背骨の手術をしましたけど、本当に大きな手術をしましたけど、きちんと演技が出来た。
結弦君については、全てが上手くいく、全てが第一級の出来になるよ、ということを言いたいと思います。 おまけに、彼は手術をする必要がないわけですから。…(以下略)」
前回の動画で出てこなかった部分で、重要かな、と思われた部分だけを書き出してみました。
こんなに語ってくれていたんですね。 プルシェンコさんは。(笑)
羽生選手を、唯一無二の存在だと語ってくれています!
プルシェンコさんも、唯一無二の存在ですね!
そして、羽生選手や、プルシェンコさんだけでなく、今、ここを読んで下さっているあなたも、世界で唯一無二の存在ですよ!(笑)
羽生選手!
五輪前に、逆に色々なことが出来るチャンスをもらったと思って、日々、楽しく乗り越えて下さい…♪
羽生選手は、本当に素晴らしい人に憧れましたよね…!!(笑)
「悪魔の引き下げ専門エレベーター」に引き下げられそうになったら、どうしたら良いのか、
昨シーズン、散々やりましたけど、それを、羽生選手自身が、また実行してみせれば良いわけで、それを神様は望まれているのかもしれないですね…!
「神は真実な方です。 あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」
(コリントの信徒への手紙第一 10章13節 新約聖書・ 新共同訳より)
「 神を愛する者たち、つまり、ご計画に従って召された者たちには
万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」
(ローマの信徒への手紙 8章28節 新約聖書・ 新共同訳より )
「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。
あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」
(イエス=キリストの言葉
ヨハネによる福音書 8章31.32節 新約聖書 新共同訳より)
「およそ鍛錬(たんれん)というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になると、それで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです。」
(ヘブライ人への手紙 12章11節 新約聖書 新共同訳より)
このページは、こちらのページの内容の、補足となっています。 合わせてどうぞ。