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平昌五輪で3か月ぶりに試合に戻る、羽生選手の記者会見動画・一問一答と公式練習映像

2018-02-14 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 ※ 言葉を一部正しいものに修正しなおして、会見動画をUPしました。

公式練習のニュース動画をUPしました。

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本日、午前中に羽生選手のカンヌン・アイスアリーナのメインリンクでの公式練習がありました。

その時の様子が、こちらのニュース映像に映っています。

 

 

その後、羽生選手は記者会見で、この3か月間のことを含め、語った動画がこちらです。

 NHKの公式会見ノーカット動画 ←クリック

 

 

動画の言葉を、書き出してみます。

こちら、スポーツナビ、 毎日新聞記事 にも載っていますが、

以下の文は、より正確を目指して、私が書き出したものです。)

 

まずは一言コメントをお願いします。

 

 コメントと振られても、どうしたらいいか分からないんですけど(笑)

とりあえずケガをしてから3カ月間、本当に試合を見るだけでしたし、スケートも滑れない日々がすごく長くて、すごくきつい時期を過ごしましたけれど、こうして無事に五輪の会場で、メインのスケートリンクで滑れることができて、本当にうれしく思います。

だまだ試合が始まったわけではないですし、全然気を緩めるつもりはないですけれども、しっかりと集中しながら、できることをしっかりと、1つずつやっていきたいと思います。

 すみません、もう一個だけいいですか?

えっと、本当に自分がケガをして苦しい時期も、ですけども、本当に年が明けてからも、沢山、いろんな方々から、応援のメッセージを頂きました。そして本当に感謝の気持ちで、今いっぱいでいます。まだ試合が終わったわけではないので、こういうこのはちょっと変かもしれないですけど、たくさんのメッセージありがとうございました。そして、そのメッセージの力も、自分のスケートや演技につなげたいと思っています。

 

  過去も未来も関係ない。羽生選手がよくおっしゃる言葉です。2連覇が懸かる羽生選手にとってプレッシャーはどういうものでしょうか? そして平昌に懸ける思いも含めて聞かせてください。

 

 こうやって、こんなにたくさんの方々に囲まれて取材を受けるということもできる選手って、ほんとに限られてると思いますし、この数だけじゃなくて、ここにいる人々から、さらに多くの人々へ、そのメディアを通して見ている方々だったり、今日も(公式練習に)観客席にいる方々もいらっしゃいましたけど、そういったすごいたくさんの人々に、自分のスケートを見てもらえるんだなという気持ちでいっぱいです。

 それがプレッシャーという言葉にもなるのかもしれないですけど、僕にとってはやっぱり、久しぶりに試合で滑ることができるので、むしろその力を精いっぱい受け止めたいなと。そして、僕のことをほんとに待ち望んでくれた方々が、ここからさらに広がっていっぱいいると思うので、そういう方々にも、「見てて本当に良かったな」と、「待ってて良かったな」というような演技をできるように頑張りたいと思ってます。

 

  

3回転ジャンプ、4回転ジャンプを跳び始めたのはいつごろでどんな状況でしたか? そういうときに何にフォーカスしていましたか? 

 注意したことを先に。ジャンプを跳べるまでというか、リンクに乗れるまでですけど、まず、それまでがすごく長かったので、その間、陸上でジャンプのフォームだとか、イメージだとかそういうものを非常に、確固たるものに固めようとしていたということを非常にやってたので、氷上に乗り始めて最終的にジャンプが跳べるようになった時はもう、とりあえずそのイメージを氷上に移してやるという形でした。

 えっと… 跳び始めたのが、3回転が3週間…。トリプルアクセルは3週間前です。4回転がそうすると2週間…2週間… 2週間から2週間半前くらいだと記憶しています。はい。

 

ブライアン・オーサー・コーチは先に韓国入りした。その後はどのコーチとどのような練習を?

 クラブにはたくさんの先生がいるので、まずトレーシー・(ウィルソン・)コーチとスケーティングの練習もしっかりやりましたし、あとジスラン・(ブリアン・)コーチがずっといっしょにいてくれたので、ジスラン・コーチともにジャンプのフォームであったり、感覚であったり、そういったものを重点的に練習していました。

 

他の選手はいろんな苦労をすると精神的にも強くなると言う。羽生選手はどう思うか。

 えっと… うーん、特にけがをしたからっていう気持ちはないです。特にないですけれども、それからスケートが滑れなかった期間が2カ月くらいあって、その中で、スケートをたぶんしてたら、あの…学ぶ機会がなかったものがたくさんあったと思いますし、スケートができなかったからこそ、陸上でできたことだったり、本当に考えることができたこともたくさんあるので、そういった意味では全然2カ月間は無駄だったと思ってないし、むしろまた、たくさんのことを学べたなというふうに思ってます。

 

なぜ日本でこんなに人気があるのですか。あとティッシュカバーのプーさんについては。

 I don’t know  how to say. 何ですかね。とにかくソチオリンピックで優勝して、その時にオリンピックって、今までフィギュアスケートを見てない人も見てくれていたと思うので、その結果、こうやってたくさんの方がフィギュアスケートに興味を持って見てくれるようになったのが、良かったのかなというふうには思ってます。

 あと、プーについてですけど、まあ、あの本当にジュニアのころから、本当はちっちゃい頃からなんだろうけど、ジュニアのころからティッシュペーパーにずっとウィニーをつけていて、それでなんか、そしたらファンの方々がいっぱい投げこんでくれるようになって、そしたらなんか、お部屋の中が、全部プーさんになった感じです。

 

<元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんが質問> 

羽生さん、戻ってきてくれてありがとうございます。僕も同じけがをしたことがあって、申し訳ないですけど、僕は無理だと思ってたんです。無理だと疑った時期が絶対にあったと思うんです。そこをどうやって乗り越えました?

 …なんですかね。特に戻って来られるか戻って来られないか考えてなかったです。たしかに最初にけがをしてしまって、本当は、NHK杯の時に痛み止めを打ってでも出ようと思っていたんですけど、まだ足首が動かなくなってしまったので…痛みどころじゃなくて、それからこうやって2カ月たって滑るにあたっても、やはりなかなか難しいものがあったりして、これは治るんだろうかという考えてた時期もたくさんあったんですけれども、でも実際こうやって今滑れてますし、うん。それがすべてだなと思います。

 過去に考えていたことはたくさんあるし、もちろんネガティブなことばっかだったかもしれないですけど、でも今こうやってこんなにたくさんの方々の前でこうやってしゃべってますし、しかもその、悪いニュースじゃなくて、いいニュースとしてここでみなさんの前でしゃべっているので、もうとにかく今できることを、この平昌の、自分が本当に夢に描いていた舞台で、夢に描いた演技をしたいと思っています。

 

前向きで応援します(修造さん)

 ありがとうございます。

 

戻ってきてくださってありがとうございます。楽しみに待ってました。

 ありがとうございます。

 

このリンクで滑ってどんな思いがわいてきて、思いの変化はあったのか。個人戦へどんな調整をしていきたいか。

 えっと… うーんと… まず、メインリンクもそうですけど、まずこの韓国の地でこうやって滑ってみて、昨年の4大陸(選手権)の時もそうでしたけれども、非常に感覚がいいなというふうに思いました。

えー、もちろんまだ調整段階なので、まだまだやっていないジャンプだったりとか、まだやってないエレメンツ(要素)だったりとか、そういうものはたくさんあるんですけれども、徐々に徐々にその、自分の中でも計画があるので、その計画に沿って、また臨機応変に、自分のピークをつくっていきたいなというふうに思ってます。

まだ試合までに数えられるほどの時間はあるので、その時間を有効的に活用して、個人戦にピークが合うように、しっかりやっていきたいなと思ってます。

 

きょうは(フリーの曲をかけた練習で、4回転ジャンプは)2本のトーループ、2本のサルコウをやっていた。ループをやる可能性はあるか。あとソチの時より痩せたように見えるが、細くなったか。

 ソチの時は体重をちゃんと量ってなかったのでわからないんですけど、4年前よりも筋力がついてると思うので、体重はちょっと増えていると思います。ループに関しては、うーん、あまり言うことはないかなって思ってます。

 本当に作戦がすごい大事だと思ってるので、えっと、本当にたくさんの選択肢があるし、もちろん自分のなかでは、クリーンに滑れば絶対に勝てるという自信はあるし、そういうふうに本当に思っているので、そのクリーンに滑るプログラムを何にしていくかっていうのは、これから徐々に徐々に調子を上げていく中で、決めたいと思っています。

 

氷の上に乗ったのが1カ月前。短い間だが、どんなことにいちばん集中してやってきたのか。さらにどんなことがこれまで一番苦しかったのか。

 体力に関しては非常に不安でした。 あと、氷上に乗っていなかったので、自分の回転の感覚であったりとか、フィギュアスケートは陸上でできるものでもないですし、そこの感触、氷の感触であったり、スケートの感覚であったり、そういうものは不安ではありましたけど… ただ、でも滑ってみて1カ月こうやって経って、まぁ、ここにいるので、オリンピックに出れるって思えるぐらいの練習はしてこれてるので、問題はないです。

 あと、つらかったことって言われても、特にはないんですよね。ただひたすら、やるべきことをこなしてきましたし、もう、あの、これ以上ないことをしてきたので、何も不安要素はないです。

ただひたすら、今この場所で、やれることをやりたいと思っています。

 ありがとうございました。カムサハムニダ。Thank you very much.謝謝。Merci.スパシーバ。

 

 

 

最後に、6か国の言葉で、「どうもありがとうございます」を語った羽生選手。

日本語、韓国語、英語、中国語、フランス語、ロシア語、ですね。

グランプリシリーズが行われている国の言葉 プラス、今回の五輪開催地の韓国語を選んだようです。

…「辛かったことと言われても特にはない」「これ以上ないことをしてきたので、何も不安要素はない」と、今、そう思えているのなら、本当に良かったですね!(笑)

 

まずは、氷上に、そして試合に戻って来られた喜び、五輪に間に合った喜びが大きいようで、良かったですね!

 

まだ、構成等は明かさない戦略みたいですけど、

羽生選手にとって、ベストな選択が出来ますよう、最高の判断力と決断力が与えられますよう、主イエス=キリストの御名でお祈りしています!

試合の最後まで、全てが守られますように…! 

楽しく頑張れ~~~♪♪