本日は、2018年の12月7日です。(カナダ時間に合わせました。)
羽生選手、24歳のお誕生日、おめでとうございます~~~!!!
昨年までは、果たして24歳になるこの日の羽生選手を、現役選手として、
このブログで祝う日が来るのかどうかは不明でしたから、今は怪我療養中とはいえ、
羽生選手がやる気に満ちながら意欲的に挑戦している、
こんな日が来ていることを、まずは素直に感謝し、喜びたいと思います!!
羽生選手は数年前までは、平昌五輪で金メダルをとったら引退、
アイスショーに舞台を変えて活躍、というイメージをもたれていただけでなく、スケーターは怪我等で引退に追い込まれることも多いので、無事に現役を続けられること、そのうえで結果も出せること、素晴らしい演技が出来ることは、本当に感謝なことです。
もちろんプロスケーターに転向したとしても、私は全然構わないのですが、多くの人がテレビでその演技を見られる機会は確実に減ってしまうだろうと思いましたので…
でも、ご自分の未来を大事にして、目先の利害関係や周囲の期待で不本意な何かを強いられることなく、スケート人生を全うして、今後の人生を歩んでいってほしいと思います!
でも、ここ数年の試練を経験しながらも、その中で、人生のすべてをかけても良いと思うくらい自分はスケートが好きだ、という認識に至ったという羽生選手が、
五輪2連覇後も、ますます、アイスショーでも試合でも、今まで以上に素晴らしい演技を見せてくださって、とても嬉しい限りです。
今年は「原点」となるプルシェンコ選手の演技曲をフリーに選んでいる羽生選手。
羽生選手本人は、既に数えきれないほど観ていると思いますが、
やはり今年の羽生選手の誕生日に、改めてピックアップして贈りたい演技は、これだな、と。(笑)
2003~2004年シーズンの、プルシェンコ選手の、「ニジンスキーに捧ぐ」の数々と、2006年トリノ五輪・金メダルの時のフリー、「ゴッドファーザー」の演技を改めて載せて、羽生選手の24歳のお誕生日のお祝いとしてみたいと思います!
まずは、2003年~2004年シーズンの、スケートカナダの「ニジンスキーに捧ぐ」。スケートカナダですから、シーズン最初の頃の演技ですね。
この演技も、この後少しずつ変化していくのですが、最初はこんな感じだったということです。
動画最後の方で、引退を決めたライバルのヤグディン選手が客席にいるのが映っていますね。
こちらは、ロシアの国内選手権での演技。一番有名な、オール6点満点の演技です。
こちらは、シーズン最後の世界選手権での演技です。(プルシェンコさんは21歳)
シーズン最後だから、これがこの演技の集大成と思われる演技です。
ただし、「あ、あの皇帝・絶対王者プルシェンコ選手が、何でもないところで氷とお戯れになった~!(=コケちゃった!)」という、非常に珍しいところが見られるのですが、さすがプルシェンコさん、何事もなかったかのように立ち上がって演技を続けて、まるでそんな事実はまったくなかったかのように、最後は余裕のガッツポーズ! さ、さすがです!! もはや有無を言わさぬ迫力!!
まるで、2012年の世界選手権の、ロミオとジュリエットでの羽生選手のようですね!!
(注:もちろん、プルシェンコさんのこの演技の方がずっと先です。羽生選手は素晴らしい姿勢を学びましたね♪ )
何の憂いもない満面の笑みであいさつし、会場中を熱狂させて終えています。 王者の貫禄。(笑)
これを見てつくづく思いましたけど、確かに羽生選手は、プルシェンコさんの、見事なまでの後継者になりましたね。
今年の春~夏のアイスショーでも、プルシェンコさんは何度もこの演技を披露してきましたから、やはりこの曲はプルシェンコさんのイメージが強すぎて、羽生選手は大変だろうとは思いましたけど、
羽生選手の「Origin」は、やはり羽生選手の演技だから羽生選手らしくなってきていて、
ニジンスキーじゃないけれども、見事に「プル・ダイスキー」な迫力のある演技になってきたなと思いました!
今シーズン、羽生選手がこの音楽を選んだことで、初めてプルシェンコさんの昔の演技を見てみて、そのすごさに驚いたという人が大勢出てきているのは、羽生選手の狙い通りというか(笑)、羽生選手は、きっとそれもとても嬉しいのでしょうね!!
私は、そんな羽生選手がとても素敵だと思います!(笑)
ロシア大会の素晴らしいショート演技を終えた後、「明日、プルシェンコさんに向けて頑張ります!」とテレビカメラの前で高らかに宣言しちゃった羽生選手。
羽生選手がわざわざ、「プルシェンコさんに向けて」と言ったのです。この言葉の意味は重いです。
これがあったからこそ、フリー直前の練習で右足という重要な箇所を再び怪我してしまった羽生選手でしたが、それでも、最善を尽くして羽生選手が滑ろうとする可能性は極めて高いだろうと私は思いました。(怪我直後に、頭の中で演技構成を練り直している様子が映っていましたし…)
当初予定した演技はできなかったとはいえ、それでも限界の中で素晴らしい演技を披露し、プルシェンコさんに愛情あふれるメッセージをもらえて、羽生選手は表彰式ではとても幸せそうな良い表情でしたね!(笑)
羽生選手はきっと、今もその感情をいい意味でキープさせたまま、希望に燃えて前を向いていらっしゃることと思います!
さてこちらは、2006年トリノ五輪の時のフリーの演技「ゴッドファーザー」(プルシェンコ選手、23歳)
この音楽もまた、聴くと私の頭は自動的に、プルシェンコさんのイメージになります。(笑)
そしてこちらが、そのトリノ五輪の1年前のシーズン2004-2005年シーズンでのフリー、同じく「ゴッドファーザー」(ヨーロッパ選手権でのもの)
(プルシェンコ選手、22歳です)
すごくメリハリのきいた、かっこいい演技です。
当時のプルシェンコ選手に、羽生選手が夢中になったのもよくわかるのではないでしょうか。私はプルシェンコ選手のこの演技はかなり好きでした。これだけ観客も大熱狂していますから、多くの人を魅了していたと思います。
さて、次のものは、そのプルシェンコ選手のライバルだったヤグディン選手が、2002年のソルトレイクシティ五輪に続いて、直後の世界選手権でも金メダルをとり、初代3冠王(グランプリファイナル、五輪、世界選手権の3大トップ大会を全部制覇)になった時の、ショートの演技「Winter」です。
このブログでの、「羽生結弦選手の原点を知る!」のシリーズの、ヤグディンさんの紹介ページで、五輪の時の演技は載せていますので、今日はあえて、その後の世界選手権の時のほうの演技にしてみました。
羽生選手はこの時のヤグディン選手以来、2人目の3冠王となりましたね。ソチ五輪シーズンに、グランプリファイナル、ソチ五輪、世界選手権のすべてで金メダルを獲得しました。
この「Winter」は当時から人気が絶大で、ここでも、技術点で初の6点満点、芸術点でも6点満点を出したジャッジが複数出るほどの高評価となっています。解説者も、素晴らしいしか言っていません。(笑)
氷のカケラを空中に投げるのは、この時のヤグディンさんが初めてじゃないでしょうか。
羽生選手も「春よ、来い」で、こういう演出をとても素敵に、効果的に使っていますね!
得点を待つ間、隣にいるのは当時のタラソワコーチです。
さらにもう一つ、どうしても載せておきたいのが、こちら、同じ2002年の世界選手権・金メダルの時のエキシビション、「Overcome」とアンコールの「Winter」です。
五輪の時とはまたちょっと違っていますが、目が離せない演技です。
次は、最も印象的だった、プルシェンコさんの2006年トリノ五輪・金メダルの時のエキシビション。
すごいとしか言えないですね…!
そして最後に、私が最近見た、ものすごく素晴らしい演技を羽生選手の24歳のお誕生日に載せて贈りたいと思います!(笑)
羽生選手の技術と芸術性と素晴らしい感性とが、いかんなく発揮されている演技だと思うからと、これを選んだのはやはり、「春よ、来い」というタイトルだからと、
さらには、今日は羽生選手のお誕生日だから…
この原曲が日本でリリースされ大ヒットしていたのは、羽生選手が生まれた年の1994年~1995年だったことを私はよく覚えているので。
いろいろ思い出すと、本当に言葉を失ってしまいます…
神様のなさることは、本当に凄いですね…
羽生選手の24歳の1年間が、羽生選手にとって今までで一番の、神様からの祝福に満ちた、最高の1年となりますように…
そして、怪我で療養中やリハビリ中の12月の1か月も、本当に充実した実りある日々となりますよう、そして確実に足が癒されますように…!
必ず最高の春が訪れることを確信しつつ、さらにその祝福が、本当に必要のある多くの人たちに広がっていき、神様のご計画がなされていきますように、
全てを神様の御手に委ね、主イエス=キリストの御名でお祈りしています!アーメン。
最後に改めて、羽生選手、24歳、おめでとう~~~~♪♪♪