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国別対抗戦2021(大阪)・羽生選手のフリー「天と地と」演技動画とインタビュー一問一答・演技後の想いと今シーズンのこと

2021-04-19 | プロアスリート羽生結弦と日本の未来を応援する!

大阪で行われた、国別対抗戦2021 での、羽生選手のフリー「天と地と」の演技動画です。

こちらから ご覧いただけます。(クリックどうぞ)スポーツナビ 国別対抗戦2021 羽生選手フリー「天と地と」公式動画

 

 

こちらは、羽生選手がフリーの「天と地と」を終えた後の、一問一答です。

こちらの スポニチ記事より その1  続きその2  続きその3  より(感謝です!)

 

――フリーを終えて。
 「まあ悔しい気持ちはもちろんありますけど、でも、まあ世界選手権を終えて、まあ2週間、正直、普通の生活ではなかったですし。まあ気持ちだとか、まあ食事も普通のようには摂れなかったですけど、まあそんな中でも『よくやった』って言ってあげたいような内容だったと思います」

 ――この大会はどんな大会だったか。
 「みんなが光だったなって思います。あの、僕が今回、ショートの時もフリーの時も、点数見て『ああ、苦しかっただろうけど、頑張ったんだろうな』ってことをチームメートの演技をまたあらためて感じて。それがある意味、導きの光のように、すごくすごく強い力をくれて。僕が先輩として、なんとかがんばんなきゃなって、ある意味、普通とは違う力をいただけた試合だったとも思います」

 ――上杉謙信をどう表現したのか。
 「えっと、まず、自分がフリープログラムとして演じる時に、どのように自分がプログラムを演じたいか、どんなテーマで演じたいかということをすごく考えました。結果として、いろんな曲を聞いた結果として、僕はある意味、僕自身でいられる、そんなテーマがいいのかなと思いました。そこで見つかったのがこの曲で、僕自身、上杉謙信公にすごく、共通している部分があったり。また、闘いに挑む姿勢、またはそこに伴う犠牲や、または他者を思いやる慈愛だったり、いろんなところが僕もそのような人でありたい、選手でありたいというふうに思ってこのプログラムにしました。えっと、振付の中では刀を振ったり、または出陣の合図をしたり、そういった振付もありますけれども、まあ、みなさんがどういうふうに受け取ってくださるかは、みなさんそれぞれでいいと思ってます。このプログラムはほんとに考える自由度が高いプログラムだと思っていますし、僕もぜひ、みなさんのその1つ1つの振付やジャンプの表情だったり、そういったものから受けた物語、背景みたいなものを少しでも触れられたら嬉しいなと思いながら滑っています」

――(海外メディアから)今週、喘息で問題はあったか。北京に行って喘息の問題が出ることは。
 「(英語で)ふふ。北京五輪のことは考えていません。今年、東京五輪が開催されるといいなと思っています。(日本語で)あ~。ちょっと待ってください。ふふふふふ。OK。えっと。(英語で)僕はぜんそくの問題は抱えていませんし、この大会に向けて体調は問題なかったです。演技に関しては、どちらのプログラムにも、とても自信を持っています。ショートプログラムで少しミスはありました。今日のフリーでも4回転サルコーで大きなミスはありましたけど、これまでやってきた準備に失望はしていません。またこれから、もっともっと練習が必要だなと思っています」

 ――4回転サルコーは。
 「かなり慎重にいってて。え~、まあ形も悪くなかったと思うんですけど。まあ、不運というか。自分が跳んだ穴に思いっきり入ってしまったので。自分自身、これはちょっと自分の性格上しようがないのかなと思うんですけど、かなり同じところで跳べるんですね、普通よりも。だから同じような穴にはまって突っかかってしまうことが結構あるので。今回それが。ほんとにわずかエッジの幅なんで。わずか、なんぼだろ、何センチくらいですかね。まあエッジの幅くらいの溝なんですけど、そこにしっかりとはまりました。(6分間練習の穴か)たぶんそうだと思います」

 ――最後の3Aに向かう気持ちは。
 「えっと、まず。ここ2試合の間でトリプルアクセルがあまりにもうまく決まらなくて、すごくショックを受けていたというか。悔しかったというか。なんか、トリプルアクセルというジャンプに対してすごく申し訳ないなという気持ちでいました。だからきょうはなんか、最後の最後は、もちろん世界選手権の記憶とかもかぶりましたけど、でも、絶対にきれいに決めてやるんだって。4回転半に続く道をここで示すんだっていう気持ちでトリプルアクセルに挑みました。疲れた中であれだけ、うんと、あれだけスピードも落ちてきている中で、まあわざと落としていますけど、あそこは。表現として。ただ、その中でも自分でも力を感じることなく非常にスムーズに軸に入って、高さのあるいいジャンプだったと思います。今できる自分のベストのトリプルアクセルだったと思います」

――今季最後の滑り。今季最後という思い、来季への思いは。
 「もちろん今シーズン始めに滑ったようなフリーがしたかった気持ちは強くあります。ただ、全日本の時と違って世界選手権もなかなか試合の練習をしないで行きましたし。今回も世界選手権終わってから、ずっと体調が良かったわけではなかったので。まあストレスもあったり、かなり疲れもあったり、お腹も壊していたり。いろんなことがあった中で、こうやって、あの~、まあちょっと不運なミスがあったなとは思うんですけど。でも、最後の最後まで、このプログラムに寄り添って、世界選手権とは違って、ほんとにこのプログラムの曲を感じながら、そして、みなさんの鼓動だとか呼吸だとか、祈りとか、そういうものを感じながら滑ることができたので、ある意味、満足しています。で、なんだっけ。来シーズンに向けて、だっけ。来季に向けては、えーと、来季に向けてという意味では今シーズン、やっぱりアクセル、4回転半が入れられなかったことはすごく残念に思います。ただ、4回転半を練習してきたからこそ、見えてきた曲とのつながりとか、またはトリプルアクセルとの違いとか、他のジャンプへの体の使い方の考え方とか、いろんなことが見つかっています。そういった今の知識、経験、いろんなものを結集させて、来季4回転半目指して、そして4回転半が揃った完成された演技を目指して、頑張っていきたいと思います」

 ――今大会の収穫と課題は。
 「えっと、自分の穴にはまらないようにするためには、他のところで跳べっていう話なんですけど。でも、今までそれも何回かやってきて、結果ダメだったので。ぼくはやっぱり自分が信じる道、自分がそれほどまでに精密にできるということが、たぶん自分の強みだと思うので。9割跳べるとかじゃなくて、100%跳べるというふうにコントロールできるのが自分の強みだと思いますし。それがGOE、ここまで届くきれいなジャンプに、昨日のサルコーのようなジャンプにつながると僕は思っているので。しっかりと、え~、自分の強みを磨いていきたいなというふうに思います。今回の収穫としては、課題はいっぱいありますけど、アクセル久しぶりにきれいに降りられた~ってとこですかね。正直、ループも完璧ではなかったですし、トーループもコンビネーションちょっと外れてしまったりとか、いろいろありましたけど、何よりもこのプログラムに寄り添って、最後のアクセル、久しぶりに自分のトリプルアクセルだと思えるような、スパンとしたアクセルが跳べたんで。ショートのことはショートのことでサルコーも良かったし。なんか久しぶりに自分のジャンプが跳べたなっていう気持ちで今います。ありがとうございました」

 

こちらのスポニチ記事より

――この大会はどんな大会だった?
 「みんなが光だったなと思います。SPの時もフリーの時も“苦しかっただろうけど、頑張ったんだろうな”ってことを演技で感じた。それがある意味、導きの光のように、凄く凄く強い力をくれて。僕が先輩として何とか頑張んなきゃと、ある意味、普通とは違う力をいただけた試合だった」

 ――ミスのあった4回転サルコーは?
 「不運というか(6分間練習で)自分が跳んだ穴に思いっ切り入ってしまったので、どうしようもなかった。自分は同じところで跳べる。エッジの幅くらいの溝にしっかりはまりました」

 ――今季最後の演技だった。
 「世界選手権とは違って、本当にこのプログラムの曲を感じながら、皆さんの鼓動、呼吸、祈りを感じながら滑ることができたので、ある意味、満足している」

  ――大会の収穫、課題は?
 「収穫はアクセルを久しぶりにきれいに降りられた~ところですかね(笑い)。正直(4回転)ループも完璧ではなかった。トーループもコンビネーションがちょっと外れてしまった。SPでサルコーも良かったし、久々に自分のジャンプを跳べたという気持ち」

 

こちらの朝日記事より

――フリーを終えて今の気持ちは。

 「悔しい気持ちはもちろんありますけど、世界選手権を終えて2週間、普通の生活ではなかったですし、気持ちや食事も普通のようにはいかなかった。そんな中でもよくやったって言ってあげたい内容だった」

 ――今大会は「誰かの光に」というテーマだったが。

 「みんなが光だったなと思います。僕が今回ショートの時もフリーの時もチームメートの演技をみて改めて感じて、それがある意味導きの光になった。僕が先輩として何とか頑張らなきゃなと、ある意味普通とは違う力をいただけた試合だと思います」

 ――羽生選手は仙台市出身なので、伊達政宗を演じるんじゃないかと期待していたのですが、なぜ上杉謙信を選んだのか。

 「フリーを演じる時にどのようにプログラムを演じたいか、どんなテーマで演じたいかということをすごく考えました。結果として、僕はある意味、僕自身でいられるそんなテーマが一番いいのかなと思いました。そこで見つかったのがこの曲。僕自身、上杉謙信公に共通的な部分があった。また戦いに挑んで、またはそれに伴う犠牲やまたは他者を思いやる慈愛だったり、いろんなところが僕もこのような人でありたい、選手でありたいと思ったので、このプログラムにしました。振り付けの中では刀を振ったり、出陣の合図をしたり、といった振り付けもありますけど、みなさんがどういう風に受け取ってくださるかはそれぞれでいいと思っています。みなさんがどういう風に受け取ってくれるか、考える自由度が高いプログラムですし、僕もぜひみなさんの、一つ一つの振り付け、ジャンプの表情だったり、そういったものから受けた物語、背景みたいなものを少しでも触れられたらうれしいなと思いながら滑っています」

 ――今週はぜんそくの影響はあったのか。北京五輪に行ってぜんそくの問題はありそうか。

 「北京五輪のことは僕はまだ考えられません。願わくばまずは東京五輪が開催できる現実のものになれば。まずはそれを願っています。東京が本当に開催されるかどうかをまず考えないといけないと思います。ぜんそくに関してはまったく問題ないです。この大会では好調でしたし、何もぜんそくの影響はありませんし、このプログラムも自信を持っていたので大丈夫でした。少しミスがショートでもありました。僕もフリーのプログラムでも4回転サルコーが大きなミスがあったことが残念だったので、もっとトレーニングをしたいなと思っています」

 ――4回転サルコーは違和感があったのか。

 「かなり慎重にいっていて、形も悪くなかったと思うんですけど、不運というか、自分が跳んだ穴に思いっきり入ってしまったので、もうどうしようもなかったです。自分自身、これはちょっと性格上しょうがないと思うんですけど、かなり同じところで跳ぶんです。同じところで突っかかってしまうことがあるので、今回わずかエッジの幅ぐらいの溝なんですけど、そこにしっかりとはまってしまいました」

 ――最後のトリプルアクセルがきれいで高かったが、最後に向かう時はどんな思いだったのか。

 「まず、ここ2試合の間でトリプルアクセルがあまりにもうまく決まらなくて、すごくショックを受けていたというか、悔しかったというか、トリプルアクセルというジャンプに対してすごく申し訳ない気持ちでいました。だからきょうは最後の最後、もちろん世界選手権の記憶とかもかぶりましたけど、絶対にきれいに決めてやるんだと思って、4回転半に続く道をここで示すんだという気持ちでトリプルアクセルに挑みました。疲れた中で、あれだけスピードも落ちてきている中で、あそこは表現としてわざと落としていますけど、その中でも自分でも力を感じることなく非常にスムーズに軸に入って高さもある、自分のできるベストのトリプルアクセルだったと思います」

 ――今季最後の滑りでしたが、今季の振り返りと来季への思いは?

 「もちろん今季初めに滑ったフリーをしたかったという気持ちは強くあります。ただ、全日本の時と違って、世界選手権もなかなか試合の練習をしないで行きましたし、今回も世界選手権が終わってからずっと体調が良かったわけじゃなく、ストレスもあったり、かなり疲れもあったり、おなかも壊していたり、いろんなことがあった中で、こうやってちょっと不運なミスもあった。でも、最後の最後までこのプログラムに寄り添って、このプログラムの曲を感じながら、皆さんの鼓動や呼吸などを感じながら滑ることができたので、ある意味満足しています。来季に向けて、今季4回転半が入れられなかったのはすごく残念に思います。ただ、4回転半を練習したからこそ見えてきた曲のつながりとか、トリプルアクセルとの違いとか、他のジャンプとの体の使い方の違いが見つかっています。そういった知識、経験、いろんなものを結集させて、来季4回転半を目指して、4回転半がそろった完成された演技を目指して頑張っていきたいと思います」

 

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